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「シュヴァルグラン」豊富なスタミナと操作性の高さは負けない【ジャパンC】

ヴィルシーナの半弟で長距離巧者のシュヴァルグランが勢いを持ってジャパンカップに参戦。クラシックには縁が無かったが、昨年の秋から冬にかけて3連勝しオープン入り。阪神大賞典で重賞初制覇を挙げると、GⅠ初挑戦の天皇賞・春でも内目をスルスルと伸び3着。宝塚記念9着を挟み、秋の始動戦となったアルゼンチン共和国杯では難なく勝利を収め、安定感が増してきた。そんなシュヴァルグランの近3走をまとめてみた。
シュヴァルグラン
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【天皇賞・春】GⅠ初挑戦で上々の内容!

阪神大賞典で完勝した勢いに乗って挑んだ春の天皇賞で3番人気に支持された。8番枠からスタートし、道中は中団のインに潜り込む。淡々とした流れのなか、じっと内で脚を溜め直線に入ると、馬群を割りながらしっかり脚を伸ばし3着に入線した。
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inyofu 3着 シュヴァルグラン(福永祐一騎手) 「このスローペースは想定していました。しかし、この流れの中、自由に動ける位置にいなかったので、内でじっとしているしかありませんでした。58キロも初めてで、この厳しい条件の中、ラストまでよく伸びてくれました。状態は本当によかっただけに残念です」

【宝塚記念】馬群をうまくさばけず9着

まずまずのスタートから中団より前目のラチ沿いを確保する。しかし終始内目を通ったことで最後の直線で先行馬が壁になり、道悪にも苦しんだ結果、末脚は影を潜め9着に敗れた。
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inyofu 9着シュヴァルグラン(福永)スタートを決め、それなりのポジションに付けることができた。でも、うまくさばけなかった。もう少しスムーズだったら…。この馬場も走りにくそうでした。

【アルゼンチン共和国杯】完調手前でも難なく勝利!

宝塚記念後、当初京都大賞典からの復帰を目指していたが、状態が整わずアルゼンチン共和国杯へ。本調子ではないなか、トップハンデ58キロの斤量を背負わされてしまう。道中は中団の外をスムーズに追走。手応え抜群で直線に向くと、坂上から悠々先頭に立ち、アルバートを半馬身退けゴールイン。着差は僅かだったものの、状態面・トップハンデを考えれば十分価値のあるものであろう。
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inyofu 1着 シュヴァルグラン(福永祐一騎手) 「ペースは速くならないと思ったので、好位につけようと思ってスタートだけはうまく出して行きました。休み明けで気負っているところもありましたが、馬の後ろに入れて3番手で我慢してくれました。直線追い出した時の反応はそんなに良くありませんでした。休み明け、58キロもあったのでしょう。でも加速がついてからはいい脚でしたし、着差以上に強かったです。GIに向けていいレースが出来ました。妹にGIは先を越されてしまいましたが、秋に期待している1頭ですので応援よろしくお願いします」

【ジャパンカップ】豊富なスタミナと操作性の高さで上位狙う! 追い切り情報

inyofu シュヴァルグランは福永を背にアドマイヤロケット(古馬1000万下)とウッドで併せ馬。道中ゆったりしたペースで進み、直線内に進路を取って両馬馬なりのまま併入フィニッシュ。地味な最終追い切りだったが、攻め駆けしない馬だけに時計(6ハロン84・3―39・8―12・6秒)、動きは気にする必要はなく、中2週で再度の東京遠征を前に、順調に調教できている点を評価したい。
inyofu 福永騎手「今日も相変わらずの動きだったけど、時計的には予定通りだったし、この馬は順調にきているのが一番。切れ味だけなら他にもすごい馬がいるけど、豊富なスタミナと操作性の高さで」

前走が初の東京コース・左回りであったが、レースぶりを見る限り何ら問題はなさそうだ。2400m戦は3勝2着1回の連対率100%であり、シュヴァルグランにとってベストの距離であるように思える。ヴィブロスが秋華賞を制して絶好調の佐々木主浩オーナーが所有する大器が、念願のGⅠタイトル獲得をもくろむ。

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