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復活に賭けるルージュバックを阻む馬は!?第33回【エプソムC】

2016年6月12日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第33回【エプソムC】。
サマーシリーズや秋の大舞台への足掛かりとなるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【エプソムC】歴史

inyofu 1983年に日本ダービーが50回を迎えたのを機に、東京競馬場とイギリスのダービー開催場であるエプソム競馬場が姉妹競馬場として提携した。このときに記念植樹(東京競馬場から桜を贈り、エプソム競馬場からは柏が贈られた)とカップの交換を行い、翌1984年から東京競馬場では『エプソムカップ』を、またエプソム競馬場では『The JRA Condition Stakes』が行われており、両競馬場およびJRAと英国ジョッキークラブの親善を図っている。
芝1800mというGIレースが行われない距離での競争ながら、優勝馬や好走馬にはエイシンヒカリやディサイファ、ジャスタウェイなどが名を連ねる。今後のビッグレースを占う意味でも重要な一戦と言えるだろう。

2015年【エプソムC】

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昨年のエプソムCでは、2番人気エイシンヒカリが1番人気サトノアラジンの猛追を振り切り、クビ差で重賞初制覇を成し遂げた。

【エプソムC】レース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢
過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、2006年にトップガンジョーが単勝19.8倍(7番人気)で制したのを最後に、単勝10倍以上の馬は優勝していない。また、2着馬はすべて15倍未満の馬となっており、上位人気馬が優勢だ。それに対し、3着には上位人気馬から下位人気馬まで幅広く入っており、2012年には18頭立て15番人気のマイネルスターリー(単勝146.9倍)が3着に食い込んでいる。
inyofu 若い世代が断然
過去10年のエプソムCでは、4歳馬が7勝を挙げるなど若い世代の成績が良好。3歳馬の参戦はまれだが、唯一参戦したセイクレットレーヴ(2012年)は4着に善戦している。それに対し、5歳以上の馬は年齢が上がるにつれて成績が下降しており、7歳以上の馬は連対していない。ちなみに、7歳以上で3着に入った4頭は、いずれも単勝8番人気以下の馬だった。
inyofu 前走のレース別の成績もチェック
過去10年の前走のレース別成績を調べると、前走が「読売マイラーズC」だった馬が上々の成績となっている。その他では「新潟大賞典」組や、出走頭数は少ないが「中日新聞杯」から臨んだ馬も好成績を残している。重賞以外のレースからの臨戦馬で目立っているのが、前走が「京都のオープン特別」だった馬。昨年の優勝馬エイシンヒカリも、前走が京都競馬場で行われたオープン特別の「都大路S」だった。
inyofu 上位人気に応えられなかった経験に注目
過去10年のエプソムCでは、「4走前までに単勝2番人気以内に支持されたが4着以下に敗れていた」という経験を持つ馬が2010年と2011年を除いて連対している。ちなみに、該当する馬たちは、そのレースでの着順が9着以内で、二桁着順に敗れていた馬はいなかった。
inyofu 前年の秋に東京競馬場で勝利していた馬が4連勝中
過去4年の優勝馬には、「前年の秋に東京競馬場のレースを勝利していた」という共通点がある。東京競馬場のコース実績もチェックしておく必要があるだろう。
エプソムCのレース傾向では、【単勝オッズ9.9倍以下】【4歳馬】【前走が「読売マイラーズC」「新潟大賞典」「中日新聞杯」「京都のオープン特別」】【4走前までに単勝2番人気以内に支持されたが、4着以下9着以内に敗れていた】【前年の秋に東京競馬場のレースを勝利していた】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第33回【エプソムC】登録馬

inyofu アルバートドック 56
アルマディヴァン 54
エキストラエンド 58
エックスマーク 56
オリオンザジャパン 56
サトノギャラント 56
ショウナンバッハ 56
ステラウインド 56
ダービーフィズ 56
ナカヤマナイト 59
ヒストリカル 57
フルーキー 58
マイネルホウオウ 58
マイネルミラノ 58
メイショウヤタロウ 56
ラングレー 56
ルージュバック 54
レコンダイト 56
ロジチャリス 56
フルゲート18頭に対して、19頭が登録されている今年のエプソムC。現時点ではエックスマークが除外対象となっている。

第33回【エプソムC】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 3.0
2 フルーキー 3.4
3 ロジチャリス 4.4
4 ラングレー 7.6
5 アルバートドック 9.7
6 ヒストリカル 18.5
7 マイネルミラノ 24.8
8 レコンダイト 25.7
9 ダービーフィズ 37.5
10 エキストラエンド 40.8
11 サトノギャラント 57.7
12 マイネルホウオウ 66.5
13 ショウナンバッハ 71.9
現時点での予想オッズでは、現役牝馬ではトップクラスの力を秘めているもののイマイチ勝ち切れていないルージュバックと、安定感抜群のフルーキーに人気が集まっている。

第33回【エプソムC】有力馬は!?

【単勝オッズ9.9倍以下】【4歳馬】ルージュバック
inyofu ルージュバック(牝4、美浦・大竹正博厩舎)は前走のヴィクトリアマイルで5着。久々のマイル戦だった分か、直線でなかなか反応しなかったが、最後には伸びてきていた。昨年のきさらぎ賞を制して以降、勝ち星から遠ざかっているが、素質はここで一枚上のものがある馬。距離延長、別定戦で斤量も54キロのここで巻き返しを期待したい。

【単勝オッズ9.9倍以下】【前走が「新潟大賞典」】フルーキー
inyofu フルーキー(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)は今年3戦して未勝利だが、3・4・2着といずれも崩れてはいない。昨年の本レースでは4着に敗れているが、相手はエイシンヒカリやサトノアラジンといった強豪だっただけに、今年はそれ以上の結果が期待できそう。

【単勝オッズ9.9倍以下】【4歳馬】【前年の秋に東京競馬場のレースを勝利していた】ロジチャリス
inyofu ロジチャリス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)は春興S(1600万)、メイS(OP)と連勝中。長期休養もあってクラシックには縁がなかったが、ここへ来て本格化してきた。一気の3連勝で重賞初制覇なるか。


2016年6月12日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第33回【エプソムC】。
トップクラスのポテンシャルを誇るルージュバックは、マーメイドSではなくこちらに登録。
ただの勝利ではなく、秋のビッグレースに向けての飛躍となる勝利を狙いに行く。
実際、斤量54キロで走れるアドバンテージは大きく、200mの距離延長も間違いなくプラスに働くだろう。
一方、2連勝で挑むロジチャリスも侮れない存在だ。
近走の充実ぶりを考えると、古馬になってからの上積みは大きく、前走と同じコース・距離で戦えるのは大きな強み。
4歳馬が活躍する傾向にあるエプソムCでは、ルージュバックと並んで信頼できる存在だろう。

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