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南関東の英雄ロジータ伝説

南関東の英雄ロジータの名レースや記事、エピソードをまとめてみた。
南関の百合

南関の百合

inyofu ロジータは日本の元競走馬。現役時代には牝馬でありながら南関東の三冠競走を制した。半妹に東京3歳優駿牝馬を優勝したテーケーレディー、伯母に函館3歳ステークスやシンザン記念を優勝したミルフォードスルー(ランフォザドリームの母)がいる。

生まれ故郷の牧場の片隅に咲いていた百合の品種名「ロジータ」にその名は由来する。ちなみにロジータとはラテン語で「谷間に咲く百合」という意味でもある。

牝馬ながら牡馬3冠

inyofu 1986.5.26生
新冠・高瀬牧場産
 1988年10月に川崎の新馬戦でデビュー。デビュー戦を勝利で飾る。5戦目に浦和のニューイヤーカップで初重賞制覇。その後、浦和の桜花賞を制覇し、南関東牡馬クラシック路線へ。牝馬ながら牡馬クラシック3冠を達成する。4歳(旧表記)秋に中央挑戦。中山のオールカマー(当時は地方競馬招待競走・GIII)に出走。オグリキャップの5着に入線し、地方招待馬最先着。同年ジャパンカップにも出走したが、残念ながら最下位の15着に終った。その後、暮れの東京大賞典、翌年の川崎記念を連勝。引退レースとなった川崎記念は、テレビ神奈川(現tvk)で中継された。手綱は、デビュー戦からすべて野崎武司騎手が取った。

地方競馬の女王

inyofu 地方競馬のビッグレース・東京ダービー、川崎記念、東京大賞典、桜花賞などを制し、繁殖牝馬としても子孫に数々の重賞馬を送る名牝ロジータ(高瀬牧場生産)を訪ねた。2010年より創設された世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN」ではロジータの素晴らしい活躍をモデルに、“ロジータふたたび”のキャッチフレーズを掲げ、牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進の道しるべに彼女は立っている。

 ロジータが過ごすのは新冠町の高瀬牧場。長らく住み慣れた故郷でゆったりと余生を過ごしている。代表の高瀬良樹さんに近況を伺うと、「病気することもなく、健康状態は良好です。若い頃は気性のキツい馬でしたが、歳もとって穏やかになりました。」と、26歳の今を伝えてくれた。
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怪物オグリ相手にも牝馬ながら健闘

inyofu 現役時代は牡馬相手に東京ダービーを制し、地方ダート重賞を8勝。ダートのみならず、中央遠征のオールカマー((G3)、芝2200m)では怪物オグリキャップ相手に健闘を見せ、絶対能力の高さは屈指であると示した。産駒リストを眺めると、これまた驚異的な実績が綴られる。3番仔オースミサンデー(弥生賞(G2)2着)、5番仔イブキガバメント(朝日CC(G3)、鳴尾記念(G3))、6番仔カネツフルーヴ(帝王賞(G1)、川崎記念(G1)他、種牡馬)、10番仔アクイレジア(ジャパンダートダービー(G1)2着)とオープン馬を生み出し、孫世代にも初仔シスターソノの仔レギュラーメンバー(JBCクラシック(G1)、川崎記念(G1)他、種牡馬)、2番仔オウケンガールの仔オウケンマジック(中央3勝、種牡馬)を出している。競走馬としても母としても、これほどまでの立派な成績を残した牝馬はそうは挙がらない。

そのパワーは絶大!

inyofu ロジータは非常に後肢の力が強く、馬房で暴れた際には天井の板を蹴破って壊したこともあった。現在も福島厩舎のロジータのいた馬房にはその跡が残っている(2006年、ファン感謝イベントの際の福島師のコメントより)。
引退後は繁殖入りし、多数の活躍馬を送り出した。産駒には朝日チャレンジカップ、鳴尾記念などを勝ったイブキガバメントや帝王賞、川崎記念、オグリキャップ記念、ダイオライト記念などを勝ったカネツフルーヴなどがいる。また、川崎記念を、ロジータ、カネツフルーヴ、レギュラーメンバーの3世代で制覇しており、そのパワーはしっかりと引き継がれていることを証明した。

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