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アップトゥデイト回避でサナシオン1強!?第18回【中山グランドジャンプ】

2016年4月16日(土)に中山競馬場で行われる障害4250メートルのJ・GIレース、第18回【中山グランドジャンプ】。
上半期の最強障害馬決定戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山グランドジャンプ】歴史

inyofu 本競走は、1934年に当時の中山競馬倶楽部理事長であった肥田金一郎氏が、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)に匹敵する中山競馬場の名物レースを開催する目的で創設した『大障害特別』が前身で、第1回は同年12月に中山競馬場・芝4100mで行われ、翌1935年から春と秋の2回開催となった。1948年秋より『中山大障害』の名称となり長年親しまれてきたが、1999年の障害競走の改革に伴うグレード制導入により、最高峰であるJ・GI に格付けのうえ、負担重量も別定重量から定量に変更され、春の競走が『中山グランドジャンプ』としてリニューアルされた。
inyofu 『中山グランドジャンプ』の第1回と第2回は芝・4100mで行われたが、2001年の第3回から国内最長距離となる芝・外回りの4250mに延長され、現在に至っている。9つの障害を合計12回飛越し、バンケットを5回下って上るこのコースは、飛越テクニックとスタミナ、そして精神力が試される“国内最高峰の障害レース“と言える。
2000年から国際競走となり、外国馬の出走が認められた中山グランドジャンプ。外国馬ではセントスティーヴンとカラジ、ブラックステアマウンテンの3頭が優勝を果たしている。

2015年【中山グランドジャンプ】

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昨年の中山グランドジャンプでは4番人気アップトゥデイトが、レッドキングダムやアポロマーベリックといった最強レベルの馬を退け、勝利した。

【中山グランドジャンプ】レース傾向

inyofu 前年以降や同年の実績がポイント
過去10年の中山グランドジャンプで3着以内に入った日本馬延べ27頭のうち21頭は、前年以降にJ・GI またはJ・GII で5着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率34.4%と好走率も高い。前年以降に格の高いレースで好走している馬は信頼できるようだ。
inyofu なお、前年以降にJ・GI またはJ・GII で5着以内に入った経験がなかった日本馬のうち、同年に障害のオープンクラスで5着以内に入った経験もない馬は好走例がなかった。前年以降にJ・GI やJ・GII で好走した経験がなく、年明け以降もオープンクラスで好走できていない馬は評価を下げたい。
inyofu 若い馬が優勢
過去10年の中山グランドジャンプで3着以内に入った日本馬延べ27頭のうち21頭は、「6歳以下」の馬だった。該当馬は3着内率30.9%と「7歳以上」の馬に比べて好走率も高い。年齢を比較する際は、より若い馬を高く評価すべきだろう。
inyofu なお、「7歳以上」で3着以内に入った日本馬6頭のうち、2011年3着のタカラボスを除く5頭は、前年の中山大障害で5着以内に入っていた。前年の中山大障害で好走した実績のない「7歳以上」の馬は苦戦傾向にある。
inyofu 前走1着馬は堅実
日本馬に限定した過去10年の前走の着順別成績を調べると、前走で「1着」だった馬が3着内率53.6%と優秀な成績を収めている。今年も直前のレースを勝っている馬がいたらぜひ注目してみたい。
中山グランドジャンプのレース傾向では【前年以降にJ・GI またはJ・GII で5着以内に入った経験があるor同年に障害のオープンクラスで5着以内に入った経験がある】【5~6歳馬or前年の中山大障害で5着以内に入っていた7歳以上馬】【前走1着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第18回【中山グランドジャンプ】登録馬

inyofu サナシオン
ティリアンパープル
ワンダフルワールド
オジュウチョウサン
メイショウアラワシ
 
ウォンテッド
ビコーピリラニ
マイネルフィエスタ
ダンツメガヒット
ブライトボーイ
昨年の王者アップトゥデイトは骨瘤のため出走を回避。そのため、10頭の登録となった。

第18回【中山グランドジャンプ】有力馬は!?

【前年以降にJ・GI またはJ・GII で5着以内に入った経験がある+同年に障害のオープンクラスで5着以内に入った経験がある】【前年の中山大障害で5着以内に入っていた7歳以上馬】【前走1着】サナシオン
inyofu 断然人気となりそうなのがサナシオン(栗東・松永幹夫厩舎、牡7歳)だ。昨年暮れの中山大障害で3着に敗れ、障害入りしてから初めての黒星を喫したが、今年初戦の阪神スプリングジャンプではアップトゥデイトに5馬身差をつけて圧勝。1キロの斤量差があったことを差し引いても、マイペースで行けたときの強さを見せつけた。走る意欲に満ちた馬で、他馬を気にせずガンガン飛ばしていくタイプ。今回は同型馬も不在で、自らの飛越に専念できる。昨年暮れにコースを経験した強みもあり、重賞ウイナーすらいない今回のメンバーなら圧勝のシーンまでありそうだ。


【5~6歳馬】ウォンテッド
inyofu ウォンテッド(栗東・松田国英厩舎、牡6歳)はここ3戦の成績が振るわないが、オープン勝ちの他、重賞で3着2回の経験があり、実績では上位。大敗した昨年の中山大障害は、落鉄していたため度外視できる。サナシオンに真っ向勝負を挑んでは厳しいかもしれないが、障害19戦で落馬ゼロという飛越の安定感はピカイチ。自分のペースを守っていけば、馬券圏内に入る可能性は十分にあるだろう。


【同年に障害のオープンクラスで5着以内に入った経験がある】【5~6歳馬】オジュウチョウサン
inyofu ここに来て地力強化が目立つのはオジュウチョウサン(美浦・和田正一郎厩舎、牡5歳)だ。重賞での実績こそ見劣るものの、オープン2勝の実績があり、昨年の中山大障害でも6着とまずまずの内容を見せた。脚質に自在性があり、スタミナも豊富。流れが向けば上位争いに加われそうだ。



2016年4月16日(土)に中山競馬場で行われる障害4250メートルのJ・GIレース、第18回【中山グランドジャンプ】。 
登録数が10頭と少なく、長丁場であるため地力通りの結果になる可能性が高い。
昨年の覇者アップトゥデイトが出走を回避したため、実力・実績共にサナシオンが他馬を圧倒している。
昨年の中山大障害でも3着と好走しており、落馬やアクシデントが無い限り、馬券に絡む確率は非常に高いだろう。

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