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近年稀に見る混戦模様!今年の快速王は?第46回【高松宮記念】

2016年3月27日(日)に中京競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第46回【高松宮記念】。
春のスプリント王決定戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【高松宮記念】歴史

inyofu 1967年に4歳(現3歳)以上・別定重量の重賞競走として創設された『中京大賞典』が本競走の前身。その後、1971年に高松宮殿下から優勝杯を賜ったのを機に『高松宮杯』に改称され、中京競馬場・芝2000mを舞台に、夏の中京開催を飾る中距離の名物競走として行われていた。
inyofu 1996年の短距離競走体系の改善に伴い、本競走は開催時期が5月に繰り上げられ、負担重量を定量に、距離を芝1200mに変更のうえ、GII からGI に格上げされた。これにより、中京競馬場初のGI 競走が誕生し、『高松宮杯』は春のスプリント王決定戦として位置付けられた。その後、1998年に現在のレース名『高松宮記念』に改称され、さらに2000年に3月の中京開催の最終週に移設されたことで5歳(現4歳)以上の競走に変更となった。
中京競馬場初のGI 競走として名高い高松宮記念。ロードカナロアが引退してから、日本のスプリント戦線は絶対王者が不在という状況が続いており、昨年は香港からの遠征馬エアロヴェロシティが優勝した。

2015年【高松宮記念】

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昨年の高松宮記念では4番人気エアロヴェロシティが日本の快速馬を抑え、勝利した。エアロヴェロシティは今年も出走予定だったが、疝痛の為に急遽、出走を回避した。

【高松宮記念】レース傾向

inyofu 前走との騎手の違いに要注意
過去10年の高松宮記念では、「前走と同じ騎手」で臨んだ馬のほうが、「乗り替わり」で臨んだ馬よりも好成績を残している。「乗り替わり」で連対した2頭は、2008年の2着馬キンシャサノキセキ(岩田康誠騎手)と、2014年の優勝馬コパノリチャード(M.デムーロ騎手)だけと、苦戦傾向にある。
inyofu 上位人気馬が優勢
過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、優勝馬の単勝オッズはすべて「10倍未満」だった。ただし、「2.9倍以下」の支持を集めた馬は3着内率で80.0%をマークしているものの、該当する5頭のうち連対を果たしたのは2013年の優勝馬ロードカナロア(1.3倍)だけという点は少々気になるデータと言える。また、「10.0~19.9倍」の馬は4頭が2着に入っているが、いずれも2010年以降に記録されたものとなっている。
inyofu ステップレースは限定的
過去10年の前走のレース別成績を調べると、高松宮記念で好成績を挙げた馬の大半は前走で「阪急杯」、「オーシャンS」、「シルクロードS」に出走していた。前走が「GI」だった馬で3着以内に入ったのは、前年のスプリンターズSから直行した2009年の2着馬スリープレスナイトと、前走が香港のローカルG1 だった昨年の優勝馬エアロヴェロシティだけだ。
inyofu 次に、前記した3レース(阪急杯、オーシャンS、シルクロードS)を対象にして、そのレースでの単勝人気別に成績をまとめてみると、優勝馬はすべて前記した3レースで3番人気以内に支持されていたことがわかった。主要な前哨戦から臨む馬の中では、そのレースで上位人気に推されていた馬を重視したい、ちなみに、10番人気以下だった馬からも3着以内馬が2頭出ているが、2頭ともそのレースで2着に入っていた。
inyofu 人気を集めて敗れていた馬に要注意?
過去10年の高松宮記念では、「3走前までに単勝1番人気で4着以下に敗れていた」か、「単勝2番人気で7着以下に敗れていた」という経験を持っている馬が毎年連対を果たしている。昨年の連対馬2頭も、共にこのデータに該当していた。今年も、近走の単勝人気と着順をチェックしておくことをおすすめしたい。
inyofu 前走が年明け初戦で上位人気だった馬に注目
高松宮記念では、6年連続で「前走が年明け初戦で、単勝2番人気以内に支持されていた」という馬が優勝している。各馬の前走はすべて重賞で、昨年優勝した香港からの遠征馬エアロヴェロシティも地元の重賞レースに出走して1番人気に支持されていた。
高松宮記念のレース傾向では【前走と同じ騎手】【単勝オッズが10倍未満】【前走が「阪急杯」「オーシャンS」「シルクロードS」、そのレースで単勝3番人気以内ならなお良し】【「3走前までに単勝1番人気で4着以下に敗れていた」or「単勝2番人気で7着以下に敗れていた」】【前走が年明け初戦で、単勝2番人気以内に支持されていた】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第46回【高松宮記念】登録馬

inyofu 出走可能馬
アクティブミノル 57 藤岡康太
アルビアーノ 55 C・ルメール
アースソニック 57 D・バルジュー
ウキヨノカゼ 55 四位洋文
ウリウリ 55 戸崎圭太
エイシンブルズアイ 57 石橋脩
サクラゴスペル 57 勝浦正樹
サトノルパン 57 和田竜二
スギノエンデバー 57 鮫島克駿
スノードラゴン 57 大野拓弥
ダンスディレクター 57 横山典弘
ティーハーフ 57 池添謙一
ハクサンムーン 57 酒井学
ビッグアーサー 57 福永祐一
ヒルノデイバロー 57 太宰啓介
ミッキーアイル 57 松山弘平
レッツゴードンキ 55 岩田康誠
ローレルベローチェ 57 中井裕二

以下除外対象馬
ブラヴィッシモ 57 未定
サドンストーム 57 武幸四郎
ワキノブレイブ 57 未定
フルゲート18頭に対して21頭が登録されている今年の高松宮記念。有力馬が多く、群雄割拠の様相を呈している。

第46回【高松宮記念】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ミッキーアイル 3.3
2 ダンスディレクター 4.1
3 ビッグアーサー 5.0
4 アルビアーノ 6.9
5 スノードラゴン 7.3
6 エイシンブルズアイ 15.9
7 ウリウリ 16.7
8 ハクサンムーン 17.9
9 ローレルベローチェ 29.3
10 ウキヨノカゼ 40.4
11 サトノルパン 52.0
12 エアロヴェロシティ 62.2
13 レッツゴードンキ 76.3
14 ティーハーフ 115.9
15 サクラゴスペル 130.1
16 ヒルノデイバロー 191.2
17 アースソニック 283.4
18 ブラヴィッシモ 299.5
19 アクティブミノル 305.2
20 スギノエンデバー 396.8
21 サドンストーム 587.9
22 ワキノブレイブ 793.6
現時点での予想オッズではミッキーアイルやダンスディレクター、ビッグアーサーに人気が集まっている。レッツゴードンキやローレルベローチェは今のところ低人気だが、レースが近づくにつれ人気が上がると思われる。

第46回【高松宮記念】有力馬は!?

【前走と同じ騎手】【単勝オッズが10倍未満】【前走が「阪急杯」、そのレースで単勝3番人気以内】【前走が年明け初戦で、単勝2番人気以内に支持されていた】ミッキーアイル
inyofu 控える競馬を続けた昨年は未勝利という結果だったが、久々に逃げる競馬をした前走の阪急杯で、約1年4か月ぶりの勝利を挙げた。今回は、同型馬との兼ね合いが鍵になりそうだ。


【前走と同じ騎手】【単勝オッズが10倍未満】【前走が「シルクロードS」、そのレースで単勝3番人気以内】【前走が年明け初戦で、単勝2番人気以内に支持されていた】ダンスディレクター
inyofu じっくりと育てる陣営の方針が実を結び、6歳にして重賞(シルクロードS)初制覇を達成。テンションが上がりやすく、ゲートも安定しているわけではないが、それを差し引いても魅力ある存在と言える。


【前走と同じ騎手】【単勝オッズが10倍未満】【前走が「オーシャンS」、そのレースで単勝3番人気以内】【「3走前までに単勝1番人気で4着以下に敗れていた」】【前走が年明け初戦で、単勝2番人気以内に支持されていた】アルビアーノ
inyofu 今回は、前走のオーシャンS(5着)に続き、2戦連続2度目の芝1200m出走となるので、ペースへの慣れが見込めるだろう。直線の長い中京・芝コースへの舞台替わりも歓迎材料で、GI 初制覇のチャンスは十分だ。



2016年3月27日(日)に中京競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第46回【高松宮記念】。 
GIホースから上がり馬まで新旧の快速馬が多く集まり、群雄割拠の様相を呈している。
その中でも注目はGIホース、ミッキーアイルだろう。脚を溜める競馬ではイマイチ結果を残せなかったが、前走では得意パターンの逃げを披露、約1年4か月ぶりの勝利を挙げた。前走と同じく松山騎手騎乗で逃げを選択するなら信頼できそうだ。
面白いのは牝馬アルビアーノだろう。初のスプリント戦となったオーシャンSでは5着に終わったが、敗因はスタートの出遅れ。好走する条件も満たしており、決して軽視できない存在だ。

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