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メジャーエンブレム1強ムードを打ち破る馬は!?第23回【チューリップ賞】

2016年3月5日(土)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、 第23回【チューリップ賞】。
3着以内馬に桜花賞の優先出走権が与えられるトライアル競走であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【チューリップ賞】歴史!

inyofu 本競走は、4歳(現3歳)牝馬限定による桜花賞指定オープンとして阪神競馬場・芝1600mを舞台に行われていた。1994年にGIII に格上げされると共に、1~3着馬に桜花賞への優先出走権が与えられ、翌1995年からは「桜花賞トライアル」のサブタイトルが付けられている。
桜花賞と同じコース・距離で行われるため、毎年多くの有力馬が参戦してくるチューリップ賞。過去10年の優勝馬にはウオッカやブエナビスタ、ハープスターといった名牝が名を連ねている。

2015年【チューリップ賞】

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昨年のチューリップ賞では、5番人気ココロノアイが直線で差し切り勝利した。しかし、次走桜花賞では実力を発揮できず10着に終わった。

【チューリップ賞】レース傾向

inyofu 実績馬が強い
過去10年の3着以内馬30頭中21頭は、JRAのオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率9.6%と苦戦している。まずはオープンクラスのレースで上位に入った経験がある馬に注目すべきだろう。
inyofu なお、JRAのオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がなかったにもかかわらず当レースで3着以内に入った9頭のうち、2006年3着のウインシンシア、2011年3着のメデタシを除く7頭は、前走の着順が1着、かつ2着馬とのタイム差が0秒1以上だった。オープンクラスのレースで好走経験がない上、前走を勝っていない馬、前走を勝っていたものの2着馬にある程度の着差をつけることができなかった馬は割り引きたいところだ。
inyofu 出走数がポイント
過去10年の出走馬の通算出走数別成績を調べると、「1戦」だった馬と「7戦以上」だった馬は共に好走例がなかった。デビュー戦を勝ち上がったばかりの馬や、その逆にキャリアが豊富過ぎる馬は評価を下げたい。
inyofu ちなみに、2010年以降の過去6年に限定した通算出走回数別成績を調べると、3着以内馬の大半は出走数が「3戦」「4戦」「5戦」だった。近年の傾向を重視するなら、キャリアが「2戦」や「6戦」の馬も過信禁物と考えるべきだろう。
inyofu 近年はマイル適性の高い馬が活躍
過去6年の3着以内馬18頭中14頭は、JRAの芝1600mのレースで優勝経験がある馬だった。
inyofu なお、JRAの芝1600mのレースで優勝経験がなかった馬のうち、JRAの芝1600mの重賞で2、3着となった経験もなかった39頭は、すべて4着以下に敗れている。2009年以前は芝1600mに実績のない馬も健闘していたが、近年は距離適性の高い馬が圧倒的に優勢だ。
inyofu “関東馬”に注目
過去6年の出走馬の所属別成績を調べると、美浦所属の“関東馬”が10頭出走し、6頭が3着以内に入っている。昨年の優勝馬ココロノアイも、美浦の尾関知人厩舎の所属馬だ。出走頭数は少ないが、関西圏で行われるこのレースに関東馬がエントリーしてきたら、ぜひ注目してみたい。
チューリップ賞のレース傾向では【JRAオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【前走1着、2着馬とのタイム差が0秒1以上】【キャリアが3~5戦】【JRA芝1600mのレースで優勝経験あり】【JRA芝1600mの重賞で2、3着に入った経験あり】【関東馬】が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第23回【チューリップ賞】登録馬!

inyofu アドマイヤリード 54
アリアカンタービレ 54
ヴィブロス 54
ウインファビラス 54
エルビッシュ 54
カイザーバル 54
クィーンズベスト 54
グランドサッチャー 54
クリノラホール 54
クロコスミア 54
サクレディーヴァ 54
ジュエラー 54
シンハライト 54
デンコウアンジュ 54
フォールインラブ 54
ブライスガウ 54
ブランボヌール 54
ラベンダーヴァレイ 54
リルティングインク 54
レッドアヴァンセ 54
近年では登録数が少ないチューリップ賞だが、今年はフルゲート18頭に対して20頭の登録があった。

第23回【チューリップ賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ジュエラー 2.3
2 レッドアヴァンセ 3.8
3 シンハライト 4.3
4 ウインファビラス 7.7
5 ブランボヌール 12.3
6 デンコウアンジュ 19.8
7 エルビッシュ 24.1
8 ヴィブロス 26.7
9 アドマイヤリード 43.3
10 クロコスミア 51.3
11 カイザーバル 58.5
現時点での予想オッズでは、前走のシンザン記念で牡馬相手に2着と奮闘したジュエラーと、エルフィンSを快勝したレッドアヴァンセに人気が集まっている。

第23回【チューリップ賞】有力馬は!?

【JRAオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【JRA芝1600mの重賞で2、3着に入った経験あり】【関東馬】ジュエラー
inyofu  ジュエラー(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)は前走のシンザン記念でクビ差及ばずの2着だったが、牡馬相手に強烈な末脚を披露。ここでもその決め手に期待がかかる。また、同馬には現在絶好調のM.デムーロ騎手が騎乗予定。ここを勝てば重賞騎乗機会6連勝となり、武豊騎手の記録に並ぶこととなる(さらに翌日の弥生賞にはリオンディーズがスタンバイ)ので、是非注目しておきたい。


【JRAオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【前走1着、2着馬とのタイム差が0秒1以上】【キャリアが3~5戦】【JRA芝1600mのレースで優勝経験あり】レッドアヴァンセ
inyofu レッドアヴァンセ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)はデビューからの2戦は2着に敗れたものの、3戦目で勝ち上がって、続くエルフィンSも快勝。兄に4頭の重賞ウイナーがいるという良血が開花してきた。ここも一気に突破して兄達に続くことができるか。


【JRAオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【キャリアが3~5戦】【JRA芝1600mの重賞で2、3着に入った経験あり】【関東馬】ウインファビラス
inyofu 昨年の阪神JF2着馬ウインファビラスが始動する。前走後はコスモヴューファーム(北海道新冠町)へ放牧。畠山師は「チューリップ賞から逆算し、ビッグレッドファーム鉾田でも追い切りを消化して帰厩した」と順調な過程をアピール。

続けて「賞金的に桜花賞出走は問題ないので、本番に万全で出すことが大事。決してギリギリの仕上げではないが、先につながる競馬ができれば」とG1・2着の底力に託していた。



2016年3月5日(土)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、 第23回【チューリップ賞】。 
今年の牝馬クラシックはメジャーエンブレム1強ムードとなっているが、この雰囲気を崩せるのはどの馬か、注目が集まっている。
本命はシンザン記念で強豪牡馬と渡り合ったジュエラーだろう。上がり3ハロンの時計は最速である34.5をマーク、そして騎乗は絶好調のデムーロ騎手なので注目度は高い。半姉にはフィリーズレビューを制し、桜花賞でも4着だったワンカラットがいるので、初めての阪神でも対応は可能だろう。
また、阪神JF2着の関東馬ウインファビラスと好走する条件をほぼ満たしているレッドアヴァンセも侮れない存在だ。

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