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極貧夫婦の崖っぷち馬券術【7月2日版】

極貧夫婦の崖っぷち馬券術
1号だ。
オレの周りには、色んなタイプの博奕好きがいる。
皆、どこかイカレていて、とてもチャーミングだ。
7号みたいに、そのスジの人みたいなイカレおやじもいれば、タンタン麺屋のオヤジさんみたいな隠れ大富豪もいるし、東大出身で、凄まじく頭が良いが勝負弱い小僧なんかもいる。
皆、それぞれのスタンスで競馬にハマり、お金を張り続けている訳だ。

そんな競馬友達たちの中に、ひときわ面白さを爆発させている夫婦がいる。
もちろん、夫婦揃って馬券狂なのだが、おそろしくお金を持っていない。
いわゆる「極貧」だ。
が、彼らの馬券への情熱は凄まじいものがある。

山本守、洋子夫妻。
夫は、40代後半。現在無職、以前はサラリーマンだったが、会社が倒産し、職を失った。その後、全く就職出来ず、コンビニなどでバイトをし、食いつないでいる。
が、最近では、年齢を理由にバイトすら見つかりにくいそうだ。
妻洋子は、40代半ば。パートをしているが、酷い腰痛持ちで、働きに出られなくなってしまった。
二人揃って、現状、収入はなく、働き口もない。貯金もわずか。
元々は、洋子のへそくりを夫の守が全部競馬ですってしまった事からこの物語は始まるのだった。

当コラムは、彼らの人生を賭けた闘いを限りなくリアルに描いていくものである。

事の発端は、2ヶ月前。

洋子「あのさ、どうして収入もないのに、そんなに競馬ばかりやってお金をすってるのよ、頭おかしいの?」
「うるせえ!少しでも増やそうって思ってやってるんだから、オレのやることに口出すなよ。」
洋子「そんな言い方よく出来るね、あんたさ、まず、私のお金返してよ。銀行から勝手に降ろしたでしょ。もう今月の生活費ないよ。」
「ん?お金?もうないよ。」
洋子「え?うそでしょ。銀行に20万くらいはあったでしょ。」
「だから、もうないって。」
洋子「全部使ったんじゃないだろうな、このボケ!」
「正確に言うと、JRAさんに預けた。」
洋子「は?バカなのか、おまえは。何寝ぼけたこと言ってんだよ。おい、正直に言えよ、いくら残ってんだ、こら。」
「おまえ、ちょっと言葉がひどすぎないか、こら、とか、おい、とか、ボケ、とかさ。勘弁してくれよ。」
洋子「はあ????はあ???てめえが、くそボケの最低野郎だから、言ってんだよ、早く言えよ、いくら残ってんだよ。」
「(ポケットをまさぐり、札を出し)ええと、4000円くらいかな。」
洋子「あああああ、ホントにやだ、もう最悪。今すぐ別れるよ、おまえみたいなバカとは。もうあたし出てくから。」
「おまえさ、お母さんの世話は誰がやるんだよ、分かった、分かりました、もうやりませんから、しっかり働いてきますから、勘弁して下さい。これでいいだろ。」
洋子「どうせ、守る訳ないよ、てか、あんた守って名前もう変えなさいよ、名は体を全然表してないから、いちいちムカつく。分かった、あんたがダメならあたしが、お金を増やす事にする。こう見えても、昔からクジ運強いし。この4000円で、明日、馬券を買ってやるよ、あたしが。それでダメだったら、もう、一家心中だからね。」

とまあ、こんな事だったらしいのだが、ビギナーズラックというのは、怖しいものである。
翌日、二人は、ウインズへ行き、洋子は、何も考えずに、自分の誕生日やら、自分のラッキーナンバーの5や、好きな数字の7や、そんな数字を組み合わせてテキトーに買ったところ、500円買った馬連が、380倍もついて、いきなり、18万になり、その後、またテキトーに買った馬券が的中しまくり、その日、50万も勝ったのだった。

洋子「きゃ~~~!また当たったよ!守ちゃん。」
「おお、洋子、おまえは本当に天才かもしれんな。」
洋子「競馬なんて簡単じゃん!でも、もっと勉強したら、絶対勝つ自信ある!!!」
「さすが、我が女房!素晴らしいね、なんか美味いもんでも食いにいこう!」

大げんかしてた二人が、あっという間に仲直りしたのは言うまでもない。
金の切れ目は縁の切れ目とはよく言ったものだ。
これ以来、二人は、心に誓ったのだった。
この金を元手に、少しずつ、生活費を稼いでいこう、と。

そして、現在・・・
所持金は、馬券ですり、生活費にかかり、残り30万円となっている。
まさに、カツカツだ。
このお金がなくなったら・・・ホントにどこにも何にもない。
完全に崖っぷちって訳だ。

彼らの状況を聞いたオレは、あまりに面白いので、情報提供料をうまキュレから払うから、買い目や、結果や、生活ぶりなんかをレポートしてくれ、と頼んでみたら、二つ返事でOK。そりゃそうだよな、お金あげますよ、って言ったら、この夫婦なんでもやりそうな状況だ。

というわけで、明日から、極貧夫婦が、命を賭けた馬券を公表していく!
同じような境遇の方も、そうでない方も、お楽しみに!

という訳で、明日、土曜日。
36レースある訳だが、何でも、妻の洋子は、猛勉強して競馬の知識は夫を遥かに超えたらしい。
となれば、もはや、夫の出番はなくなりそうである。

洋子「あのさ、私、完璧な馬券の買い方、見つけたから。」
「え?何それ?完璧って?」
洋子「あんたさ、JRAのプラス10って知ってる?」
「知らないよ、何それ。」
洋子「複勝とかでさ、払い戻しが100円って事あるでしょ。そんな時に、JRAが、10円乗っけて払い戻してくれるって制度なのよ。これは、使えるって思って。」
「・・・?」
洋子「だから、この馬は、まず3着外さないって時に、その馬の複勝を1万円買う。で、複勝当たれば、1000円儲かる、でも、それだけじゃ面白くないから、1000円のうち500円で、三連単か馬単を500円買う。どう?これ、完璧じゃない?」
「なるほど、つまり、複勝110円を狙うって、夢のない馬券を買うって事か、つまんないだろ、それじゃ。」
洋子「は?ギャンブル弱すぎるあんたに言われたくないよ。とにかく1ヶ月は、このやり方で勝負してみよう。仮に、複勝だけでも、500円は勝てるからね。」


ということで、明日の勝負は・・・


■函館3レース!3歳未勝利戦!

◎2 セレノグラフィー

この複勝に10000円!
それと、馬単で、以下。
2→11 2→12 2→7 2→8 2→1 この5点に100円ずつ。

だそうな・・。
この馬券が当たれば、冷やし中華が食べられる!と意気込んでいた。
的中を祈る。

以上。



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