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トーホウジャッカル復帰戦!天皇賞(春)に望みを繋げるのは?第64回【阪神大賞典】

2016年3月20日(日)に阪神競馬場で行われる芝3000メートルのGIIレース、第64回【阪神大賞典】。
天皇賞(春)の前哨戦であり現役トップクラスのステイヤーが対決するこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【阪神大賞典】歴史

inyofu 本競走は、1953年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップ競走として創設された重賞競走で、創設当初は阪神競馬場・芝2000mで行われていた。1956年に負担重量が別定重量に変更され、距離は1957年に2200m、1965年に芝3100mに延長されたのち、1974年に芝3000mに変更され現在に至っている。
2014年から1着馬に天皇賞(春)への優先出走権が与えられている阪神大賞典。過去10年の優勝馬の中ではディープインパクト、アドマイヤジュピタ、ゴールドシップの3頭が、続く天皇賞(春)を制している。

2015年【阪神大賞典】

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昨年の阪神大賞典では1番人気ゴールドシップが後続に1と1/4馬身差を付け勝利し、同一重賞3連覇の偉業を成し遂げた。

【阪神大賞典】レース傾向

inyofu 長距離重賞に実績のある馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中、2009年2着のヒカルカザブエ、2010年2着のジャミールを除く28頭は、JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率5.1%と苦戦している。距離適性や重賞実績を重視すべきだろう。
inyofu 若い馬が優勢
過去10年の年齢別成績を調べると、「5歳以下」の馬が3着内率41.7%と優秀な好走率をマークしている。一方、「6歳以上」の馬は3着内率15.6%と苦戦している。まずは「5歳以下」の馬に注目したいところだ。
inyofu なお、「6歳以上」の馬の中で3着以内に入った10頭のうち、2011年3着のモンテクリスエスを除く9頭は、JRAの2500m以上のGI で4着以内に入った経験のある馬だった。天皇賞(春)、菊花賞、有馬記念といった長距離のGI で好走したことがない「6歳以上」の馬は評価を下げたい。
inyofu 近年は3歳時や前年以降の実績も重要
過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、JRAの3歳限定・2400m以上のGI またはGII で4着以内に入った経験のある馬だった。その経験があった馬は3着内率63.2%と好走率も優秀だ。古馬になってから台頭してきた馬よりも、3歳時に長距離のGI またはGII で好走していた馬を重視したい。
inyofu また、同じく過去5年の3着以内馬15頭中14頭は、前年以降にJRAの2200m以上のGI またはGII で5着以内に入った経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率5.6%と苦戦している。2010年以前はこの条件に該当しない馬も好走していたが、近年の傾向に従うなら、前年以降の戦績も重視すべきだろう。
inyofu 3歳時や前年以降の実績で絞り込みたい
過去5年の優勝馬5頭は、いずれもJRAの3歳限定・2400m以上のGI またはGII で4着以内に入った経験のある馬だった。また、この5頭は前年以降のJRAの2400m以上のGI またはGII で4着以内に入った経験があった点も共通している。ちなみに、過去5年の出走馬延べ53頭中、この2つの条件を両方ともクリアしていたのは16頭だけだ。今年も上記の条件を満たす馬を重視してみたい。
阪神大賞典のレース傾向では【JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入った経験あり】【5歳以下or6歳以上でJRAの2500m以上のGIで4着以内に入った経験あり】【JRA3歳限定・2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降のJRAの2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降にJRAの2200m以上のGIまたはGIIで5着以内に入った経験あり】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第64回【阪神大賞典】登録馬

inyofu アドマイヤデウス 57
アドマイヤフライト 56
カムフィー 56
カレンミロティック 56
サイモントルナーレ 56
シュヴァルグラン 55
ストロベリーキング 56
タマモベストプレイ 56
タンタアレグリア 55
トーホウジャッカル 57
マイネルメダリスト 56
今年の阪神大賞典の登録馬は11頭なので、全頭が出走可能だ。注目は約7カ月振りの出走となる菊花賞馬トーホウジャッカルだろう。

第64回【阪神大賞典】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 シュヴァルグラン 2.4
2 トーホウジャッカル 3.4
3 アドマイヤデウス 5.0
4 タンタアレグリア 5.0
5 カレンミロティック 8.7
6 カムフィー 17.1
7 アドマイヤフライト 41.5
8 マイネルメダリスト 42.1
9 タマモベストプレイ 64.0
10 ストロベリーキング 278.6
11 サイモントルナーレ 432.3
現時点での予想オッズでは、日経新春杯2着のシュヴァルグランとトーホウジャッカルに人気が集まっている。

第64回【阪神大賞典】有力馬は!?

【JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入った経験あり】【5歳以下】【前年以降のJRAの2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降にJRAの2200m以上のGIまたはGIIで5着以内に入った経験あり】シュヴァルグラン
inyofu シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は3連勝で挑んだ日経新春杯で2着に敗れたが、今後に目処の立つ内容ではあった。2走前の阪神での勝ちっぷりが強く、ここは前走以上の結果が期待される。


【JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入った経験あり】【5歳以下】【JRA3歳限定・2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降にJRAの2200m以上のGIまたはGIIで5着以内に入った経験あり】トーホウジャッカル
inyofu トーホウジャッカル(牡5、栗東・谷潔厩舎)は2014年の菊花賞馬で、実績ではこのメンバーに入ると断然。前走の札幌記念は8着と厳しい結果に終わったが、前々走の宝塚記念はデキが今一つだった割には良く伸びていた(4着)。得意の長丁場での一戦だけに、久々でも力のあるところを見せて欲しい。


【JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入った経験あり】【5歳以下】【JRA3歳限定・2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降のJRAの2400m以上のGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【前年以降にJRAの2200m以上のGIまたはGIIで5着以内に入った経験あり】タンタアレグリア
inyofu タンタアレグリア(牡4、美浦・国枝栄厩舎)は詰め切れないところはあるが、長丁場で安定したレースができている。休み明けを一叩きした今回は前進が期待できそうだ。



2016年3月20日(日)に阪神競馬場で行われる芝3000メートルのGIIレース、第64回【阪神大賞典】。
今回は少数立てで行われるため、固い決着となりそうだ。しかし、扱いに困るのがトーホウジャッカルだろう。
2年前の菊花賞をレコードタイムで勝利していることから、ポテンシャルも距離適性も出走馬中トップクラス。だが、長期休養明けの大幅馬体重増加は気になるところで、過信は出来ない。
一方、現状での1番人気シュヴァルグランは阪神競馬場とは好相性で【2・1・1・1】、さらに掲示板を外したことが無いので、抜群の安定感を誇る。
面白いのは現状4番人気のタンタアレグリアで、好走する条件を満たしており、長距離適性も高い。前走こそ惜しい競馬をしたが、ここで一発あってもおかしくない存在だ。

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