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【2013・2014年ヴィクトリアマイルの思い出】VM連覇!ヴィルシーナ

2013年は1番人気で、2014年はなんと11番人気でヴィクトリアマイルを制したヴィルシーナ。馬主は大魔神・佐々木主浩オーナーであり、2016年の1月にキングカメハメハとの子どもも無事出産した。そんなヴィルシーナについてまとめてみた。
ヴィルシーナ

母はハルーワスウィート

ヴィルシーナは、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート、母父サンデーサイレンスという血統。

母ハルーワスウィートは生まれつき尾骨がなく、尻尾がない馬だった。

馬主の大魔神・佐々木オーナー

馬主は、元メジャーリーガーの佐々木主浩氏。母ハルーワスウィートが現役時代から大好きで、インタビューではこう語っている。
inyofu 僕は尻尾のないハルーワスウィートという馬が現役時代から大好きでして、あの馬の子供は全部ほしいんです。吉田勝己さんが『こんだけ好かれたらしょうがない。佐々木君のもんだ』と諦めているくらいに。なので、その子供もずっと持ち続けていきたいですよ。

桜花賞・オークス・秋華賞と牝馬三冠すべて2着

inyofu  クイーンCを制して有力馬の一角に数えられるようになったヴィルシーナだったが、第一冠・桜花賞はゴール目前で差し切られての2着。オークスでは5馬身も突き放されて、またも2着に終わる。秋初戦のローズSも2着に敗れ、そして秋華賞では、最後の最後に差し返す根性を見せて写真判定にまで持ち込んだのだが、やはり2着。
 そう、勝ち馬はすべてジェンティルドンナ。歴史的名牝の牝馬三冠達成を、目の前で、文字通り目の前で、悔し涙とともに見続けるしかなかったのである。

悲願のG1制覇!2013年ヴィクトリアマイル

2013年、牝馬限定のG1・ヴィクトリアマイルでは、単勝1番人気に支持された。
直線で進出し、最後は前年の勝ち馬ホエールキャプチャが強襲し、写真判定の末ハナ差で勝利した。
inyofu  内田騎手は、「(ヴィルシーナに)何とかGIを勝たせたいと思って、最後は必死に追いました。でも、ゴールの瞬間は、どちらが勝ったのか、わからなかったです」と、そのシーンを思い起こしながら語った。
「ゴールしたあとしばらくして、ターフビジョンに僕たちの姿が大きく写し出されていたんです。そのときに、『勝った!』と確信しました。あのときは、本当にうれしかったですね。その前年は負け続けていましたから、陣営とすれば、『ジョッキーを代える』という選択肢もあったと思うんです。でも、オーナーの佐々木さんは『自分の誕生日は2月22日で、現役時代の背番号が22番だから(ヴィルシーナが2着ばかりなのは)仕方ない』と公言したり、厩舎のスタッフはスタッフで『(自分たちにも)まだやるべきことがあったのかもしれない』と反省したりして、関係者の誰もが『ヴィルシーナが勝てなかったのは自分のせいだ』と言って、(誰のせいにもしないで)僕を乗せ続けてくれました。とにかく僕は、その思いに応えたかったですし、あのときは、まさにみんなが『ヴィルシーナに勝利を』という思いでひとつになっていたような気がします。そしてヴィルシーナも、そうしたみんなの気持ちに応えてくれたんだと思いますね」
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11番人気でヴィクトリアマイルを連覇!

2013年のヴィクトリアマイルを制した後、スランプに陥ったヴィルシーナ。
前走は短い距離の阪神牝馬Sを使い、後方策にでてヴィルシーナの気持ちを盛り上げるために普段と違った乗り方をした。
そのおかげで闘争心を取り戻したヴィルシーナは、スタートをきると自らハナに立ち、鞍上の内田騎手も気持よく行かせた。
inyofu  最内からはGI3勝馬で昨年の最優秀3歳牝馬メイショウマンボ、外からはGI高松宮記念3着のスピード自慢・ストレイトガールが切れ味よく迫ってくる。しかし、好調時のヴィルシーナと言えば、馬体を並べてからがとにかくしぶとい。メイショウマンボは差し切るくらいの勢いで突っ込んできたが、結局最後はGI3勝馬が根負けするような形となり、これを半馬身退けてのゴール。絶好調の3歳時を見るような、ヴィルシーナの真骨頂が存分に発揮された競馬だった。
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キングカメハメハとの初仔も誕生!

2016年1月に、キングカメハメハとの初仔が誕生した。
競走馬時代にライバルであったジェンティルドンナもキングカメハメハとの子どもを出産している。
はやければ2018年にデビュー。ジェンティルドンナの仔どもとの対決も楽しみだ。

兄弟も大活躍中

ヴィルシーナの兄弟には、2016年の天皇賞(春)に3着となったシュヴァルグランがいる。



悲願のG1を勝利し、1年のスランプを乗り越え再びG1連覇となったヴィルシーナ。今はお母さんとなり、ライバルのジェンティルドンナと同じくキングカメハメハとの仔を出産。ヴィルシーナの仔は牡馬、ジェンティルドンナの仔は牝馬であったが、2頭がともに戦う日が楽しみである。また、ヴィルシーナの兄弟であるシュヴァルグランが2016年の天皇賞(春)で3着となり、成長が著しい。2015年にデビューしたヴィブロスも、未勝利を制しており、これからの活躍が期待できる。ヴィルシーナの仔や兄弟を、これからも応援していきたい。

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