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【2003年東京優駿(日本ダービー)】2冠馬ネオユニヴァース

2003年の東京優駿(日本ダービー)の勝ち馬・ネオユニヴァース。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は外国人騎手初のダービージョッキーとなった。また、産駒のアンライバルドは皐月賞を、ロジユニヴァースは同じく日本ダービーを、ヴィクトワールピサは国際GⅠドバイワールドカップを勝っており、種牡馬としても活躍している。そんなネオユニヴァースについてまとめてみた。
馬キュレ

ミルコ・デムーロ騎手とのコンビ

当時まだ短期免許で日本で騎乗していたミルコ・デムーロ騎手。
ネオユニヴァースのデビュー戦では福永騎手が騎乗していたが、2歳王者の主戦でもあったため、競合を避けるために皐月賞へのステップレース・スプリングSから鞍上はミルコ・デムーロ騎手へ。

皐月賞

inyofu サクラプレジデントはスムーズに最終コーナーを回り、あとは栄光のゴールまでヴィクトリーロードをひた走るだけだった。一方のネオユニヴァースは3番枠からスタートし終始内ラチ沿いでレースを進めていたが、4コーナーではひしめき合う馬群に前を塞がれていた。自信満々だったデムーロ騎手の脳裏にも「このまま脚を余して負けてしまうかも……」と不安がよぎった。その時、勝負の女神は彼らに幸運の追い風を送った。目の前にわずか1頭分だけ隙間ができたのだ。デムーロ騎手は迷うことなくそのスペースにネオユニヴァースを導くと一瞬にして壁を破り、抜け出しを図るサクラプレジデントと馬体を併せ先頭に躍り出る。そこからはまさに火の出るような叩き合いに。人馬意地を賭けてのマッチレースが200メートルにもおよんだが、ゴールではアタマ差ネオユニヴァースが先着、2頭から3馬身半遅れてエイシンチャンプが3着に入った。
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日本ダービー

inyofu ネオユニヴァースに惚れ込んだデムーロ騎手は、本来ならシーズンに入ったイタリアに戻らねばならないところを自国の契約厩舎と話をつけ、日本ダービーも騎乗。パーフェクトなレースで愛馬に二冠目をもたらした。本邦初の外国人ダービー・ジョッキーに輝いたこの日、デムーロ騎手は涙を滲ませながら、ネオユニヴァースに、そして最大級の声援を惜しみなく送る日本のファンに、深い感謝と感動を伝えたのだった。
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史上6頭目の親子ダービー制覇!

2009年の日本ダービーでは、産駒初勝利をあげたロジユニヴァースがダービーを制し、親子制覇となった。
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また、2009年の皐月賞では、同じくネオユニヴァースの初年度産駒アンライバルドが制し、この年の春クラシック2冠は共にネオユニヴァース産駒であった。

翌年の2007年度産駒のヴィクトワールピサは、父と同じくミルコ・デムーロ騎手騎乗で国際GⅠドバイワールドカップを勝っている。

そして2016年の桜花賞馬・ジュエラーの父はヴィクトワールピサ。デムーロ騎手は、親子3代でのG1制覇となった。


今や日本のジョッキーとなったミルコ・デムーロ騎手だが、当時は外国人が日本ダービーを制したのは初めて。また、ネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサで海外G1ドバイワールドカップを制し、そのヴィクトワールピサの娘ジュエラーでG1桜花賞を制し、親子3代みなミルコ・デムーロ騎手でG1を制している。この血統とミルコ・デムーロ騎手の絆には、これからも注目していきたい。

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