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二冠馬ミッキークイーンの始動戦!第59回【阪神牝馬S】

2016年4月9日(土)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIIレース、第59回【阪神牝馬S】。
ヴィクトリアMの前哨戦としての意味合いが強まったこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【阪神牝馬S】歴史

inyofu 本競走は、1958年に4歳(現3歳)以上・牝馬限定のハンデキャップによる重賞競走『阪神牝馬特別』として創設された。レース名は1970年に『サンケイスポーツ杯阪神牝馬特別』に変更されたのち、2001年に現在の『サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス』に改称された。創設当初は12月に阪神競馬場・芝1800mで行われていたが、その後幾度か距離が変更され、1996年以降は芝1600mで行われていた。
inyofu その後2006年に古馬による春の女王決定戦『ヴィクトリアマイル』が5月に新設されたことに伴い、本競走は4月に移設されて現4歳以上の牝馬限定となり、距離は芝1400mに短縮された。これにより、ヴィクトリアマイルの前哨戦として位置付けられ、満開の桜が咲き誇る仁川のターフを舞台に、歴戦の牝馬たちが白熱した戦いを繰り広げている。なお、負担重量は1994年に別定重量に変更された。さらに、2016年より距離が1600mに延長された。
今年から距離が1600mに延長され、ヴィクトリアMの前哨戦としての特色が強まった阪神牝馬S。今後このレースの好走馬から多くのマイル女王が生まれることだろう。

2015年【阪神牝馬S】

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昨年の阪神牝馬Sでは、4番人気カフェブリリアントがスタートから好位につけ、最後の直線ではベルルミエールとの壮絶なたたき合いを制し、クビ差で勝利した。

【阪神牝馬S】レース傾向

inyofu 年明け以降の戦績に注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、同年に1600万下から上のクラスの芝のレースで7着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率5.6%と苦戦している。大敗続きの馬はもちろん、今年に入ってから初めてJRAのレースに出走する馬、ダートのレースや1000万下より下のクラスのレースにしか出走経験がない馬も割り引きが必要だ。
inyofu なお、同年に1600万下から上のクラスの芝のレースで7着以内に入った経験がなかった馬の中で当レースで3着以内に入った4頭は、いずれも前年に中山もしくは阪神競馬場で行われた芝のGI またはGII で3着以内に入った経験がある馬だった。ゴール前の直線に急坂がある中山・阪神コースのGI やGII で好走経験のある馬は、前出の条件を満たしていなくても注目しておくべきだろう。
inyofu 前走1着馬は着差が重要
過去10年の出走馬のうち、前走が1600万下から上のクラスで1着、かつ前走の2着馬とのタイム差が0秒1以上だった馬は20頭おり、そのうち7頭が優勝を果たしているほか、2・3着にも計3頭が入っている。昨年の優勝馬カフェブリリアントは、出走馬17頭のうち唯一前記の条件に当てはまっていた。今年もこの条件をクリアしている馬がいたらぜひ注目してみたい。ちなみに、前走で1着、かつ2着馬とタイム差なしだった馬は過去10年で9頭出走しているが、すべて5着以下に敗れている。
inyofu 近年は若い馬が優勢
過去5年の連対馬10頭中、2015年の優勝馬カフェブリリアントを除く9頭は4歳馬だった。年齢別の3着内率を比較してみても4歳馬がもっとも高く、以下も5歳→6歳→7歳の順となっている。近年の傾向に従うなら、若い馬を重視すべきだろう。
inyofu 同コースで行われた重賞は前走で1600m未満のレースに出走していた馬が不振
今年から阪神牝馬Sは外回り・芝1600mのBコースを使用して行われるが、阪神競馬場に芝・外回りコースが新設された2006年12月以降、2015年までに外回り・芝1600mのBコースで行われた重賞は計16レース(2007~2015年の桜花賞、2011年のダービー卿チャレンジT、同年のニュージーランドT、2007~2011年の読売マイラーズC)。この16レースについて前走の距離別成績を調べると、「1600m未満」だった馬が3着内率5.1%と苦戦している。ちなみに、1600m未満のレースから前記のいずれかのレースに出走して優勝を果たしたのは、2008年の桜花賞を優勝したレジネッタだけ。3着以内に入ったのは2012年桜花賞3着のアイムユアーズが最後となっている。今年の阪神牝馬Sでも、前走で1600m未満のレースに出走していた馬は評価を下げるべきかもしれない。
阪神牝馬Sのレース傾向では【同年に1600万下から上のクラスの芝のレースで7着以内に入った経験があるor前年に中山もしくは阪神競馬場で行われた芝のGI またはGIIで3着以内に入った経験がある】【前走が1600万下から上のクラスで1着、かつ2着馬とのタイム差が0秒1以上】【4歳馬】【前走が1600m以上】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第59回【阪神牝馬S】登録馬

inyofu アイライン 54 未定
アンドリエッテ 54 藤岡康太
ウインプリメーラ 54 川田将雅
オツウ 54 松若風馬
カフェブリリアント 54 福永祐一
ココロノアイ 54 武豊
シュヴァリエ 54 未定
ストレイトガール 56 戸崎圭太
スマートレイアー 54 M・デムーロ
ダンスアミーガ 54 池添謙一
ダンツキャンサー 54 和田竜二
ペルフィカ 54 未定
ミッキークイーン 56 C・ルメール
メイショウマンボ 55 武幸四郎
レッドリヴェール 54 菱田裕二
今年の阪神牝馬Sの登録馬は15頭なので、除外対象馬はいない。昨年の覇者カフェブリリアントも出走予定だ。

第59回【阪神牝馬S】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ミッキークイーン 2.1
2 スマートレイアー 3.4
3 ストレイトガール 4.7
4 アンドリエッテ 6.9
5 ウインプリメーラ 11.3
6 ココロノアイ 23.6
7 カフェブリリアント 25.3
8 レッドリヴェール 42.2
9 オツウ 115.8
10 メイショウマンボ 130.4
昨年の最優秀3歳牝馬ミッキークイーンや東京新聞杯で牡馬を破ったスマートレイアー、ヴィクトリアMとスプリンターズSを制したストレイトガールに人気が集まっている。

第59回【阪神牝馬S】有力馬は!?

【前年に中山もしくは阪神競馬場で行われた芝のGI またはGIIで3着以内に入った経験がある】【4歳馬】【前走が1600m以上】ミッキークイーン
inyofu ミッキークイーン(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)は昨年のオークスと秋華賞の2冠を制覇。古馬に挑んだジャパンCは不利を受けたこともあって8着に終わったが、それ以外のレースでは連対を外していない。今回は休み明けで、距離にも若干の不安はあるが、4歳世代のトップとして無様な競馬は見せられないところだ。


【同年に1600万下から上のクラスの芝のレースで7着以内に入った経験がある】【前走が1600万下から上のクラスで1着、かつ2着馬とのタイム差が0秒1以上】【前走が1600m以上】スマートレイアー
inyofu スマートレイアー(牝6、栗東・大久保龍志厩舎)は前走の東京新聞杯で牡馬相手に逃げ切り勝ちを決めた。ここへ来て脚質に幅が出てきており、阪神コースとの相性も良い。2度目の本レース制覇が期待される。


【同年に1600万下から上のクラスの芝のレースで7着以内に入った経験がある】【4歳馬】【前走が1600m以上】アンドリエッテ



2016年4月9日(土)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIIレース、第59回【阪神牝馬S】。 
二冠馬ミッキークイーンの2016年始動戦ということで注目が集まっている。
実際、ミッキークイーンは好走する条件をほぼ満たしており、牝馬相手には7戦して連対を外したことは無い。近年の傾向を重視するなら4歳馬が活躍しており、ここでも最有力視したい存在だ。
また、アンドリエッテも4歳馬で前走ではアタマ差ながら勝利をおさめた。クラシック戦線でも善戦しており、休み明けのミッキークイーンならば勝ち切る可能性もある。

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