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「チェッキーノ」前走の疲れもなく距離の不安もない!【2016年オークス】

母は2001年のクラシックを沸かしたハッピーパス、兄は2歳時に3連勝し、一躍クラシック候補に躍り出るも2014年に疝痛でこの世を去ったコディーノという良血馬であるチェッキーノ。初戦は敗れてしまったものの、その後は持ち前のセンスある走りで未勝利、アネモネS、フローラSと3連勝し、オークスの最有力候補にまで上り詰めた。そんなチェッキーノについてまとめてみた。
チェッキーノ

チェッキーノの血統!父はキングカメハメハ!

inyofu 東京スポーツ賞2歳S(G3)を勝ち、皐月賞(G1)でも3着と好走したコディーノの全妹。母ハッピーパスは京都牝馬S(G3)の勝ち馬で、シンコウラブリイ(マイルCSなど重賞6勝)の半妹にあたる良血。04年に引退後、繁殖生活に入ったのですが、妊娠しにくい体質でしばらく子宝に恵まれませんでした。スタッフの努力が実って初めての子が生まれたのは08年。以降、毎年出産しています。
inyofu 競馬場でデビューした6頭は、2頭の重賞勝ち馬を含めてすべて勝ち上がり、全頭3勝以上を挙げています。チェッキーノは『競馬王のPOG本』の「栗山ノート」で推奨しました。何をつけても走る繁殖牝馬ですが、重賞を勝ったのがチェッキーノとその全兄コディーノですから、キングカメハメハとの配合が合うのでしょう。
inyofu 「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」で、2代母が Hyperion の影響が強い名牝、というパターンは成功しています。コディーノのほかに、ドゥラメンテ(日本ダービー、皐月賞)や、トゥザグローリー(京都記念など重賞5勝)とトゥザワールド(弥生賞)の兄弟などがそうです。

【2歳未勝利】素質の違いで他馬圧倒の差し切り!

前走2着ということもあり単勝オッズ1.7倍の圧倒的支持を受ける。レースでは好スタートを切り、中団のインに待機。勝負所で外に持ち出し、追い上げていく。4コーナーで接触があったものの、そこからの伸び脚は鋭く、ゴール前は流す余裕があった。
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inyofu 1着 チェッキーノ(柴山騎手) 「前の馬が下がってきても、折り合いが付きました。さばくのが大変でしたし、コーナーで外へふくらみましたが、決め手が違いましたね。夏のデビュー前、札幌で乗ったときより、馬はずいぶん良くなっていました。この血統しては大人しいですし、将来が楽しみです」

【アネモネS】素質が開花か!?2連勝でオープンクラス入り!

クラシックを目指すために選んだこのレース。スタートからやや後ろの位置取りかと思われたが、流れに乗りちょうど真ん中まで追い上げる。坂下の手応えは抜群で、坂を上り切った辺りで先頭に立ちそのまま押し切った。
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inyofu 1着 チェッキーノ(柴山雄一騎手) 「嬉しいです。直線はずっと手応えがよかったので、あとはしのげると思いました。2コーナーまでは少しハミをかみましたが、そのあとはリラックスしてくれました。馬がよくなっていて、そのよさが出ましたね。順調にいってくれれば、まだよくなりそうですし、楽しみです」

【フローラS】レースレコードのおまけつきの圧勝!

桜花賞を断念し、オークスに照準を合わせて迎えたフローラS。18番枠からのスタートでじわっとちょうど中団あたりにつける。レースは1000m通過が59.7とある程度流れ直線へ。馬場の3分所から一気に先頭に躍り出ると後続を突き放し、1.59.7のレースレコードで快勝した。
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inyofu 1着 チェッキーノ(C.ルメール騎手) 「強かったですね。4コーナーの反応はいまひとつでしたが、直線でペースを上げていき、最後まで速いペースを維持しました。今日はスタートもよく、リラックスして走っていました。スタミナがあります。今日は簡単に勝ちました。距離の適性はまだわかりませんが、だんだんよくなっていく馬なので楽しみです」
inyofu (藤沢和雄調教師) 「この母の産駒は一頭で走りたがる馬が多いのですが、この仔はとてもおだやかな馬です。次はオークスを目指します。鞍上はC.ルメール騎手で調整します」

【オークス】直前情報! 前走を勝った反動はなく順調!

inyofu サンスポ賞フローラSの勝ち馬チェッキーノは、坂路4ハロン62秒9を1本。気合十分で、馬体もふっくら。前走を勝った反動はなく順調だ。
inyofu 「チャンスがないとは思わないが、桜花賞組は強いよ。もっと早く権利を取れていればよかったんだけれど、ウチのは賞金があっても(体調が整わず)行けなかったわけだから」と藤沢和調教師は大一番を前に控えめなコメント。

過去3走での勝利数が重要

inyofu 過去10年の出走馬について、過去3走以内での勝利数別に成績を調べると、優勝馬11頭には過去3走で少なくとも1回は勝利経験があった。また、好走率を見ると、勝利数が多いほど数値が高くなる傾向がある上、「2勝以上」と「1勝以下」の間には大きな差がついている。今年も近走でより多く勝ち星を挙げていた馬を重視したいところだ。
3連勝でオークスを迎えた馬は勝率50%。今年のメンバーでは唯一該当するのがこのチェッキーノであり、今の勢いを信じて頭から狙ってみるのも面白い。

桜花賞を断念し、オークス1本に絞った選択は名トレーナーの好判断であった。前走フローラSでは圧倒的不利とされる大外18番枠から勝利をもぎ取ったのは高い能力があるからこそ。兄コディーノの無念を晴らすためにも、相手関係は大幅に強化されるが落とすことができない大事な1戦である。

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