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「マカヒキ」息、バランス、状態の全て良し!【大阪杯】

昨年のダービー馬・マカヒキが今年からGⅠになる大阪杯に出走する。過去最高レベルとも評された世代のダービー馬となり、凱旋門賞での活躍も期待されたが本番は大敗に終わった。前走の京都記念でも休み明けと道悪が響き末脚は不発に終わったが、一叩きした今回は完全復活が期待されている。そんなマカヒキについてまとめてみた。
マカヒキ

【2016年日本ダービー】大接戦制し世代の頂点に!

無敗で参戦した皐月賞では追い込み届かず2着に敗れ、今度こその気持ちで出走した日本ダービー。道中は人気のディーマジェスティとサトノダイヤモンドと同じ中団のインを追走。1000m60秒0でレースが流れ、各馬一団となって迎えた直線、マカヒキは一瞬行き場を失ってしまう。しかし僅かに空いたスペースを突くと、外から伸びるサトノダイヤモンドとの激しい叩き合いをハナ差制し、世代の頂点に立った。
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inyofu 1着 マカヒキ(川田騎手) 「この馬がダービー馬になってくれたことがとても嬉しいです。ゴールに入った瞬間は出ているような感じがありましたが、写真判定の結果が出た時には込み上げてくるものがありました。ゲートを上手に出てくれて、位置もしっかり取れました。直線は狭いところを割って来てくれて、"届いてくれ"という思いで追っていました。ダービーは乗れるだけでも光栄ですし、その中で一番いい結果を出せて何よりです。ダービー馬になってくれて今後も楽しみですし、この先も無事に行って欲しいですね」

【凱旋門賞】まさかの大敗で悲願ならず…

万全の状態で挑んだ凱旋門賞。14番ゲートのスタートから、終始先団の外をまわらされてしまう。そして徐々に勝負所にさしかかると、マカヒキの手応えがどんどん悪くなり、直線では馬群に飲み込まれ後退し、最後は追われることなく14着に入線。またしても日本馬の悲願はならなかった。
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inyofu 14着 マカヒキ (C.ルメール騎手) 「残念です。彼は普段リラックスして乗りやすい馬ですけど、ちょっと引っかかりました。スタートは良かったのですが、すぐにオーバーペースになってしまい、最後は疲れてしまいました。こういう結果でしたが、彼をリスペクトしています。次に期待したいと思います」
inyofu (友道康夫調教師) 「たくさんの方に応援していただいたのに申し訳ないと思います。前走よりも今回の方が雰囲気も良かったです。外枠でいい位置を取りに行ったのが敗因かもしれませんが、それだけではないと思います。馬を確認しましたが大丈夫で、息も入っていました。あと一つ考えられるとしたら、中2週が初めてだったので、それが影響したのかもしれません。今後についてはオーナーと相談になりますが、まずは無事に日本に帰ることです」

【京都記念】休み明け&道悪が響き3着

凱旋門賞以来となる京都記念でライアン・ムーア騎手を鞍上に迎え、単勝1.7倍の支持を受ける。3番枠からまずまずのスタートを切ると5番手からレースを進める。最後の直線で外に持ち出して、前にいたサトノクラウンに迫る追い込みを見せたが、残り200mで脚色が鈍るとスマートレイアーにもクビ差粘られ3着に敗れた。
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inyofu 3着 マカヒキ(R・ムーア騎手) 「良いレースをしてくれました。最後の600mくらいで勝てるかと思いましたが、思ったより馬場が緩く、疲れてしまいました。今後はさらに良くなると思います」
inyofu (友道康夫調教師) 「久々だったのと、馬場の影響があったと思います。4コーナーを回るまでは勝てるかなと思いましたが、追い出してからが...。きれいな馬場でやりたかったです。ムーア騎手も『ここを1回叩いて良くなるのではないか。次を見すえて必要な1戦だった』と言っていました。悲観する感じではありません。この後は在厩で、次走はルメール騎手にお願いしようと思っています」

【大阪杯】坂路で僚馬を圧倒!完全復活へ視界良好!

inyofu ルメール騎手を背に栗東坂路でジュンスパーヒカルを3馬身追走。道中でともにペースを上げたが、脚力の違いが歴然となったのはラスト1F。余力がなくなったパートナーを内から馬なりの手応えでかわすと、そのまま4馬身突き放した。
inyofu 完全復活を思わせる気配にルメールは、「ちょうどいい動き。反応がとても良く、使ってコンディションは良くなっているかも。京都記念は休み明けで2200メートルだったから、最後に止まったけど、2000メートルはちょうどいい。自信はたくさんあります」とキッパリ。
inyofu 友道調教師も「リズムに乗った、いい動き。前走もある程度自信はあったが馬場が合わず、距離も少し長かった。ルメールも『内回り2000メートルが1番いい』と言っているし、ダービーと同じくらいのデキで臨める。ここからまたGIを勝っていきたい」と強気だ。

大阪杯の傾向!追い込み馬にもチャンスあり!

inyofu 2007~2016年に阪神・芝2000mで行われた2・3歳限定を除く重賞30レースにおける4コーナーの位置別成績をまとめると、好走率は位置取りが前になるほど高くなっている。しかし、「10番手以下」組でも連対率は10%を超えており、「2~5番手」・「6~9番手」組との差もそれほど大きくない。先行馬が優勢といった状況ではあるものの、差し・追い込み馬も軽視できないデータとなっている。

前走の敗戦で実力に疑問を持つファンも少なくなさそうだが、陣営は全く悲観していないようである。ルメール騎手とのコンビも復活し、虎視眈々と復権を狙っている。今回は昨年の年度代表馬キタサンブラックや前走で敗れたサトノクラウンとの対決となるが、ダービーで見せた末脚を再び繰り出せるか。

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