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今年も注目の上がり馬多数! 第109回【京都記念】

2016年2月14(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第109回【京都記念】。
GIレースに照準を合わせた現役トップクラスの古馬が闘うこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【京都記念】歴史!

inyofu 本競走は、1942年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走として創設され、当初は京都競馬場・芝3500m(外回り)を舞台に、春と秋の年2回行われていた(1944年の春から1947年の春まで第二次世界大戦の影響により開催中止)。その後、秋の競走は1951年から4歳(現3歳)以上に変更されたのち、1984年に廃止された。
inyofu 創設以降、幾度かの条件・距離の変更を経たのち、1994年に負担重量が別定に変更されてからは、斤量面で実績馬が参戦しやすくなり、上半期のビッグレースを目指す有力古馬が本競走を始動戦とすることが多くなった。
過去10年の優勝馬にはアドマイヤムーンやブエナビスタ、ラブリーデイなどがおり、GI級古馬の年明け1戦目として使われるケースも多い。

2015年【京都記念】

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昨年の京都記念では3番人気ラブリーデイが、キズナやハープスターといったGI馬を退け勝利した。

【京都記念】レース傾向

inyofu 当レースと近い距離のGI で好走経験のある馬が中心
過去10年の3着以内馬延べ30頭中、2006年2着のサクラセンチュリー、同3着のマーブルチーフ、2010年2着のジャガーメイルを除く27頭は、JRAの芝2000~2500mのGI・JpnI で9着以内に入った経験がある馬だった。なお、前述のジャガーメイルには、2008年の香港ヴァーズ(G1、シャティン・芝2400m)で3着となった経験があった。まずは、芝2200m前後のGI での実績をチェックしておきたい。
inyofu 前年以降にGI やGII で好走経験のある馬が優勢
過去10年の3着以内馬延べ30頭中28頭は、前年以降にJRAのGI・JpnI またはGII・JpnII で4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は連対例がなく、3着内率も5.0%にとどまっている。たとえ実績上位でも、前年の年明け以降にGI やGII で上位争いをしていない馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu 基本的には前走好走馬が強い
過去10年の3着以内馬延べ30頭中16頭は、前走の着順が「3着以内」だった。該当馬は3着内率も38.1%と比較的高い。どちらかと言えば前走で上位争いをしていた馬が強いレースである。
inyofu ただし、前走の着順が「4着以下」だった馬のうち、そのレースが「JRAか海外のGI」だった馬は3着内率39.1%と優秀な好走率をマークしている。前走が国内外のビッグレースだった馬は、巻き返す可能性もそれなりに高いと見てよさそうだ。
inyofu 前走との間隔が詰まっている馬は割り引き 過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、前走との間隔が「中5週以上」だった。一方、「中4週以内」だった馬は連対例がなく、3着内率も6.8%にとどまっている。臨戦過程を比較する際は、前走との間隔に余裕がある馬を重視すべきだろう。
inyofu 近年はGI ウイナーが勝ち切れていない点に注意
2011年以降過去5年の優勝馬5頭は、いずれもJRAのGI で優勝経験がない馬だった。これら5頭が〔表1〕、〔表2〕で挙げた条件をクリアしていた点も共通しているように、基本的には実績馬を重視したいところだが、GI を優勝した経験がある馬は過信禁物と見るべきかもしれない。
京都記念のレース傾向では、【JRA芝2000~2500mのGIで9着以内に入った経験がある】【前年以降にJRAのGIまたはGIIで4着以内に入った経験がある】【前走3着以内or前走がJRAか海外のGI】【前走との間隔が中5週以上】の馬が好走する傾向にある。また、近年では【JRAのGIで優勝経験がない】馬の方が好走しているというデータもあり、頭の片隅には入れておきたい情報だ。

第109回【京都記念】登録馬!

inyofu アドマイヤデウス 57 岩田康誠
コスモロビン 56 未定
サトノクラウン 56 M・デムーロ
ショウナンバッハ 56 田辺裕信
スズカデヴィアス 56 藤岡佑介
タッチングスピーチ 53 未定
トウシンモンステラ 56 福永祐一
トラストワン 56 F・ヴェロン
トーセンレーヴ 56 S・フォーリー
ヒストリカル 56 田中勝春
マイネルディーン 56 未定
ミュゼゴースト 55 和田竜二
ヤマカツエース 56 池添謙一
レーヴミストラル 56 川田将雅
ワンアンドオンリー 57 内田博幸
GI馬ワンアンドオンリーも登録されているが、今年の京都記念ではGI未勝利の上がり馬が主役になると思われる。

第109回【京都記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 レーヴミストラル 2.8
2 ヤマカツエース 4.1
3 タッチングスピーチ 4.8
4 サトノクラウン 7.2
5 アドマイヤデウス 8.5
6 トーセンレーヴ 12.5
7 ショウナンバッハ 16.8
8 ワンアンドオンリー 19.4
9 スズカデヴィアス 26.5
10 ヒストリカル 26.6
現時点での予想オッズでは、前走で重賞を制したレーヴミストラルやヤマカツエースに人気が集まっている。

第109回【京都記念】有力馬は!?

【JRA芝2000~2500mのGIで9着以内に入った経験がある】【前年以降にJRAのGIまたはGIIで4着以内に入った経験がある】【前走3着以内】【JRAのGIで優勝経験がない】レーヴミストラル
inyofu 前々走の金鯱賞(8着)は緩みのないペースに戸惑った印象だが、スローペースになった前走の日経新春杯では、楽な追走から最後の直線であっさり差し切って優勝。今回も、道中のペースが鍵となりそうだ。
【前年以降にJRAのGIまたはGIIで4着以内に入った経験がある】【前走3着以内】【前走との間隔が中5週以上】【JRAのGIで優勝経験がない】ヤマカツエース
inyofu 中山・芝コースのようなタフな馬場を得意とする馬。京都・芝コースでも優勝経験はあるものの、速い時計が出やすい馬場への対応は鍵だろう。初めてとなる芝2200mの距離をこなせるかどうかもポイントになりそうだ。
【JRA芝2000~2500mのGIで9着以内に入った経験がある】【前年以降にJRAのGIまたはGIIで4着以内に入った経験がある】【前走3着以内】【前走との間隔が中5週以上】【JRAのGIで優勝経験がない】タッチングスピーチ
inyofu 今回は3か月ぶりのレースになるが、気性的に休養明け初戦から能力を発揮できるタイプ。中間はしっかりと乗り込まれているので、多少の馬体重増加はあったとしても、マイナス材料にはならないだろう。

2016年2月14(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第109回【京都記念】。 
近年ではGI馬よりもGI未勝利の上がり馬が活躍しており、今年も上がり馬同士の戦いとなりそうだ。
前走でも重賞を制したレーヴミストラルとヤマカツエースに注目が集まっているが、レーヴミストラルは道中でのペース配分と中4週でのローテーション、ヤマカツエースは高速馬場への対応と200mの距離延長が不安要素。
そこで本記事で推したいのは、前走と同じ条件での連戦となるタッチングスピーチだ。3カ月の休養明けながら鉄砲は利くタイプなので不安要素は少ない。初めての牡馬との対決になるが、乗り替わりが決まった福永祐一騎手の手腕に期待したい。

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