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コラム

「覆面馬主の真実」【第52話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

覆面馬主の真実
馬券で勝つには、最も重要なオッズという代物について、よくよく考察しなければならない。
オッズとは、不思議なモノである。
時々だが、何故この馬が単勝1倍台なのか・・・?
と思うことがある。
オレは、そういうたぐいの馬券は買わないから、どうしてこんなに殺到するんだろ?と思うばかりだ。

人気が集中する現象の裏側には、色々なファクターがある。
競馬の場合は・・・
■調教が抜群だ。
■血統が凄い。
■厩舎が超強気だ。
■鞍上がルメールだ。
■メンバーが弱い。

といった要因が全て良い方に傾くと、単勝オッズが1倍台になったりするわけだが、買っている人は、実際に馬自身を見たわけでもなく、調教を見たわけでもなく、調教師から話を聞いたわけでもない。

単純に、「人気が集中する」現象が起きて、そのせいで、さらなる人気集中が起こるのである。

これは、ソーシャル・プルーフって現象である。

ソーシャル・プルーフ・・・社会的証明。

あるものに対して賛同者が多くなるにつれて、そのあるものが信頼性を持つようになってしまう現象をさす。

自分が何かの決定を下す時に、他者の意見を参考にしたいという心理。他のおおぜいが高い評価をしているものを購入すれば、自分だけが損をしたという感情を抱く必要がなくなる。
おおぜいが買っているから、安心だ。
おおぜいが買って負けたのだから、仕方がない。

これが、人気馬を追いかけて常に馬券で負けている人々の本音である。

特に、競走馬のような真実が分かりにくい対象だと、このソーシャル・プルーフを強く求めたくなるのだ。

もちろん、勝つ場合もあるが、その場合のリターンは、オッズが安いから少ない。
負けた場合は、単にすっからかんだろうし、隣の馬を買っていれば、単勝40倍だったのに・・みたいな後悔が残る。

この間のドゥラメンテ、単勝オッズは、2,1倍だった。
これ、逆のソーシャル・プルーフが働き、2倍以上つけた。
それは、両前骨折明けで、馬体も太くて・・・などのマイナスの情報が出回ったせいだ。

我々が、馬券で戦う相手は、JRAではない。
ソーシャル・プルーフに踊らされる人々であることを、しっかり認識しなければならないのだ。

続く。





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