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優勝候補はシンハライト、チェッキーノだけじゃない!?第77回【オークス】

2016年5月22日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第77回【オークス】。
牝馬クラシックの二冠目にして、中距離への対応力が求められるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【オークス】歴史

inyofu 牝馬クラシックレースの第二弾として行われる優駿牝馬(オークス)は、イギリスのオークスに範をとり創設された競走である。1938年に4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走『阪神優駿牝馬』として創設されたのがその前身で、創設当初は阪神競馬場・芝2700mで行われていたが、1940年に2450m、さらに1943年に2400mへと短縮された。
inyofu その後、1946年に舞台を東京競馬場に移設したことに伴い『優駿牝馬』に改称され、1965年から(オークス)の副称が付くようになった。開催時期は、創設時から1952年まで秋に行われていたが、1953年から諸外国と同じ春の開催に繰り上げられた。
スピードだけでなくスタミナも求められるオークスでは、桜花賞で好走した馬も馬群に沈むケースが見受けられる。過去10年で単勝1番人気馬の優勝は、2009年のブエナビスタと2010年のアパパネのみとなっている。

2015年【オークス】

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昨年のオークスでは、3番人気ミッキークイーンが最後の直線で1番人気ルージュバックを交わし、3/4馬身差で勝利した。

【オークス】レース傾向

inyofu 前走の4コーナーでの位置取りに注目
過去10年の出走馬について、前走の4コーナーでの位置別に成績を調べると、勝率・連対率で「7~10番手」と「11番手以下」の2グループが「1~6番手」を上回っている。「1~6番手」からは2頭の勝ち馬が出ているが、この2頭は2010年に1着同着となったアパパネとサンテミリオンで、それ以外の年では前走の4コーナーを「7番手以下」で通過した馬が勝利を収めている。
inyofu 過去3走での勝利数が重要
過去10年の出走馬について、過去3走以内での勝利数別に成績を調べると、優勝馬11頭には過去3走で少なくとも1回は勝利経験があった。また、好走率を見ると、勝利数が多いほど数値が高くなる傾向がある上、「2勝以上」と「1勝以下」の間には大きな差がついている。今年も近走でより多く勝ち星を挙げていた馬を重視したいところだ。
inyofu 4着以下の少ない馬が優勢
過去10年の出走馬について、JRAのレースでの4着以下の回数別に成績をまとめると、一度も4着以下に負けていない「0回」組が好走率で断トツの数値をマークしている。その他でも、4着以下の回数が少ないグループほど連対率・3着内率が高くなっており、4着以下の回数が「4回以上」あった馬は優勝していない点も見逃せない。出走各馬の4着以下の回数についてもチェックしておきたいところだ。
inyofu 年明け以降の重賞実績は要チェック
過去10年の出走馬について、年明け以降に出走した芝1400~1800mの重賞での最高着順別に成績をまとめると、3着以内馬30頭中20頭は2着以内に入った経験があり、好走率でも「1着」・「2着」組が高い数値をマークしている。最高着順が3着以下だった馬の中で連対しているのは「3着」か「4着」だった馬だけで、「5着以下」だった馬は苦戦している。今年も年明け以降に芝1400~1800mの重賞で連対した実績を持つ馬は軽視禁物だろう。
inyofu 優勝候補は前走5番人気以内の馬
2008年以降の過去8年の出走馬について、前走の単勝人気別成績を調べると、優勝馬9頭は前走で5番人気以内に支持されていた。前走でファンから高い支持を受けていた馬は、このレースでも引き続き高く評価する必要がありそうだ。
オークスのレース傾向では【前走の4コーナーを「7番手以下」で通過した】【過去3走で2回以上勝利】【一度も4着以下に負けていない】【年明け以降に出走した芝1400~1800mの重賞で2着以内に入った経験あり】【前走で5番人気以内に支持されていた】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第77回【オークス】登録馬

inyofu 優先出走馬
シンハライト 55 池添謙一
アットザシーサイド 55 福永祐一
チェッキーノ 55 戸崎圭太
アウェイク 55 吉田豊
ジェラシー 55 横山典弘
フロムマイハート 55 石橋脩

賞金順
ウインファビラス 55 松岡正海
エンジェルフェイス 55 C・ルメール
デンコウアンジュ 55 川田将雅
ゲッカコウ 55 柴田大知
レッドアヴァンセ 55 田辺裕信
ロッテンマイヤー 55 T・ベリー
ダイワドレッサー 55 三浦皇成
フロンテアクイーン 55 蛯名正義

抽選対象馬(5頭中4頭が出走可能)
アドマイヤリード 55 岩田康誠
キンショーユキヒメ 55 松山弘平
ダンツペンダント 55 古川吉洋
ビッシュ 55 M・デムーロ
ペプチドサプル 55 四位洋文

以下除外対象馬
アオイプリンセス 55 未定
クィーンズベスト 55 未定
サクレディーヴァ 55 未定
ネオヴェルザンディ 55 未定
ハマヒルガオ 55 石川裕紀人
フルゲート18頭に対して、24頭が登録されている今年のオークス。桜花賞馬ジュエラーは骨折で出走できず、フローラSで2着と好走したパールコードは回避の意向を示した。

第77回【オークス】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 シンハライト 2.0
2 チェッキーノ 3.4
3 ロッテンマイヤー 8.3
4 アットザシーサイド 10.8
5 エンジェルフェイス 16.2
6 デンコウアンジュ 18.8
7 レッドアヴァンセ 24.2
8 ジェラシー 31.3
9 アドマイヤリード 39.8
10 ペプチドサプル 45.1
11 フロンテアクイーン 52.2
12 ビッシュ 53.1
13 キンショーユキヒメ 54.1
14 ウインファビラス 63.3
15 アウェイク 67.6
16 ゲッカコウ 111.8
現時点での予想オッズでは、桜花賞でジュエラーとハナ差の2着だったシンハライトとフローラSをレースレコードで快勝したチェッキーノに人気が集まっている。

第77回【オークス】有力馬は!?

【前走の4コーナーを「7番手以下」で通過した】【過去3走で2回以上勝利】【一度も4着以下に負けていない】【年明け以降に出走した芝1400~1800mの重賞で2着以内に入った経験あり】【前走で5番人気以内に支持されていた】シンハライト
inyofu 前走の桜花賞は勝ち馬のジュエラーとハナ差の2着で、内容的には勝ちに等しいと言えるものだった。血統背景を見れば芝2400mの距離にも対応できそうで、卓越したレースセンスと非凡な切れ味を武器に、GI 初制覇を目指す。

【前走の4コーナーを「7番手以下」で通過した】【過去3走で2回以上勝利】【一度も4着以下に負けていない】【前走で5番人気以内に支持されていた】チェッキーノ
inyofu 前走のオークストライアル・フローラSを3馬身差で快勝。東京・芝2000mの大外枠(8枠18番)から豪快な勝利を飾ったことから、能力の高さは疑いようがない。3連勝の勢いに乗って、同世代の牝馬の頂点に挑む。

【過去3走で2回以上勝利】【一度も4着以下に負けていない】【年明け以降に出走した芝1400~1800mの重賞で2着以内に入った経験あり】【前走で5番人気以内に支持されていた】エンジェルフェイス
inyofu 前走のフラワーCを鮮やかに逃げ切って優勝。目下2連勝と勢いに乗っている。全姉にレディアルバローザ、半姉にキャトルフィーユ(父ディープインパクト)という重賞ウイナーがいる血統面からも、楽しみな一頭だ。


2016年5月22日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第77回【オークス】。 
桜花賞馬ジュエラーは骨折により回避、2歳女王メジャーエンブレムはNHKマイルCに向かったため、シンハライト1強ムードが漂っている。
事実、シンハライトは好走する条件を全て満たしている唯一の馬、血統的にも2400mの距離は対応可能で、死角は少ない。
一方、チェッキーノは前走フローラSを大外枠でありながらレースレコードで突き抜けており、スピードの持続力は世代屈指だろう。
東京コースを経験しているアドバンテージもあり、優勝候補の1頭に挙げられる。
面白い存在はエンジェルフェイスで、前走フラワーCを鮮やかに逃げ切って勝利、他の有力馬が馬群に揉まれることがあれば、東京コースでもそのまま逃げ切れる可能性がある。

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