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ベルカントの連覇を阻むのはネロか?プリンセスムーンか?第16回【アイビスSD】

2016年7月31日(日)に新潟競馬場で行われる芝1000mのGIIIレース、第16回【アイビスSD】。
国内唯一の直線重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【アイビスSD】歴史

inyofu アイビスサマーダッシュは、中央競馬で唯一の直線コースを舞台に争われる重賞として2001年に創設された。2005年まで8月の後半に行われていたが、2006年から夏の新潟開催の開幕週(7月中旬~8月上旬)に移設されるとともに、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた『サマースプリントシリーズ』の第3戦に指定されている(2011年までは第2戦として開催)。
高いスプリント能力が要求されるアイビスSD。本競争で優勝した馬はスプリンターズSでも良い結果を残しており、カルストンライトオやサンアディユ、ハクサンムーンなどが歴代優勝馬に名を連ねる。

2015年【アイビスSD】

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昨年のアイビスSDは1番人気ベルカントが後続に2馬身差を付けて快勝。この勝利によりポイントを重ねたベルカントは同年のサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いた。

【アイビスSD】レース傾向

inyofu 直近の1200m以上のレースでの位置取りに注目
過去10年の出走馬について、直近で出走していたJRAの1200m以上のレースでの4コーナーの位置別に成績をまとめると、該当するレースの4コーナーを「3番手以内」で通過していた馬が、好走率でその他の2グループに大きな差をつけてトップになっている。「4~9番手」組と「10番手以下」組の好走率にはほとんど差がないだけに、先行力のあるタイプを重視したいところだ。
inyofu 前走3~5着馬が好走率上位
過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、前走で「3~5着」だった馬が好走率で上位の数値をマークしている。それに対し、前走で「1、2着」だった馬の好走率がやや低くなっている点は興味深い。なお、前走「10着以下」から巻き返して優勝した3頭のうち2頭は、前走がダートのレースだった。前走が芝のレースで「6着以下」に敗れていた馬は苦戦必至と言えそうだ。
inyofu 直近の短距離戦での単勝人気も要チェック
2011年以降の過去5年の出走馬が、直近で出走していたJRAの1200m以下のレースでの単勝人気を調べると、優勝馬5頭は該当したレースで単勝5番人気以内に支持されていた。直近の短距離戦での単勝人気もチェックしておきたいところだ。
アイビスSDのレース傾向では、【JRA1200m以上のレースで4コーナーの通過順が3番手以内】【前走3~5着馬】【直近で出走していたJRA1200m以下のレースでの単勝人気が5番人気以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第16回【アイビスSD】登録馬

inyofu アスコットシチー 56 未定
アットウィル 56 未定
アースソニック 56 石橋脩
コパノリスボン 53 未定
サトノデプロマット 56 柴田善臣
サンクタリリアス 54 江田照男
ネロ 56 内田博幸
ハッシュ 54 蛯名正義
ファンデルワールス 56 西田雄一郎
ブライトチェリー 54 未定
プリンセスムーン 54 北村友一
フレイムヘイロー 56 木幡巧也
ベルカント 55 M・デムーロ
マイネルエテルネル 56 柴田大知
メランコリア 54 未定
ヤサカオディール 54 的場勇人
ヤマニンプチガトー 54 村田一誠
ローズミラクル 56 吉田隼人
現時点での登録数は18頭で、全頭が出走可能。昨年の覇者ベルカントや韋駄天S組など、快速馬が集まった。

第16回【アイビスSD】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ベルカント 2.3
2 ネロ 3.1
3 プリンセスムーン 4.1
4 アットウィル 11.0
5 アースソニック 12.9
6 ローズミラクル 18.5
7 マイネルエテルネル 32.3
8 ハッシュ 33.2
9 ヤマニンプチガトー 66.4
現時点での予想オッズでは、夏のスプリント女王ベルカントと韋駄天S1着馬プリンセスムーン、2着馬のネロに人気が集まっている。

第16回【アイビスSD】有力馬は!?

【直近のJRA1200m以上のレースで4コーナーの通過順が3番手以内】【前走3~5着馬】【直近で出走していたJRA1200m以下のレースでの単勝人気が5番人気以内】ベルカント
inyofu ベルカント(牝5、栗東・角田晃一厩舎)は昨年の本レースを2馬身差で圧勝。ドバイ遠征帰りだった前走のCBC賞でも0.1秒差の3着に入り、力のあるところを見せている。この一叩きで状態の上積みは間違いなく見込め、0.5キロとはいえ前走からの斤量減もプラス。ここは連覇が期待される。

【直近のJRA1200m以上のレースで4コーナーの通過順が3番手以内】【直近で出走していたJRA1200m以下のレースでの単勝人気が5番人気以内】ネロ
inyofu ネロ(牡5、栗東・森秀行厩舎)は前走の韋駄天Sでプリンセスムーンの2着だったが、トップハンデを背負っていたため、斤量差は4.5キロもあった。当然別定戦になっての斤量減は大きく、こちらも新潟直線1000mは4戦2勝2着2回と抜群の相性を誇る。ここで逆転しての重賞初制覇なるか。

【直近で出走していたJRA1200m以下のレースでの単勝人気が5番人気以内】プリンセスムーン
inyofu プリンセスムーン(牝6、栗東・安田隆行厩舎)は駿風S(1600万下)、韋駄天S(OP)と連勝中。これも含めて新潟直線1000mでは5戦3勝2着2回と連対を外しておらず、適性は非常に高い。6歳にして重賞初挑戦だが、この舞台ならチャンスは十分だろう。


2016年7月31日(日)に新潟競馬場で行われる芝1000mのGIIIレース、第16回【アイビスSD】。 
近年では1番人気馬が人気に応えて勝利するケースが多く、大きな波乱は見られない傾向にある。
コーナーでの小競り合いや馬群に前を阻まれるケースが少ない為、実力通りの決着になることが多いのだろう。
そうなると現時点での予想オッズで単勝オッズ一桁台に推されているベルカント、ネロ、プリンセスムーンの3頭は押さえない訳にはいかない。
特にネロは新潟1000mで連対を外したことがない直線巧者。
前走の韋駄天Sではプリンセスムーンに敗れたが、トップハンデを背負っていたため斤量差は4.5キロもあった。
別定戦となる今回は逆転の可能性も高く、最も注目したい馬と言っても過言では無い。

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