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天皇賞(春)の乱!波乱を彩った名脇役たち

最近の天皇賞(春)は波乱に満ちている。過去10年のレース結果で、一番人気の競走馬が順当に勝ったのはたった1回、ディープインパクトのみである。そこで今回は、天皇賞(春)に波乱を起こした名脇役をまとめてみた。
競走馬

2012年春の乱!【ビートブラック】

inyofu レースを制したのは伏兵ビートブラック。一昨年の菊花賞3着馬だが、これまで重賞は未勝利、前走の阪神大賞典では10着に敗れ、ここでは18頭立て14番人気に甘んじていた存在だ。しかし鞍上・石橋脩騎手は仕上がりの良さを感じ取っており、加えて「後ろの馬を気にしていたらできない乗り方」という秘策を胸に1番ゲートから飛び出した。
inyofu ゴールデンハインドとともに後続を大きく引き離して逃げたビートブラックは、残り1000mの地点でギアチェンジ、3番手以下に十分なリードをつけたまま直線へと向かう。後ろに構えるオルフェーヴルに気を取られたか、あるいは前は飛ばし過ぎていると読んだのか、ともかくも後続各馬は慌てたように追撃を開始したものの、時すでに遅し。懸命に粘り切ったビートブラックは、2着トーセンジョーダンに4馬身もの差をつけて大金星となる勝利をつかんだのである。
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オルフェーヴル敗れる!単勝オッズ1.3倍の圧倒的一番人気のオルフェーヴルを制して勝利したのは14番人気のビートブラックだった。単勝オッズ159.6倍の大波乱である。

2009年春の乱!【マイネルキッツ】

inyofu 一昨年の菊花賞馬で昨年のこのレースの3着馬アサクサキングスが京都記念と阪神大賞典を連勝して1番人気に支持され、以下、ジャパンC勝ち馬スクリーンヒーロー、ダイヤモンドS1着から日経賞3着というステップで臨むモンテクリスエス、日経賞を勝ったアルナスライン、産経大阪杯を制したドリームジャーニーの順。 この上位5頭の単勝オッズが10倍を切っていたのに対し、マイネルキッツは重賞未勝利であったせいか、日経賞2着ながら46.5倍の12番人気。
inyofu 直線で先頭に立ったアサクサキングスを、外からアルナスラインが交わしにかかる。さらに内からはマイネルキッツが抜け出す。そこから先は2頭の叩き合いとなり、クビの差だけしぶとく競り勝ったマイネルキッツが、天皇賞(春)史上第3位タイとなる3分14秒4の好タイムでゴールへ飛び込んだのだった。
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2009年の天皇賞(春)は群雄割拠の様相で、数々の有力馬が名を連ねていた。だが、馬群から抜け出し勝利したのは、12番人気マイネルキッツだった。しかも、天皇賞(春)史上第3位タイとなる3分14秒4の好タイムを叩き出したのだ。

2005年春の乱!【スズカマンボ】

inyofu 荒れそうな気配は、馬群がハロン棒を通過するたびに高まります。ゆったりしたペースと1周目スタンド前の大歓声に折合いを欠く馬が多く、ピリピリした空気が18頭を包み込んでいました。
そんな中、リラックスして走っていたのがスズカマンボです。これまでGIでは、皐月賞17着、日本ダービー5着、菊花賞6着など“いま一歩”の成績。このレースでも13番人気と低い評価しか与えられていませんでしたが、馬群の内に入って折り合うことに成功した鞍上・安藤勝己騎手は手ごたえを感じていたといいます。
inyofu 一団のまま4コーナーから直線へと入り、コース一杯に広がっての懸命の追い比べ。スズカマンボは内からグイグイと抜け出し、直線半ばで先頭に立ちます。最後は熾烈な2着争いを1馬身半後ろに見てのゴール。
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まさに波乱!1着スズカマンボ、2着には14番人気のビッグゴールド、3着に4番人気アイポッパーが入って、3連単の払戻しは、当時のGI史上最高額となる193万9420円となった。

ご覧の通り、ここ10年の天皇賞(春)は波乱に満ちている。他にも、2004年には10番人気のイングランディーレが勝利したりと予想が難しいレースのようだ。2014年の天皇賞(春)も、有力馬であるキズナやゴールドシップ、 ウインバリアシオンを破り、波乱を起こす名脇役が現れるかも知れない。これからも、天皇賞(春)から目が離せない。

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