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セレクトセール落札額1億超えの馬の成績まとめ【2000年編】

毎年夏に開催され、時として一般人からすれば目玉が飛び出るような高額落札馬が誕生する『セレクトセール』。

今回はそんな『セレクトセール』で【落札価格1億円】を超えた馬が、その後いったいどういった成績を残してきたかをまとめてみました。
馬キュレ

【2000年編】

[同率10位:落札価格1億1000万円]

【フェアリードールの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『サイレントディール』
ドバイワールドカップ2着、エリザベス女王杯1着という輝かしい実績を残したトゥザヴィクトリーの全弟ですが、このセールの時点でトゥザヴィクトリーは4歳夏。桜花賞3着、オークス2着、セール開催日直前のマーメイドステークスでもまた2着という、活躍こそ目立つもののまだ重賞未勝利でした。GIを勝った後だったら倍近い値段まで上がっていたかもしれませんね・・・・・。 当のサイレントディールも交流重賞を含む50戦7勝、重賞3勝という成績を収めており、獲得賞金約3億1840万円の現種牡馬。高額ながらあらゆる意味で『お買い得』な馬だったと言えるでしょう。

[同率10位:落札価格1億1000万円]

【ファンジカの2000(牡・父Halling)】
競走馬名『ファイトクラブ』
この時代はサンデーサイレンス産駒の全盛期で、高額馬は軒並み父サンデーサイレンス。そうした中で唯一この年「サンデーサイレンス産駒以外で1億超え」となったのがこの馬でした。 重賞勝ちこそ無いものの1600万下で息の長い活躍を見せ、8歳で引退するまでに獲得賞金約1億880万円と、自身の落札額には届かなかったものの1億超えをマーク。引退後は相馬野馬追の甲冑競馬で活躍したとのことです。

[9位:落札価格1億1500万円]

【シャイニンレーサーの2000(牝・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『シャイニンブルー』
母シャイニンレーサー(ノーザンテースト産駒)はマーメイドステークスの勝ち馬で、種牡馬フジキセキの半姉にあたる良血馬。1つ上の全姉シャイニンルビーも早い時期から重賞路線で活躍し、桜花賞3着の実績を残しました。
そんな血統の持ち主とあってこの馬もかなりの期待を受けていたのですが、1000万下での連対はあるものの4歳夏の降級以降はなかなか勝てず、最終的なクラスは500万下。22戦2勝、獲得賞金約3434万円となったところで、残念ながら死亡による登録抹消となってしまいました。

[同率6位:落札価格1億5000万円]

【ラスティックベルの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『ゴーゴーサイレンス』
ここからは同額馬が3頭。この馬は重賞4勝馬フサイチエアデールの全弟(ちなみに重賞4勝目となったマーメイドステークス勝利はこのセレクトセールの直前)という、高額も納得の良血馬と言えるでしょう。
当然のように高い期待を受け、2歳夏のデビューを目標に調整されていたものの、骨折を発症し放牧に。立て直して3歳4月にようやくデビューすることが出来たのですが14頭中13着、2走目のレース中に重度の骨折を発症。残念ながら予後不良と診断されてしまいました。

[同率6位:落札価格1億5000万円]

【パンパードスターの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『キーファクター』
きさらぎ賞と毎日杯を連勝したシルヴァコクピットの半弟で、母自身もアメリカの重賞を2勝。中央時代は7戦して新馬戦の1勝のみという成績に終わりましたが、その後は地方に転厩。旭川、門別、園田、姫路、川崎、浦和、大井、船橋と各地で戦績を重ね、最終的に通算42戦13勝、獲得賞金約2500万という成績を残しました。

[同率6位:落札価格1億5000万円]

【アドマイスの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『ブラックカフェ』
3頭いる「1億5000万円組」の中での出世頭は間違いなくこの馬でしょう。昨年の秋華賞で3位入線を果たしたマキシマムドパリの伯父にあたる馬で、OP勝ちこそ無いもののこつこつ善戦を繰り返し、最終的に中央で47戦6勝、2着5回3着6回。獲得賞金約1億5200万と、高額だった自身の落札額に匹敵する額を稼ぎ出しました。
2008年いっぱいで地方競馬に転出し、移籍初戦は2番人気に推されたものの最下位に。その後1年半以上地方競馬に在籍していましたが、結局この1戦以降の出走が無いまま地方競馬も引退となりました。

[5位:落札価格1億7000万円]

【ダイナファンキーの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『アグネスクラウン』
母の半姉は重賞5勝馬ダイナフェアリー。近親に重賞馬ローゼンカバリーやサマーサスピションなど活躍馬が多数いる一族の出身で、期待値の高さがそのまま値段に現れた高額馬と言えるでしょう。
地方での2勝を含む通算34戦5勝、獲得賞金約3670万という成績を残した後は馬事公苑の乗用馬として過ごし、後に愛媛の高校の馬術部に譲渡され、明け16歳となった現在も馬術用馬として活躍しているそうです。

[4位:落札価格1億8500万円]

【デアリングダンジグの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『スマートカイザー』
母デアリングダンジグは近親に海外重賞馬がごろごろいる血統で、アメリカで産んだ牡馬が1999年に重賞を2勝。これを受けて2000年産のこの馬への注目が一気に上昇する形となりました。
結果的に母デアリングダンジグからは、この馬の半兄にあたるダート重賞3勝馬ピットファイター(1999年産)、全妹にあたる芝重賞3勝馬デアリングハート(2002年産)が出ましたが、間のこの馬は通算46戦3勝で重賞勝ちは無く獲得賞金約7330万という成績に。並みの馬なら十分稼いだ方と言えるでしょうが・・・・・。
なお引退後は血統の良さから種牡馬入りを果たしました。

[3位:落札価格2億2000万円]

【ファデッタの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『ミステリアスアート』
ここから堂々の2億超え。「種牡馬キンググローリアスの半妹」という輝かしい血統背景を持つファデッタの産駒は、セレクトセール初年度となった1998年の最高額・1億9000万円、1999年に1億5000万円と、2年続けて高額落札されていましたが、残念ながらこの馬を出産した直後に死亡。『最後の産駒』というプレミア(?)もあってか価格がどんどん釣り上がり、最終的に金子真人氏が落札しました・・・・・が、期待とは裏腹に中央では勝ち上がることが出来ず、8戦して2着3回。その後地方に転出し、通算57戦11勝、獲得賞金約3500万という成績となりました。
引退後は南相馬に引き取られ、相馬野馬追に出場していたそうです。

[2位:落札価格2億3000万円]

【エアグルーヴの2000(牝・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『アドマイヤグルーヴ』 言わずと知れた名牝の初年度産駒ということで、一般的に牡馬と比べて値段が上がりにくいと言われる牝馬にもかかわらずみるみる値段が釣り上がり、最終的に『セレクトセール史上最高額馬』に。
この後に上場された馬が後述の1位となるため『セレクトセール史上最高額』の称号は数時間のみとなりましたが、牝馬でこの価格は破格と言えるでしょう。
超が付くほどの高額だったにもかかわらず、エリザベス女王杯を連覇するなど価格以上の活躍を見せ、通算21戦8勝(内重賞5勝)、獲得賞金約5億5130万。引退後は繁殖入りし、5頭の産駒を残して2012年に12歳で亡くなってしまいましたが、最後の産駒となったドゥラメンテが昨年の最優秀3歳馬の座に輝きました。

[1位:落札価格3億2000万円]

【フランクアーギュメントの2000(牡・父サンデーサイレンス)】
競走馬名『カーム』 ある意味非常に有名なのがこの馬でしょう。冠名マイネルでお馴染みの岡田総帥が「こんな馬には二度と会えないと思った」と大絶賛、予算を上回る価格となったものの見事落札(落札者名義は奥方の美佐子氏)。いざ初陣・・・・・となる前に、何と競走能力喪失級の骨折を発症してしまいました。
どうにか治療し出走にこぎつけたものの、中央では3戦3敗、獲得賞金はゼロ。その後岩手競馬の馬主に売却(噂によれば数十万~数百万程度の額だったとか)された上で地方に移籍しましたが、元の素質か、はたまたダートが合っていたのか、27戦14勝。獲得賞金約750万と、重度の骨折があったことを思えば大健闘と言えるでしょう。
なお引退後は青森で種牡馬入りを果たし、少数ながら産駒を出しています。

・・・・・いかがだったでしょうか?
ちなみにこの年のセレクトセール出身馬のうち最も多額の賞金を稼いだのは、9000万円で落札された【ローミンレイチェルの2000(父サンデーサイレンス)】、競走馬名『ゼンノロブロイ』でした。

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