TOP > エンタメ・雑学 > これは誰の馬?紛らわしい名前の馬まとめ
エンタメ・雑学

これは誰の馬?紛らわしい名前の馬まとめ

誰の持ち馬かが一目で判る『冠名』。 ところが『冠名』自体には特に制限や規制が無いため、広く知られた特定の冠名を別の馬主が使用しても全く問題が無く申請が受理されます。 今回はそんな、ちょっと紛らわしい馬名をまとめてみました。
馬キュレ

【ダイナフォーマー】

マル外の馬の父や父父、母父などで見かけるこちらの馬は、1985年産まれのアメリカの種牡馬。社台レースホースなどの前身にあたるダイナースクラブが設立された頃に「ダイナ」という冠名を使っていたため(ギャロップダイナなど)、馬柱でこの名前を見るとついつい社台系列かと思ってしまいがちですが、実際は全くの無関係です。

【シャダイカグラ】

1989年の桜花賞馬で、オークスでも2着に健闘。主戦は武豊騎手で、勝負服は黄色地に縦縞、そして「シャダイ」・・・・・というと、黄・黒縦縞・袖青一本輪のあの服を思い浮かべるでしょう。 ところがこの馬の名前は「父リアルシャダイの馬名の一部」を取ったものであり、産まれた牧場も馬主も社台とは無関係。勝負服も「黄・赤縦縞・袖赤二本輪」と偶然似ていたため、桜花賞を勝った時は社台ファームにお祝いの電話が多数寄せられたそうです。

【セイウンワンダー】

冠名「セイウン」といえば、西山氏がニシノと併用して使用している有名な冠名です(代表格はセイウンスカイ)。 ではこの馬も・・・・・と思われがちですが、由来は「母名(セイウンクノイチ)の一部+父名(グラスワンダー)の一部」、つまり西山氏とは無関係! もし牝馬だったら、取る部分を逆にしてグラスクノイチになっていたのでしょうか(この場合も『冠名グラス』が入ってしまいますが)。

【クレバートウショウ】

トウショウと言えばトウショウ産業。時代によって藤正牧場、トウショウ牧場など名義が微妙に違いますが、牡馬は名前の先(例・トウショウボーイ)、牝馬は後(例・スイープトウショウ)に冠名、という命名規則は一貫しています。 ではこの馬はトウショウ産業の牝馬・・・・・と思いきや無関係で、名前の由来は「冠名+母名(ヤマノトウショウ)の一部」。クレバーの方が冠名で、そもそも牝馬ではありません。

【ロジシンボリ】

ロジユニヴァースで有名な冠名「ロジ」の久米田氏は一貫して「冠名+親の名前(場合によっては祖父母の名前)の一部」という命名を行っており、この馬の父はシンボリクリスエス。このシンボリクリスエスも「冠名+父名(Kris S.)」という命名ですが、このうち「冠名」の方を採用した結果、冠名+冠名という事態に・・・・・。 ちなみに『ロジサクラ』という一見「冠名+桜」に見える名前も、父サクラバクシンオーの「サクラ」由来ですので冠名+冠名ですね。

【シゲルマツリダ】

冠名『シゲル』と冠名『マツリダ』はどちらも良く見かけますが、この馬はその両方。馬名の由来は「冠名+祭りだ」で、12年世代の『シゲル+お祭りシリーズ(他にハダカマツリ、チャグチャグなど)』の一環です。

【ナリタシルクロード】

普通に考えれば『冠名ナリタ+シルクロード』で実際この通りなのですが、『シルク』も『ロード』もかなり有名な冠名。見方によっては『ナリタ』『シルク』『ロード』と冠名三連発!

【スズカケロード】

サイレンススズカなどでお馴染みの『スズカ』冠名に、人名由来の『ケロード』。と書くと結構な数の人が納得しそうですが違います。 正確には『スズカケ+道(ロード)』・・・・・『鈴懸の径』と書いた方が判る人が多いかもしれませんね。もちろん冠名『スズカ』は無関係です。

【マジンクイン】【マジンショウグン】

『マジン』と言えば大魔神・佐々木氏。最近はヴィルシーナやシュヴァルグランなどの冠名無しが多いですが、やはり『マジン』と付いていた方が佐々木氏らしい・・・・・と言いたいところですが、この2頭が走っていたのは1990年前後(クイン)と1998年前後(ショウグン)。どちらも大魔神が馬主資格を取る遥か前のことで、当然無関係。というより馬の世界ではむしろこちらが「元祖マジン」と言えるでしょう。

【サウンドガガ】【サウンドトゥルー】【サウンドオブハート】【サウンドアクシス】

冠名『サウンド』はかなり良く見かけますが、一般的な単語のため他の馬主が使うこともしばしば。上記4頭は全て違う馬主の馬で、このうち『冠名サウンド』なのはサウンドガガのみ。他は上から『本当らしい、本物らしい』『心の音』『音軸』と、それぞれ冠名ではない意味で『サウンド』が使われています。

【ディープインパクト】【ディープブリランテ】【ディープスカイ】

ここに書くにはあまりにも有名すぎる三冠馬と、ダービー馬が2頭。紛らわしいと言ってもそれぞれが非常に有名なので、逆に「どこが?」と思う方も多いでしょう。 ところがこの中で冠名として『ディープ』を使っているのはディープスカイのみ。ディープインパクトは「深い印象」という由来からで、ディープブリランテのディープは「父ディープインパクトの名前の一部」、もちろん馬主は3頭全て違います。 ディープスカイの深見氏は現在も冠名『ディープ』で活躍していますが、最近はディープブリランテのように「父ディープインパクトから名前の一部を貰ってディープ〇〇〇」というケースも増えつつあります。おまけにディープスカイ産駒の方からも「父名の一部を貰ってディープ〇〇〇」が出ているという、これまたかなり紛らわしい状況に! この勢いだと第4、第5の『ダービー馬ディープ〇〇〇』が誕生する日は近いかもしれませんね。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line