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混戦模様のNHKマイルC前哨戦!第34回【ニュージーランドT】

2016年4月9日(土)に中山競馬場で行われる芝1600メートルのGIIレース、第34回【ニュージーランドT】。
3歳マイル王者決定戦であるNHKマイルCのトライアル競争として知られるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ニュージーランドT】歴史

inyofu 1971年にニュージーランドのベイオブプレンティレーシングクラブからカップの寄贈を受けて行われた『ベイオブプレンティレーシングクラブ賞グリーンステークス』が本競走の前身であり、1983年に4歳(現3歳)馬限定の定量による重賞競走『ニュージーランドトロフィー4歳ステークス』となった。創設当初は5~6月の東京競馬場・芝1600mで行われていた。
inyofu その後、4歳(現3歳)馬による春のマイル王決定戦『NHKマイルC』が1996年に創設されたことに伴い、本競走は同年から“NHKマイルCトライアル”として4月下旬に繰り上げられ、距離を芝1400mに短縮、出走資格を牡馬・牝馬に変更のうえ、1~3着馬にNHKマイルCへの優先出走権が与えられることとなった。

なお、現在行われている中山競馬場に舞台が移されたのは2000年で、開催時期が4月の上旬に繰り上げられ、距離が芝1600mに戻された。
過去10年ではグランプリボスやカレンブラックヒル、マイネルホウオウなどがが本競走をステップにNHKマイルCを制しており、今後のマイル戦線を占う意味でも重要なレースとなっている。

2015年【ニュージーランドT】

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昨年のニュージーランドTでは、7番人気ヤマカツエースがグランシルクやアルマワイオリといった有力馬を退け勝利した。

【ニュージーランドT】レース傾向

inyofu 前走で後方からレースを進めていた馬が強い
過去10年の出走馬について、前走の4コーナーの通過順別に成績をまとめると、前走の4コーナーを「9番手以下」で通過していた馬が好走率でトップの数値をマークしている。また、勝率では「先頭」組と「9番手以下」組が10%を超えているのに対し、「2~8番手」組は1.1%と低調で、2006年のマイネルスケルツィ以来優勝馬が出ていない。ただし、「2~8番手」組からは2着馬が9頭出ており、3着内率は「9番手以下」に次ぐ数値になっている。
inyofu 近走での芝1400mへの出走経験をチェック
過去10年の出走馬について、過去3走での芝1400mのレースへの出走回数別に成績を調べると、勝率で「2回以上」出走経験があったグループがトップの数値をマークし、連対率と3着内率では、過去3走以内に芝1400mのレースに出走経験のあったグループが、出走経験がなかったグループの数値を上回っている。ちなみに、過去5年の優勝馬5頭のうち4頭は、過去3走以内に芝1400mのレースに出走経験がある馬だった。近年の傾向を重視するならば、近走で芝1400mのレースに出走していた馬に注目したい。
inyofu 直近で出走した芝1600m以上のレースの内容に注目
過去10年の出走馬について、直近で出走した芝1600m以上のレースでの着順および勝ち馬とのタイム差別に成績を調べると、優勝馬10頭は直近で出走した芝1600m以上のレースで「1着」だったか、2着以下であっても勝ち馬とのタイム差が「0秒7以内」だった。好走率を見ても、2着以下で勝ち馬とのタイム差が「0秒8以上」のグループや、過去3走以内に芝1600m以上のレースに出走した経験がなかった馬は苦戦を強いられていることがわかる。近走で芝1600m以上のレースに出走してどのような成績を収めていたか、という点もチェックしておきたいところだ。
ニュージーランドTのレース傾向では【前走の4コーナーを「9番手以下」で通過していた】【過去3走で芝1400mのレースに出走】【直近で出走した芝1600m以上のレースで「1着」、もしくは勝ち馬とのタイム差が「0秒7以内」】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第34回【ニュージーランドT】登録馬

inyofu 出走可能馬
アストラエンブレム 56 田辺裕信
エクラミレネール 54 北村宏司
カイザーバル 54 未定
カトルラポール 54 武士沢友治
カープストリーマー 56 岩田康誠
キャプテンペリー 56 大野拓弥
サーブルオール 56 柴山雄一
ショウナンライズ 56 横山典弘
ダンツプリウス 56 丸山元気
ハレルヤボーイ 56 吉田豊
ボールライトニング 56 蛯名正義
マディディ 56 三浦皇成
モンスターキング 56 石川裕紀人
レインボーライン 56 内田博幸

抽選対象馬(9頭中2頭が出走可能)
カキツバタチグサ 56 未定
グランリゲル 56 未定
ジュンザワールド 56 未定
ストーミーシー 56 未定
ダノンスパーク 56 石橋脩
ディープエクシード 56 未定
トーアライジン 56 未定
マテラアリオン 56 未定
モーゼス 56 江田照男
フルゲート16頭に対して23頭が登録されている今年のニュージーランドT。有力馬の1頭カイザーバルは、桜花賞と忘れな草賞にも登録があるため、本競争に出走する可能性は低いだろう。

第34回【ニュージーランドT】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 アストラエンブレム 2.2
2 レインボーライン 4.0
3 ダンツプリウス 5.7
4 ボールライトニング 9.6
5 サーブルオール 10.7
6 カイザーバル 17.1
7 ハレルヤボーイ 17.6
8 ディープエクシード 32.6
9 キャプテンペリー 35.2
10 ショウナンライズ 44.1
11 モーゼス 53.1
12 ダノンスパーク 57.2
現時点での予想オッズでは、デビュー以来安定した強さを発揮しているアストラエンブレムと、アーリントンCを制したレインボーラインが人気を二分している。

第34回【ニュージーランドT】有力馬は!?

【直近で出走した芝1600m以上のレースで「1着」】アストラエンブレム
inyofu アストラエンブレム(牡3、美浦・小島茂之厩舎)は前走のフローラルウォーク賞(500万下)を逃げ切り勝ち。大きな着差はつかなかったが、余裕十分の内容だった。重賞でもサウジアラビアRCでタイム差なしの3着、シンザン記念で0.1秒差の4着と差のない争いをしており、今回も勝ち負けが期待される。


【直近で出走した芝1600m以上のレースで「1着」】レインボーライン
inyofu レインボーライン(牡3、栗東・浅見秀一厩舎)はゴール前大接戦となったアーリントンCを制し重賞初制覇。500万下の千両賞でも2着馬の追撃をアタマ差凌いでいる勝負強い馬で、ここも大崩れすることはなさそう。


【前走の4コーナーを「9番手以下」で通過していた】【過去3走で芝1400mのレースに出走】【直近で出走した芝1600m以上のレースで勝ち馬とのタイム差が「0秒7以内」】ボールライトニング
inyofu ボールライトニングの1週前追い切りは坂路4ハロン52・5―37・7―11・6秒。ド迫力の伸びを披露した。反応の鋭さは際立っており、馬体の張りや毛ヅヤも文句なし。仕上がりは絶好。

 宮本調教師「1週前は蛯名騎手騎乗で追い切った。坂路でラスト1ハロン11・6秒とものすごい時計をマーク。ひと叩きして確実に上向いている。前回のアーリントンC(8着)でも他馬より1キロ重い斤量を背負ってそう差(覇者レインボーラインに0・2秒差)はなかった。巻き返したいね」



2016年4月9日(土)に中山競馬場で行われる芝1600メートルのGIIレース、第34回【ニュージーランドT】。 
絶対的な有力馬が居ないため、混戦模様となっている。
その中でも注目したいのは現状4番人気のボールライトニングだ。
上位人気馬の中で唯一、好走する条件を満たしており期待は大きい。前走こそ8着だが勝ち馬とのタイム差は0.2秒、他馬より1キロ重い斤量を背負っていたことを考えれば、同条件で戦える今回は巻き返しが狙えそうだ。

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