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下剋上なるか?砂の黄金世代が歴戦の古馬に挑む!第33回【フェブラリーS】

2016年2月21日(日)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIレース、第33回【フェブラリーS】。
今年初のGIレースでありダートの頂上決戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【フェブラリーS】歴史!

inyofu 本競走は、現在JRAで行われているダート重賞競走では一番古い歴史を持ち、創設時から東京競馬場・ダート1600mを舞台に行われている。
inyofu 1984年に創設された、GIII のハンデキャップによるダート重賞『フェブラリーハンデキャップ』が本競走の前身で、1994年にGII に格上げのうえ、負担重量を別定に変更し、レース名も『フェブラリーステークス』に改称された。
1997年にJRA初のダートGIに格上げされて以来、数々の名勝負が繰り広げられてきたフェブラリーS。上半期のダート最強馬決定戦に位置付けられており、歴代優勝馬にはゴールドアリュールやヴァーミリアン、エスポワールシチーなどが名を連ねている。

2015年【フェブラリーS】

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昨年のフェブラリーSでは、1番人気コパノリッキーがインカンテーションに半馬身差をつけて連覇を果たした。

【フェブラリーS】レース傾向

inyofu 単勝オッズ別の成績に注目
過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、「2.9倍以下」の支持を受けて4着以下に敗れたのは、2012年のトランセンドのみ(単勝1.5倍、7着)。続く「3.0倍~6.9倍」のエリアも3着内率60.0%をマークするなど、上位人気馬が上々の成績を残している。それに対し、「7.0倍~9.9倍」からは連対馬が出ておらず、「10.0~19.9倍」からは2着馬が4頭出ているものの苦戦傾向にある。それを考えると、「20.0~29.9倍」から優勝馬2頭を含む3着以内馬4頭が出ている点は、注目に値するだろう。
inyofu 前走のレースにも要注目
過去10年の前走のレース別成績を調べると、「チャンピオンズC(ジャパンカップダートの名称で行われていた2013年以前を含む)」から直行した馬が好成績を残している。また、「川崎記念(川崎)」や「東京大賞典(大井)」という、地方競馬のビッグレースから臨んだ馬も好成績。対して、いまひとつの成績となっているのが「年明け以降に行われた関東圏のJRAダート重賞」に出走していた馬。過去10年で延べ58頭が該当し、2012年こそ前走が根岸Sだった2頭のワンツー決着となったが、それ以外の馬はすべて3着以下に敗れている。
inyofu 前走で3着以内だった馬が好成績
過去10年の前走の着順別成績を調べると、フェブラリーSで3着以内に入った馬の大半は、前走でも3着以内に入っており、4着以下だった馬は好走率からも苦戦していることがわかる。ちなみに、前走で「5着」だった馬が3着以内に3頭入っているが、その3頭には「前年のマイルCS南部杯(盛岡)を優勝していた」という共通点があった。また、昨年3着のベストウォーリアは前走(チャンピオンズC)で11着に敗れていたが、同馬は前年のマイルCS南部杯を制していた。
inyofu 前年秋の成績がカギ?
過去10年のフェブラリーSでは、「前年の10~11月にGI・JpnI で3着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。今年も出走各馬の前年秋の成績をチェックして、昨年の10~11月にビッグレースで上位争いに加わっていた馬をマークしておくことをおすすめしたい。
inyofu 近走で重賞を圧勝していた馬が3連勝中
過去3年のフェブラリーSでは、「3走前までに重賞で2着馬に3馬身以上の着差をつけて優勝していた」という馬が勝利している。近走での勝ちっぷりという点にも注目した方がよさそうだ。
フェブラリーSのレース傾向では【単勝オッズ6.9倍以下】【前走がチャンピオンズCか川崎記念か東京大賞典】【前走で3着以内】【前年のマイルCS南部杯を優勝していた】【前年の10~11月にGI・JpnIで3着以内に入っていた】【3走前までに重賞で2着馬に3馬身以上の着差をつけて優勝していた】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第33回【フェブラリーS】登録馬!

inyofu アスカノロマン 57 太宰啓介
グレープブランデー 57 F・ヴェロン
コパノリッキー 57 武豊
コーリンベリー 55 松山弘平
ゴールデンバローズ 57 未定
サノイチ 57 勝浦正樹
サージェントバッジ 57 柴山雄一
スーサンジョイ 57 和田竜二
ノンコノユメ 57 C・ルメール
パッションダンス 57 三浦皇成
プロトコル 57 未定
ベストウォーリア 57 戸崎圭太
ホッコータルマエ 57 回避予定
ホワイトフーガ 55 大野拓弥
マルカフリート 57 石橋脩
モンドクラッセ 57 田辺裕信
モーニン 57 M・デムーロ
ロワジャルダン 57 横山典弘
ローマンレジェンド 57 内田博幸
フルゲート16頭に対して20頭の登録があった今年のフェブラリーS。GI10勝のホッコータルマエはドバイワールドCに直行予定のため、回避は濃厚となっている。

第33回【フェブラリーS】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ 
1 ノンコノユメ 2.0
2 モーニン  5.4
3 ベストウォーリア 6.4
4 コパノリッキー 6.8
5 ホワイトフーガ 13.7
6 ロワジャルダン 14.4
7 アスカノロマン 21.5
8 ホッコータルマエ 23.7
9 グレープブランデー35.5
現時点での予想オッズでは、連覇を果たしたコパノリッキーよりも上がり馬であるノンコノユメやモーニンに人気が集まっている。もしホッコータルマエが出走することになれば、オッズは大きく変動するだろう。

第33回【フェブラリーS】有力馬は!?

【単勝オッズ6.9倍以下】【前走がチャンピオンズC】【前走で3着以内】ノンコノユメ
inyofu ダート界の強豪が相手となった前走のチャンピオンズCで2着に入り、ポテンシャルの高さをアピールした。加速するまでに時間を要するタイプだけに、直線が長い東京・ダート1600mはベストの舞台と言えるだろう。

【単勝オッズ6.9倍以下】【前走で3着以内】モーニン
inyofu 前走の根岸S(1着)はプラス10キロの馬体重(526キロ)での出走で、次を見据えた仕上げにも見えたが、3番手追走から直線楽に抜け出して快勝。まだまだ余裕が感じられる内容だった。GI 初挑戦になるが、能力は決して引けを取らない。

【単勝オッズ6.9倍以下】【前走で3着以内】【前年のマイルCS南部杯を優勝していた】【前年の10~11月にGI・JpnIで3着以内に入っていた】ベストウォーリア
inyofu ダート1600mでは、2014年と2015年のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡)2連覇を含め〔5・2・2・1〕と抜群の安定感を誇る。昨年の本レースでは勝ち馬のコパノリッキーから0秒2差の3着に好走しており、今年も目が離せない。


2016年2月21日(日)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIレース、第33回【フェブラリーS】。 
コパノリッキーやグレープブランデーといった実績のある古馬よりも、ノンコノユメやモーニン、ホワイトフーガなどの4歳馬に注目が集まっており、世代交代の気配を感じる。
特にノンコノユメは、前走のチャンピオンズCこそ2着に敗れたが、それまでは4連勝をマーク。3歳時にも古馬トップクラスと十分張り合える力を持っていたことから、明け4歳初戦のここでも期待大。東京ダート1600mは5戦して4勝・3着1回と好相性。世代屈指の切れ味は、直線の長い東京競馬場でこそ活かされるだろう。

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