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コラム

「覆面馬主の真実」【第65話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

覆面馬主の真実
ついに今年もやってきた。

未来のエリートとおぼしき馬たち(当歳、1歳)が、出てくる競り、セレクトセールだ。
ノーザンファームのディープインパクト産駒が、今年もクラシックを席巻した訳だが、もはや、ディープ産駒でないと、G1は狙えないな、とさえ思えるくらい種牡馬の差がついてしまった気がする。

オレと7号ですら、いつもこんな事を言い合ってる。

1号「なあ、7号よ、結局のところ、オレ達がちまちま知恵を出し合って自分たちの馬をレースに出しててもさ、いいとこ準オープン勝ちってとこじゃんか。ディープの仔買わないと話にならないんじゃないかな。」

7号「そうなんだよ、アニキ、オレもそう思ってたところだよ。アニキが言ってる通り、何だか、ちまちましてるよな。ディープ買っちゃおうか?」

1号「買いたいのはやまやまだけど、1億とか2億とかしちゃうだろ、そんな金あんのか?」

7号「1億あったら、違うことに使いたいから、やっぱやめるか・・。」

そんな会話を、鮎食いながら延々したのが、先週のこと。

でまあ、フタを開けてみたら、た、た、たかい!高すぎるよ、値段が・・。

狙ってた牝馬が何頭かいたが、リザーブ価格を聞いて、唖然・・・。
ウソだろ、って値段だったな。

ま、参院選直後の月曜日、日経平均が暴騰したのも手伝って、競りは、超活況で、ハーツクライや、マンハッタンカフェの牡馬が、4000万、5000万、は当たり前、オルフェーブルの牡馬も高かったな~。
こんな値段で買って、元とれんのかな・・・???

という訳で、馬主は、次のセレクションセールの競り名簿を眺め始め、いやいや、やっぱりサマーセールで安い馬探そう!みたいな感じになるわけだな。

1号「なあ、7号、やっぱり買わないで正解かもな、この値段だと大富豪以外、無理だもんな。」
7号「そうだよ、アニキ、ディープの仔は、里見さんに任せて、オレ達は、渋いけど激走しそうな血統見つけようぜ。」
1号「そうだよな・・。そうしよう。」

結局のところ、オレ達の闘いは、日高の雑草育ちの馬で、社台グループのエリート達を負かすこと、これ以外にないな、っていつもの結論に落ち着いたのだった・・。

続く。



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