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メジャーエンブレムの覇道を阻止する馬はいるのか!?第76回【桜花賞】

2016年4月10日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第76回【桜花賞】。
伝統ある牝馬クラシックの開幕戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【桜花賞】歴史

inyofu 5大クラシック競走の第一弾として行われる本競走は、イギリスの1000ギニー(距離は1マイル:約1609m)に範をとり、最もスピードのある優秀な牝馬の選定および、優秀な繁殖牝馬を発掘するためのレースとして、1939年に4歳(現3歳)牝馬限定の条件で、中山競馬場・芝1800mを舞台に『中山四歳牝馬特別』として創設された。
inyofu その後、1947年に舞台を京都競馬場に移し、距離を芝1600mに変更したのを機に、レース名が『桜花賞』に改称された。1950年に阪神競馬場へ舞台が移されてからは、満開の桜が咲き誇る仁川のターフで数多くの名牝が名勝負を繰り広げてきた。
言わずと知れた牝馬三冠の初戦、桜花賞。1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ、2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナの4頭が牝馬三冠制覇を成し遂げている。また、4着までの馬にオークスの優先出走権が与えられる。

2015年【桜花賞】

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昨年の桜花賞は5番人気レッツゴードンキが岩田騎手の咄嗟の機転で逃げを打ち、ルージュバックやクイーンズリングといったライバルを抑え圧勝した。

【桜花賞】レース傾向

inyofu 過去2走の距離をチェック
過去10年の出走馬について、過去2走での芝1600mへの出走回数別に成績を調べると、優勝馬10頭はすべて、過去2走以内に芝1600mのレースに出走経験があった。しかも、2009年以降の優勝馬7頭はすべて、過去2走共に芝1600mのレースに出走していた。また、2着馬10頭も過去2走で少なくとも1回は芝1600mのレースに出走していた。まずは、過去2走で芝1600mのレースに出走した経験がある馬に注目したい。
inyofu 前走1着馬が優勢、2着以下の場合は・・・
過去10年の出走馬について、前走の着順別成績をまとめると、優勝馬10頭はすべて前走で4着以内に入っていた。一方、2着馬に目を向けると、10頭中7頭が前走で1着となっており、残る3頭は前走で6着以下に負けていた。また、前走「2着以下」の馬で連対した9頭のうち、7頭がチューリップ賞からの臨戦馬だったことも、覚えておいて損はないだろう。
inyofu 4着以下が少ない馬が強い
過去10年の出走馬について、JRAのレースでの4着以下の回数別に成績を調べてみると、4着以下が「0回」だった馬が3着内率で42.5%と断トツの数値を叩き出しており、4着以下の回数が少ないほど好走率が上がる傾向にある。今年も、デビューしてから4着以下に敗れた回数の少ない馬を高く評価すべきだろう。
inyofu 初勝利の次走の着順をチェック
過去10年の出走馬について、初勝利を挙げた次のレースでの着順別に成績を調べると、桜花賞の連対馬20頭中15頭が初勝利直後のレースでも優勝していた。残る5頭のうち3頭は、「芝の重賞で2、3着となっていた」馬で、この3頭はいずれも桜花賞を優勝していた。つまり、初勝利の次のレースでJRAの芝の重賞以外に出走して2着以下に敗れていた馬は、過去10年の桜花賞で優勝できていないことになる。初勝利直後のレースでの着順も、調べておいて損はなさそうだ。
inyofu 阪神JF、シンザン記念の結果に注目
2007年以降過去9年の優勝馬のうち6頭は、「阪神ジュベナイルフィリーズで単勝7番人気以内で7着以内」、3頭は「シンザン記念で単勝6番人気以内で3着以内」という戦績を有していた。今年も、阪神ジュベナイルフィリーズかシンザン記念に出走し、前記のような単勝人気と着順になっていた馬がいるかどうかチェックしておきたい。
桜花賞のレース傾向では【過去2走以内に芝1600mのレースに出走していた・過去2走共に芝1600mならなお良し】【前走で4着以内・1着ならなお良し】【4着以下に敗れた経験なし】【初勝利直後のレースでも優勝、もしくは芝の重賞で2、3着となっていた】【阪神ジュベナイルフィリーズで単勝7番人気以内で7着以内】【シンザン記念で単勝6番人気以内で3着以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第76回【桜花賞】登録馬

inyofu 出走可能馬
アットザシーサイド 55 福永祐一
アッラサルーテ 55 和田竜二
ウインファビラス 55 松岡正海
キャンディバローズ 55 菱田裕二
ジュエラー 55 M・デムーロ
シンハライト 55 池添謙一
ソルヴェイグ 55 蛯名正義
デンコウアンジュ 55 川田将雅
ビービーバーレル 55 石橋脩
ブランボヌール 55 三浦皇成
メイショウスイヅキ 55 松山弘平
メジャーエンブレム 55 C・ルメール
ラベンダーヴァレイ 55 戸崎圭太
レッドアヴァンセ 55 武豊

抽選対象馬(8頭中4頭が出走可能)
アドマイヤリード 55 藤岡康太
ウインミレーユ 55 未定
エクラミレネール 55 小崎綾也
カイザーバル 55 四位洋文
カトルラポール 55 未定
クロコスミア 55 勝浦正樹
ジープルメリア 55 松田大作
メイショウバーズ 55 古川吉洋

除外対象馬
ダイアナヘイロー 55 未定

以上26頭
フルゲート18頭に対して26頭が登録されている今年の桜花賞。抽選対象馬のカトルラポールはニュージーランドT、ウインミレーユは橘Sへ向かう可能性が高く、6頭中4頭が出走できる抽選となりそうだ。

第76回【桜花賞】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 メジャーエンブレム 1.9
2 シンハライト 2.9
3 ジュエラー 3.9
4 レッドアヴァンセ 17.2
5 アットザシーサイド 27.8
6 ラベンダーヴァレイ 31.9
7 ウインファビラス 35.4
8 デンコウアンジュ 41.2
9 カイザーバル 61.9
現時点での予想オッズでは、2歳女王メジャーエンブレムが圧倒的支持を受けており、次いで無敗馬シンハライトとチューリップ賞2着のジュエラーが人気を集めている。以上の3頭に人気が集中しており、単勝オッズは一桁台となっている。

第76回【桜花賞】有力馬は!?

【過去2走以内に芝1600mのレースに出走していた・過去2走共に芝1600mならなお良し】【前走で4着以内・1着ならなお良し】【4着以下に敗れた経験なし】【初勝利直後のレースでも優勝】【阪神ジュベナイルフィリーズで単勝7番人気以内で7着以内】メジャーエンブレム
inyofu 阪神ジュベナイルフィリーズを勝った後は、クイーンC(1着)→桜花賞と、ほぼ同じレース間隔を取っての出走。すでに阪神競馬場への長距離輸送を経験し、結果を出している点は心強い限りだ。断然の主役候補と言える。


【過去2走以内に芝1600mのレースに出走していた】【前走で4着以内・1着ならなお良し】【4着以下に敗れた経験なし】【初勝利直後のレースでも優勝】シンハライト
inyofu 馬体重の数字は同じでも、ひと息入れた後だった前々走のオープン特別・紅梅S(京都・芝1400m、1着)の時より、前走のチューリップ賞(1着)時の方が、馬体の張りを良く見せていた。さらなる上積みがあれば、4連勝での桜花賞制覇が見えてくる。


【過去2走以内に芝1600mのレースに出走していた・過去2走共に芝1600mならなお良し】【前走で4着以内】【4着以下に敗れた経験なし】【初勝利直後の芝の重賞で2、3着となっていた】【シンザン記念で単勝6番人気以内で3着以内】ジュエラー
inyofu 前走(チューリップ賞2着)時のパドックでは少しうるさいところを見せていたが、調教段階では太め残りに感じた馬体がシャープになっていた。牝馬ながらパワフルなフットワークで走るタイプ。力の要る馬場になっても対応できるだろう。


 
2016年4月10日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第76回【桜花賞】。 
優勝候補筆頭メジャーエンブレムは昨年の阪神JFを完勝し、今年初戦のクイーンCもレースレコードで圧勝。得意のマイル戦では崩れる姿をイメージできない完成度と言える。
しかし、昨年は圧倒的1番人気ルージュバックが惨敗しており、メジャーエンブレムと言えど過信は禁物かもしれない。
逆転の可能性があるのはシンハライトとジュエラーだろう。
両馬とも関西馬で長距離輸送の心配は無し、メジャーエンブレムとは初対戦で各付けは済んでいない。
強烈な末脚を武器にどこまで女王に迫れるか、注目したい。

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