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「ヒストリカル」上積みはあるし、掛からない【天皇賞(秋)】

3歳時にはきさらぎ賞で2着、その後の毎日杯で重賞を制覇しダービーにも出走したヒストリカル。降級後のレースを制し再びオープン入りした後は、鋭い末脚で2勝を挙げており、前走毎日王冠では好メンバー相手に後方から追い込み11番人気の低評価を覆す3着であった。さらにメンバーは強化されるが、実力を出し切り上位を狙いたい。そんなヒストリカルについてまとめてみた。
ヒストリカル
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

ヒストリカルの血統!カンパニーの弟!

inyofu 母ブリリアントベリーはこれまでにカンパニー(天皇賞・秋、マイルCSなど重賞9勝)、レニングラード(アルゼンチン共和国杯)、ニューベリー(京都金杯-2着)などを産んでいます。ヒストリカルを含めて中央で走った13頭中10頭が勝ち上がっているのですから素晴らしい繁殖牝馬です。
inyofu 「ディープインパクト×ノーザンテースト」は、初年度産駒にほとんど実績を残せませんでしたが、2年目の産駒からヒストリカル、トーセンホマレボシ、エアルプロンを出しています。ノーザンテースト牝馬はだいぶ高齢になっているのですが、ブリリアントベリーやエヴリウィスパー級の繁殖牝馬ならまだいけるということでしょうか。
inyofu 2代母クラフティワイフに含まれる Mr.Prospector、In Reality、Secretariat、Buckpasser といったアメリカ血統は、いずれも現代を代表する名血で、たいていの種牡馬はこうした血と相性がいいものです。この牝系はなぜか完成の遅いところが見られるのですが、ヒストリカルに関しては安藤勝己騎手も指摘しているように、ここにきての成長ぶりが著しく、すでに世代トップクラスの実力を備えているので問題なさそうです。もし古馬になってさらに成長するようなら空恐ろしいですね。

【アイルランドT】大外一気でオープン2勝目!

3番人気での出走となったがレースではスッと後方に抑える。1000m通過が1.00.2とスローペースでレースは流れ、直線で大外に持ち出され追い出しのタイミングを待つ。追い出されてからは内の先行馬を突き放し、最後詰め寄られるももうひと伸びして抑え切った。
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inyofu 1着 ヒストリカル(田中勝騎手) 「力がありますね。早めに抜け出すとフラフラするところがあるのですが、力が違うので前に出てしまいました。そこは少し失敗しました。それでも順当だったと思います」
inyofu (音無秀孝調教師) 「調教はしっかりやったので、勝ちましたが、体がまださびしいです。次はチャレンジCを予定していましたが、やめた方がいいですね。放牧に出します。2000mでいい結果が出たので、今後は、1、2コーナーを回らないような2000mがいいかもしれません」

【エプソムC】後方から良い脚を使うも...

後方3番手からじっくりと脚を溜める。直線ではフルーキーと並んで追い込んで来たものの、コース取りの差が出てしまい残り200m辺りで差が広がる。最後は なだれ込むようにゴールインとなったが、上がり3F33.0の末脚を繰り出していた。
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inyofu 6着 ヒストリカル(田中勝騎手) 「途中から掛かり出しました。終いはよく来ていますが...」

【毎日王冠】低評価を覆す力走!

強力メンバーが揃った毎日王冠。行き脚がつかず、ポツンと最後方追走となる。直線では末脚を伸ばす前の2頭の後ろから懸命に差を詰める。ヒストリカル 、ルージュバックまでは及ばなかったものの3着に食い込んだ。
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inyofu 3着ヒストリカル(音無師)いつもの形の競馬。最後は必ず脚を使ってくれる。大したものだ。

【天皇賞(秋)追い切り】さらに状態は上向きに!

inyofu 最終追い切りの坂路では同じく天皇賞・秋に出走する僚馬アンビシャスと併せ、4F54秒0―1F12秒8の時計で同時入線。状態はさらに上向きのようで、音無師も好感触。
inyofu 「前走は太くてもあれだけ走るんだからたいしたもの。上積みはあるし、掛からないのがこの馬の良さ。さすがに勝ち負けは分からないが、いい競馬はできるかも」と意気込む。通算30戦目でダービー(18着)以来となるG1挑戦。7歳馬こん身の一撃を期待できそうな雰囲気の良さだ。

この馬を所有する近藤英子オーナーはアンビシャスと共に2頭出しとなるが、ヒストリカルの兄は2009年に8歳で天皇賞(秋)を制し、マイルCSでGI連勝したカンパニーがおり思い入れはこちらの方が当然重い。脚の使い所がポイントとなるが、ハマったときは上位馬をも逆転できるポテンシャルを秘めており人気はしないだろうが、チャンスは大いにありそうだ。

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