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サトノノブレス全開で若馬を蹴散らす!?第69回【鳴尾記念】

2016年6月4日(土)に阪神競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第69回【鳴尾記念】。
夏の芝中距離戦線を占うにあたり、重要な意味を持つこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【鳴尾記念】歴史

inyofu 1951年に創設されたハンデキャップの重賞競走『鳴尾記念』は、阪神競馬場・芝2400mを舞台に6月と12月の年2回行われていたが、1954年から現行の年1回の開催となった。その後、開催時期を何度か変更したのち、2000年から、12月に移設のうえGII からGIII に、別定からハンデキャップに条件が変更された。さらに、2006年から新設された芝・外回りコースを使用した1800mで行われることになり、負担重量を別定に変更された。なお、2012年より開催時期が6月に繰り上げられ、距離も芝・内回りの2000mに変更された。
数々の変更を経て、今では宝塚記念やサマー2000シリーズにつながる一戦となった鳴尾記念。スピードはもとより、スタミナや馬力が要求されやすいレースとなっている。

2015年【鳴尾記念】

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昨年の鳴尾記念では、2番人気ラブリーデイが後続に2馬身差を付け勝利し、続く宝塚記念でも並み居る強豪をおさえ、GI初制覇を成し遂げた。

【鳴尾記念】レース傾向

inyofu 重賞での実績に注目
対象とした10レース(2006~2011年の金鯱賞、2012~2015年の鳴尾記念)の3着以内馬30頭は、いずれも前年以降にJRAの重賞で6着以内に入った経験がある馬だった。近走でこれといった重賞実績がなく、オープン特別や条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は割り引きが必要だ。
inyofu なお、前年以降にJRAの重賞で連対経験があった馬は3着内率35.7%と優秀な成績を収めている。前年以降の重賞で連対経験がある馬は高く評価すべきだろう。
inyofu 若い馬が優勢
対象とした10レース(2006~2011年の金鯱賞、2012~2015年の鳴尾記念)の年齢別成績を調べると、年齢が若い馬ほど好走率が高くなる傾向にあることがわかった。
inyofu また、2012~2015年の鳴尾記念に限定した年齢別成績を調べると、「4歳」の馬は3着内率66.7%、「5歳」の馬も3着内率55.6%と、それぞれ非常に優秀な好走率をマークしている。異なる世代の馬を比較する際は、若い馬を重視してみたい。
inyofu 近年は大敗から一変した馬が多い
2012~2015年の鳴尾記念の優勝馬4頭は、いずれも前走の着順が「6着以下」だった。一方、前走で「5着以内」だった馬は3着内率の数値(14.3%)があまり高くない。近年の傾向を重視するなら、前走で好走していた馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu ちなみに、2012~2015年の鳴尾記念で3着以内に入った12頭のうち11頭は、前走の条件が「JRAの重賞」だった。前走がオープン特別や条件クラスのレースだった馬も評価を下げた方が良さそうだ。
鳴尾記念のレース傾向では、【前年以降にJRAの重賞で6着以内に入った経験がある・2着以内ならなお良し】【4歳馬or5歳馬】【前走が6着以下】【前走がJRAの重賞】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第69回【鳴尾記念】登録馬

inyofu アクションスター 56
アズマシャトル 56
クランモンタナ 56
サトノノブレス 56
ステファノス 56
トラストワン 56
パッションダンス 56
フラガラッハ 56
プランスペスカ 56
フレージャパン 56
マジェスティハーツ 56
メイショウカンパク 56
メイショウナルト 56
ヤマカツエース 56
今年の鳴尾記念の登録馬数は14頭の為、全頭が出走可能となる。注目は4歳馬ヤマカツエースと5歳馬ステファノスだ。

第69回【鳴尾記念】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ヤマカツエース 2.6
2 ステファノス 2.8
3 サトノノブレス 3.4
4 アズマシャトル 8.8
5 マジェスティハーツ 16.9
6 パッションダンス 17.7
7 クランモンタナ 41.2
8 フラガラッハ 50.8
9 トラストワン 66.7
10 メイショウナルト 82.7
現時点での予想オッズでは、福島記念、中山金杯を連勝したヤマカツエースと昨年の天皇賞・秋で2着に入ったステファノスに人気が集まっている。

第69回【鳴尾記念】有力馬は!?

【前年以降にJRAの重賞で6着以内に入った経験がある・2着以内ならなお良し】【4歳馬】【前走がJRAの重賞】ヤマカツエース
inyofu ヤマカツエース(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)は前走の京都記念で5着に終わったが、距離延長・道悪で2着馬と0.1秒差ならそう悪くない結果と言っていいだろう。今回は重賞を連勝している2000m戦で、一息入れたリフレッシュ効果も見込めそう。好走が期待される。

【前年以降にJRAの重賞で6着以内に入った経験がある・2着以内ならなお良し】【5歳馬】【前走が6着以下】ステファノス
inyofu ステファノス(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は昨年の香港・クイーンエリザベスII世C、天皇賞(秋)で2着と好走しており、ここでは実績上位の存在。今回は昨年末の香港C(10着)以来のレースだけに、次の宝塚記念を見据えた仕上げになるだろうが、そこでぶつかる相手のレベルを考えるとここで簡単に負けるわけにはいかないはず。

【前年以降にJRAの重賞で6着以内に入った経験がある・2着以内ならなお良し】【前走が6着以下】【前走がJRAの重賞】サトノノブレス
inyofu サトノノブレス(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は前走の天皇賞(春)では11着に終ったが、その前は中日新聞杯1着、日経新春杯3着といずれも58キロを背負いながら好走している。適距離に戻って斤量も56キロのここは上位争い必至だろう。

 
2016年6月4日(土)に阪神競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第69回【鳴尾記念】。
近年の傾向では4歳馬や5歳馬といった若い世代が高い勝率を誇るレースだが、今年の登録馬のうち4歳馬はヤマカツエースのみ。
5歳馬もステファノスとアズマシャトルの2頭、そのうちアズマシャトルはおよそ10ヵ月振りのレースの為、不安が残る。
そうなると信頼出来そうなのはヤマカツエースとステファノスだが、それ以外に6歳馬ながら侮れない馬がいる。
久しぶりに斤量56キロで出走出来るサトノノブレスだ。
阪神競馬場では3戦して掲示板を外したことは無く、2000mは最も得意としている距離。
安定した地力で勢いのある若馬を跳ね返す可能性は高い。

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