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【第75回オークス】女達の繰り広げる戦いは、さながら大奥っす!

2014年5月24日に東京競馬場で行われるGIレース【優駿牝馬】こと【第75回オークス】。牝馬クラシック三冠のひとつに数えられるこのレースは、いったいどんなものなのか、まとめてみた。
スタートライン

【オークス】の歴史

inyofu 1938年にイギリスのオークスを範として、4歳(現3歳)牝馬限定の「阪神優駿牝馬」を阪神競馬場(旧鳴尾競馬場)に創設。これにより、横浜農林省賞典四歳呼馬(現:皐月賞)・東京優駿(日本ダービー)・京都農林省賞典四歳呼馬(現:菊花賞)・中山四歳牝馬特別(現:桜花賞)とともに日本のクラシック競走が確立された。
inyofu 距離は創設当初芝2700メートルだったが、1940年から1942年まで芝2450mで施行した後、1943年から芝2400mに変更。施行場も1946年から東京競馬場に変更され、この際に名称を「優駿牝馬」に改称。1965年から(オークス)の副称が付けられ、現在に至る。施行時期は1952年まで秋季だったが、1953年から春季に変更された。
1984年よりグレード制が施行され、GIに格付け。1995年からは指定競走となり地方所属の競走馬も出走可能になったほか、2003年から外国産馬も出走可能になった。
今では、オークスという名称も、5月に行われることも競馬ファンにとっては常識だが、設立当初は【阪神優駿牝馬】という名称で10月、もしくは11月に行われていた。

第75回オークス 登録馬

inyofu 優先出走馬
サングレアル
シャイニーガール
ヌーヴォレコルト
ハープスター
ブランネージュ

ベッラレジーナ
マイネオーラム

以下、賞金上位馬
バウンスシャッセ
フォーエバーモア
マーブルカテドラル
クリスマス
マイネグレヴィル

パシフィックギャル
マジックタイム
ディルガ
ペイシャフェリス
ニシノアカツキ

以下、抽選対象馬
アドマイヤシーマ
アムールブリエ
エリーザベスト
ハピネスダンサー
レーヴデトワール

【オークス】のレース傾向

inyofu 桜花賞組とフローラS組が中心!
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走で「桜花賞」か「フローラS」に出走していた馬だった。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率4.8%と苦戦している。
inyofu 先行力の高い馬は割り引き!?
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、4コーナーを「5番手以下」で通過した馬だった。一方、4コーナーを「4番手以内」で通過した馬は3着内率8.9%と苦戦している。優勝を果たしたのは2004年のダイワエルシエーロ(4コーナー1番手)だけだ。各馬の脚質を比較する際は、中団や後方からレースを進めるタイプに注目すべきかもしれない。
競馬で予想をする時に大切な、前走レースの記録。オークスでは特に【桜花賞】と【フローラS】の結果が重要視されている。また、逃げ馬が勝ちにくい、というデータにも注目である。

過去の【オークス】で起きた奇跡!

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inyofu 稍重の馬場のせいか、思うように前との差を詰められない馬が多い。そんな中、大外から力強い末脚を繰り出したのがトライアル・フローラSの勝ち馬サンテミリオンと桜花賞馬アパパネだ。中団馬群の外でレースを進めた2頭は、並ぶようにして伸び、残り200mのあたりでアグネスワルツを抜き去る。そこから先もたがいに譲らず、アパパネと蛯名正義騎手、サンテミリオンと横山典弘騎手、いずれも死力を尽くして叩き合う。いったんはアパパネが前に出たように見えたものの、最後は内からサンテミリオンも差し返すしぶとさを見せて、鼻面を合わせてゴールへと飛び込んだ。
inyofu 長い長い写真判定が続く。アパパネの勝利なら牝馬クラシック二冠達成、阪神ジュベナイルフィリーズと合わせてGI・JpnI 3勝目となる。サンテミリオンが1着なら、桜花賞組を逆転してのGI 初制覇、鞍上・横山騎手はヴィクトリアマイルに続く2週連続のGI 勝利となる。
緊迫の時間が流れた後、電光掲示板に灯ったのは「同着」の文字。JRAのGI では史上初となる1着同着という結末を迎えたのである。
壮絶な追い比べと長い写真判定の果てに、日本GI史上初の【同着】という衝撃的な結果を残した【アパパネ】と【サンテミリオン】。東京競馬場に集まったファンが、競馬に起こる奇跡を目撃した瞬間だった。

1938年に4歳(現3歳)牝馬限定の【阪神優駿牝馬】として設立された【優駿牝馬】こと【オークス】。設立から、場所と時と距離を変え、東京競馬場、芝2400メートル、5月開催という現在のかたちになってからでも60年以上の歴史を持つ。牝馬クラシック三冠の一つに数えられ、日本GI史上唯一の、同着1位の奇跡が起きたりと注目度が高いレースとなっている。

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