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斤量有利のチェッキーノに不安要素あり!?第63回【クイーンS】

2016年7月31日(日)に札幌競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース、第63回【クイーンS】。
夏の北海道開催で行われる唯一の牝馬限定重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【クイーンS】歴史

inyofu クイーンSは、1953年に4歳(現3歳)牝馬限定、別定の重賞競走として創設され、秋の東京開催の芝2000mで行われた。その後は開催場を東京競馬場と中山競馬場の間で幾度も変更して行われたが、新潟競馬場で行われた1988年を除き、1980年以降1999年まで中山競馬場で行われた。

2000年の牝馬競走体系の整備により、本競走は舞台を8月中旬の札幌競馬場・芝1800mに移したうえ、4歳(現3歳)以上の牝馬限定の重賞競走として生まれ変わり、秋華賞・天皇賞(秋)・エリザベス女王杯など秋の大レースを目指す牝馬たちが集い熱戦を繰り広げている。
秋の牝馬重賞戦線をうらなう意味で重要な意味を持つクイーンS。単勝6番人気以下の伏兵馬が3着以内に食い込むことも多く、札幌競馬場で行われるようになってからは、5番人気以内の馬が3着以内を独占したのは2001年だけとなっている。

2015年【クイーンS】

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昨年のクイーンSでは、7番人気メイショウスザンナが1番人気レッドリヴェールをクビ差で制し、勝利。単勝の配当は3,250円となった。

【クイーンS】レース傾向

inyofu 若い世代が優勢だが
過去10年のクイーンSの年齢別成績を調べると、3歳馬の勝率、連対率、3着内率がもっとも高い。それに続く4歳馬と5歳馬は、勝率と連対率ではやや劣るものの、3着内率で3歳馬に迫る数値をマーク。中でも5歳馬が2着に6回、3着に5回入っている点は注目できそうだ。逆に、6歳馬は2勝を挙げているものの、2着はゼロとなっている。
inyofu 前走がGI だった馬が好成績
過去10年のクイーンS出走馬の前走のレース別成績を調べてみると、前走が「ヴィクトリアマイル」・「オークス」という春の牝馬限定GI だった馬が好成績を残している。しかし、「その他のGI・JpnI」から臨んだ馬はすべて4着以下に敗れている。その他では、「1600万下」から臨んだ馬が2頭勝利しているが、その2頭はいずれも前走が芝1800mのレースだった。
inyofu 前走の単勝人気にも注目
過去10年のクイーンSでは、前走で単勝1番人気だった馬の勝利はゼロ。さらに、前走2番人気馬は1勝(2011年アヴェンチュラ)のみで、前走3番人気馬も0勝と、前走で上位人気に支持されていた馬が不振の傾向にある。それに対し、前走が4番人気だった馬と10番人気以下だった馬の健闘が目立つ。前走が10番人気以下だった馬は6勝を挙げているが、2着と3着は1回ずつという点が興味深い。
inyofu 3走前のレースを要チェック
過去10年のクイーンSでは、3走前のレースが「中山牝馬S」・「阪神牝馬S」・「福島牝馬S」のいずれかだった馬の連対が多い。該当レースでの単勝人気と着順はバラバラで、明確な傾向は見て取れないが、下位人気で大敗していた馬であってもクイーンSで好走していることから、この様な臨戦過程の馬には注意しておきたいところだ。
inyofu 近走で13番人気になっていた馬が3連勝中
過去3年のクイーンSでは、「3走前までに単勝13番人気となった経験がある」という馬が連勝中だ。今年も近走で13番人気となった経験がある馬には要注目だ。
クイーンSのレース傾向では、【3歳馬】【前走が「ヴィクトリアマイル」・「オークス」or芝1800mの「1600万下」】【前走が4番人気or10番人気以下】【3走前のレースが「中山牝馬S」・「阪神牝馬S」・「福島牝馬S」】【3走前までに単勝13番人気となった経験がある】競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第63回【クイーンS】登録馬

inyofu ウインプリメーラ 55 福永祐一
カトルラポール 51 未定
キャットコイン 55 柴山雄一
シャルール 55 横山典弘
ダンツキャンサー 55 勝浦正樹
チェッキーノ 52 戸崎圭太
テルメディカラカラ 55 C・ルメール
ナムラアン 55 池添謙一
ノットフォーマル 55 未定
ビービーバーレル 51 未定
ペルフィカ 55 未定
マイネグレヴィル 55 丹内祐次
マコトブリジャール 55 四位洋文
メイショウスザンナ 55 大野拓弥
リラヴァティ 55 松若風馬
レッドリヴェール 55 K・ティータン
ロッテンマイヤー 51 未定
フルゲート14頭に対して17頭が登録されている今年のクイーンS。現時点ではノットフォーマル、カトルラポール、ペルフィカの順で除外対象となっている。

第63回【クイーンS】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 チェッキーノ 2.1
2 リラヴァティ 5.8
3 ウインプリメーラ 6.2
4 シャルール 7.9
5 ロッテンマイヤー 10.1
6 ナムラアン 13.0
7 レッドリヴェール 19.8
8 メイショウスザンナ 22.4
9 マイネグレヴィル 30.9
10 テルメディカラカラ 37.3
11 ビービーバーレル 47.7
12 マコトブリジャール 47.9
13 キャットコイン 55.8
現時点での予想オッズではオークス2着のチェッキーノ、シンハライトの半姉リラヴァティに人気が集まっている。

第63回【クイーンS】有力馬は!?

【3歳馬】【前走が「オークス」】チェッキーノ
inyofu チェッキーノ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は今年のオークスで2着。シンハライトにクビ差敗れはしたが、大外から素晴らしい脚を見せた。今回は古馬との初対戦だが、このメンバーなら力は上と見てよく、52キロで出走できるのも圧倒的有利。ここをキッチリと制して、秋のGI制覇に向け弾みをつけたいところだ。

リラヴァティ
inyofu リラヴァティ(牝5、栗東・石坂正厩舎)は1600万からの連勝でマーメイドSを制覇。早め先頭から粘りに粘って押し切っており、その先行力は今回の札幌でも十分に生きそう。半妹シンハライトのライバルを下しての重賞連勝なるか。

【前走が「ヴィクトリアマイル」】【前走が10番人気以下】ウインプリメーラ
inyofu 【谷口調教助手のコメント】 「道悪だろうとどんな展開だろうと根性で粘るタイプなので、洋芝もこなせると思います。以前は初めての競馬場だとフワッとなる時があったのですが、最近は物見もしませんし、どういう展開になっても大崩れする馬ではないと思います。攻め馬はいつも動くので、攻め馬だけで調子の判断はし辛いですが、ずっと動きはいいですよ(笑)。

 
2016年7月31日(日)に札幌競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース、第63回【クイーンS】。
現時点での予想オッズでは、前走オークスで勝ち馬シンハライトとクビ差の競馬をしたチェッキーノに人気が集まっている。
レース傾向では3歳馬が好走しやすいというデータもあり、斤量52Kgは大きなアドバンテージ。
しかし、完璧な仕上がりだったオークスに比べて馬体は心もとない印象。
洋芝を走り抜けるパワーがあるかも不安要素であり、人気ほどの信頼は置けなさそうだ。
面白いのはリラヴァティで、オークスでチェッキーノを破ったシンハライトの半姉。
好走する条件こそ満たしていないものの、スピードを活かした先行力は魅力。
姉妹揃ってのチェッキーノ撃破に期待したい。

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