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ミッキーアイルリベンジなるか?高松宮記念前哨戦!第60回『阪急杯』

2016年2月28日(日)に阪神競馬場で行われる芝1400メートルのGIIIレース、第60回『阪急杯』。
高松宮記念の有力馬が激突するこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

『阪急杯』歴史!

inyofu 1957年に従来行われていた『阪神記念』を廃止し、新たに4歳(現3歳)以上のハンデキャップ競走として創設された『宝塚杯』が本競走の前身である。創設当初は6月に阪神競馬場・芝2200mで行われていたが、1960年に現在の名称『阪急杯』に改称され、距離は芝1800mに短縮された。
inyofu その後、幾度かの距離変更、開催場・開催時期の変更を経て、1996年に短距離重賞路線が整備されて高松宮杯(現高松宮記念)が芝1200mのGI に昇格したことに伴い、本競走も芝1200mに変更された。翌1997年に開催時期が2回阪神開催に移設され、5歳(現4歳)以上の競走となり、高松宮記念の前哨戦に位置付けられた。2000年に高松宮記念が3月下旬に繰り上げられたため、本競走も現行の1回阪神開催の開幕週に移設され、負担重量も別定に変更となった。また、2006年からは距離を1400mに変更して行われている。
2014年からは優勝馬に対し高松宮記念の優先出走権が与えられるようになった阪急杯。近年の優勝馬にはロードカナロアやコパノリチャードなどがおり、高松宮記念の有力馬を見い出す意味でも重要なレースとなっている。

2015年『阪急杯』

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昨年の阪急杯では、2番人気ダイワマッジョーレがコパノリチャードやミッキーアイルといった有力馬を退け、勝利した。

『阪急杯』レース傾向

inyofu 臨戦過程に注目
過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、前走が「JRA、地方、海外の重賞」だった。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率4.4%と苦戦している上、2010年以降に限れば〔0・0・0・28〕と好走例がない。重賞以外のレースを経由してきた馬は割り引きが必要だ。
inyofu また、過去10年の出走馬について前走の着順と勝ち馬とのタイム差別に成績を調べると、前走が「2着以下で勝ち馬とのタイム差が0秒7以上、もしくは競走中止」だった馬の3着内率は8.8%にとどまっている。直前のレースで大きく負けてしまっていた馬も評価を下げるべきだろう。
inyofu 高齢馬は割り引き
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」だった馬は3着内率9.8%と苦戦している。高齢馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu なお、「6歳以上」の馬の中で3着以内に入った8頭のうち、2006年1着のブルーショットガンを除く7頭は、前走の着順が「4着以内」だった。直前のレースで「5着以下」に敗れていた「6歳以上」の馬はさらに評価を下げたい。
inyofu 阪神の重賞で好走経験がある馬に注目
過去3年の3着以内馬9頭は、いずれも前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で4着以内に入った経験がある馬だった。なお、この条件に該当する馬は2010~2012年の3年間においても〔1・3・2・6〕(3着内率50.0%)と高い好走率をマークしている。近年は当レースと同じ阪神・芝コースの重賞で好走した実績のある馬が優勢だ。
inyofu GI かGII で優勝経験のある馬が3連勝中
過去3年の優勝馬3頭は、いずれもJRAのGI かGII で優勝経験のある馬だった。近年の傾向を重視するなら、当レースよりも格の高いGI やGII を制した経験がある馬に注目すべきだろう。なお、この3頭は前走がJRAか海外の重賞だった点、前走の着順が1着、もしくは2着以下で勝ち馬とのタイム差が0秒6以内だった点、前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で3着以内に入った経験があった点も共通している。
阪急杯のレース傾向では【前走が重賞・順位が2着以下で勝ち馬とのタイム差が0秒7以上の場合は割引】【5歳以下・6歳以上の場合、前走の着順が4着以内】【前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で4着以内に入った経験がある】【JRAのGIかGIIで優勝経験がある】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第60回『阪急杯』登録馬!

inyofu エールブリーズ 56
オメガヴェンデッタ 56
カオスモス 56
ケントオー 56
サカジロロイヤル 56
サドンストーム 56
ゼロス 56
ダイワマッジョーレ 56
タガノブルグ 56
ダノンシャーク 57
ティーハーフ 56
ニシノビークイック 56
ヒルノデイバロー 56
ブラヴィッシモ 56
マイネルアウラート 56
マイネルエテルネル 56
ミッキーアイル 57
ミッキーラブソング 56
ルルーシュ 56
レッツゴードンキ 55
フルゲート18頭に対して20頭が登録されており、登録段階ではエールブリーズ、カオスモス、ニシノビークイックの3頭のうち2頭が除外となる。

第60回『阪急杯』予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ミッキーアイル 2.5
2 レッツゴードンキ 4.2
3 ミッキーラブソング5.0
4 オメガヴェンデッタ8.5
5 ダノンシャーク 10.3
6 ティーハーフ 11.8
7 ケントオー 17.8
8 ダイワマッジョーレ27.7
9 ヒルノデイバロー 34.0
10 ブラヴィッシモ 41.8
11 マイネルアウラート47.0
12 サドンストーム 58.6
13 タガノブルグ 98.8
14 マイネルエテルネル 108.2
現時点での予想オッズでは、昨年の2着馬ミッキーアイルに人気が集まっており、桜花賞馬レッツゴードンキがそれに続くかたちとなっている。

第60回『阪急杯』有力馬は!?

【前走が重賞】【5歳以下】【前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で4着以内に入った経験がある】【JRAのGIかGIIで優勝経験がある】ミッキーアイル
inyofu ミッキーアイル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は前走の香港スプリントで7着に敗れたが、ここに入れば実績・実力ともに上位。海外遠征帰り、主戦の浜中俊騎手の不在という点はあるものの、昨年(2着)以上の結果を期待したいところだ。


【前走が重賞】【5歳以下】【前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で4着以内に入った経験がある】【JRAのGIかGIIで優勝経験がある】レッツゴードンキ
inyofu レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田智之厩舎)はマイルCSで6着に終わったが、3歳牝馬としてはよく踏ん張ったと言っていいだろう。掛かる面も見せず、距離短縮もプラスに出ていた。今回は紅一点での参戦となるが、この距離も合いそうで、好走が期待される。


【前走が重賞・しかし順位が2着以下で勝ち馬とのタイム差が0秒7以上】【前年以降に阪神競馬場で行われた重賞で4着以内に入った経験がある】【JRAのGIかGIIで優勝経験がある】ダイワマッジョーレ
inyofu ダイワマッジョーレの1週前追い切りは坂路で一杯に追われて僚馬と併入。4ハロン51・4―37・4―12・2秒と時計も優秀。稽古の気配からは衰えを感じない。

 安藤助手「この時期は稽古でかかる面を見せますが、そういう状態で昨年のこのレースを勝っているので問題はないと思います。近走は消化不良なレース続きも、馬にダメージはありません。帰厩後の調整も順調です」



2016年2月28日(日)に阪神競馬場で行われる芝1400メートルのGIIIレース、第60回『阪急杯』。 
昨年の勝ち馬ダイワマッジョーレと2着馬ミッキーアイルが今回も出走予定。
現時点での1番人気ミッキーアイルはNHKマイルカップを勝ってはいるが、それ以降のマイル戦はすべて大敗。スプリント路線に転向してからはまずまずの成績を残しているが、距離適性的には1400mがベストか。阪神競馬場の勝ち鞍もあるので、ここはきっちり勝って本番に臨みたい。
面白いのは紅一点レッツゴードンキで、阪神競馬場では4戦して【1・1・1・1】、掲示板も外したことは無いので適正は高い。1400mは始めてたが、マイルよりも向いている可能性が高く、おさえておきたい1頭と言える。

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