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今年は横一戦のメンバー!?【第36回新潟2歳ステークス】

2016年8月28日(日)に新潟競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第36回新潟2歳ステークス】
世代最初のマイル重賞で、年末の2歳GIだけでなく翌年のクラシック戦線を見据えて、各地でデビューした素質馬が集うレースだ。 レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【新潟2歳ステークス】歴史

inyofu 本競走は、1981年に新潟競馬場の芝1200mを舞台に3歳(現2歳)馬限定・馬齢重量で争われる重賞競走『新潟3歳ステークス』として創設され、1997年に距離が芝1400mに変更された。新潟競馬場は1999年まで右回りコースだったが、2001年に左回りの新コースが完成したため、本競走は同年のみ内回りの芝1400mで行われたのち、翌2002年から外回りの芝1600mに変更され、2歳世代で最初に行われるマイル重賞として東西の若駒がスピードとスタミナを競い合う一戦となった。なお、競走名は、2001年の馬齢表示の国際基準への変更に伴い、『新潟2歳ステークス』に変更された。
2歳世代で最初に行われるマイル以上の距離で施行される重賞競走で、本競走においては例年関西馬の参戦も目立っている。特に距離が1600mになってからは、翌年のクラシック戦線を占う意味合いがより強くなった。

2015年【第35回新潟2歳ステークス】

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昨年の同レースでは、1番人気ロードクエストが出遅れ気味の後方から追走。直線で雨をたっぷりと含んだ稍重の芝で破格の3F32秒8!!2着に4馬身差突き放し17頭をごぼう抜きの圧勝だった。

【新潟2歳ステークス】レース傾向

inyofu 前走の4コーナーでの位置取りに注目

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーでの位置別に成績をまとめてみると、「10番手以下」組が3着内率でトップに立つなど、前走の4コーナーでの位置取りが後方だったグループほど、3着内率が高くなっている。キャリアの浅い2歳馬のレースとはいえ、最後の直線の長さ(658.7m)が国内最長となる新潟・芝外回りコースでのレースだけに、末脚を生かす競馬を既に経験している馬は警戒すべきだろう。
inyofu 外寄りの馬番はやや劣勢

次に、過去10年の馬番別成績を、「1~6番」・「7~12番」・「13~18番」の3組に分けて調べてみると、勝率で大きな差はないものの、連対率・3着内率では「1~6番」・「7~12番」の2組と「13~18番」の数値の間にやや差が生じており、外寄りの馬番が苦戦傾向にあるようだ。ただし、2009年以降に限れば、「7~12番」は1勝のみで、「1~6番」と「13~18番」が共に3勝ずつを挙げており、近年は”内寄り”か”外寄り”の馬番から勝ち馬が出る傾向にある。
inyofu デビュー戦での単勝人気は要チェック

過去10年の出走馬をデビュー戦の単勝人気別に分類して新潟2歳Sでの成績を調べてみると、好走率ではデビュー戦で「6番人気」だった馬がトップになっている。それ以外で勝ち馬が出ているのはデビュー戦で「3番人気以内」に支持されていた馬だけだ。また、「7~9番人気」組が「4番人気」・「5番人気」馬を連対率と3着内率で上回っている点も見逃せない。このレースでは、デビュー戦で上位人気に支持されていた馬だけでなく、「6~9番人気」と評価の低かった馬にも注目すべきだろう。ただし、「10番人気以下」だった馬は16頭出走して1頭も3着以内に入っていない。
inyofu 初勝利時の2着馬とのタイム差もチェック

2011年以降の過去5年の優勝馬は、いずれも初勝利時の2着馬とのタイム差が「0秒2以上」だった。勝ち馬を検討する際は、僅差で勝ち上がった馬よりも、2着馬にある程度の着差をつけて勝った馬に注目したいところだ。
新潟2歳のレース傾向では、【前走の4コーナーでの位置が10番手以下】【デビュー戦で6番人気だった馬or3番人気以内に支持されていた馬】【初勝利時の2着馬とのタイム差が0秒2以上」】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

第36回【新潟2歳ステークス】登録馬

inyofu 【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)
リンクスゼロ
アピールバイオ
アンジュシャルマン
イブキ
ウインシトリン

ヴゼットジョリー
オーバースペック
キャスパリーグ
クイントゥープル
グリトニル

サンライズソア
チシャーキャット
ニシノオウカン
ブライトンロック
マイネルパラディ

マイネルバールマン
モーヴサファイア
ワールドツアラー
マテラフィールド
フルゲート18頭に対して19頭が登録されている今年の新潟2歳ステークス。大半が新馬勝ちなので抽選で1頭が除外対象になっている。

【第36回新潟2歳ステークス】予想オッズ

inyofu 1 イブキ 3.2
2 モーヴサファイア 3.7
3 リンクスゼロ 5.3
4 マイネルバールマン 8.3
5 キャスパリーグ 9.8
6 サンライズソア 15.8
7 グリトニル 19.9
8 アンジュシャルマン 23.5
9 アピールバイオ 27.1
10 ニシノオウカン 29.9
11 ヴゼットジョリー 35.2
12 ウインシトリン 35.7
13 マイネルパラディ 56.9
14 オーバースペック 57.8
15 マテラフィールド 61.2
16 ブライトンロック 71.3
17 チシャーキャット 190.1
18 クイントゥープル 218.3
19 ワールドツアラー 230.3
現時点での予想オッズでは、期待の新種牡馬ルーラーシップ産駒の勝ち上がり第1号のイブキが1番人気、中京で好時計Vのモーヴサファイアが上位候補となっている。

【第36回新潟2歳ステークス】有力馬は!?

【デビュー戦で6番人気だった馬or3番人気以内に支持されていた馬】【初勝利時の2着馬とのタイム差が0秒2以上」】
イブキ
inyofu イブキの新馬戦は2歳馬とは思えない洗練された内容だった。スッとゲートから飛び出し従順に折り合い、東京の坂や長い直線もクリアし力強く伸び切った。奥村武師も「好位で折り合い、後ろから馬が来たらまた伸びる理想的な内容。センスを感じたしゲートも実戦は良かった。精神面の強さを感じた」と称えた。

【デビュー戦で6番人気だった馬or3番人気以内に支持されていた馬】【初勝利時の2着馬とのタイム差が0秒2以上」】
モーヴサファイア
inyofu 初戦は出負け気味のスタートだったが、鞍上が促して好位へ。序盤にスタミナをロスしながらも、上がり3Fはメンバー最速の35秒5の末脚を放ち、2馬身半突き抜けた。池添学師は「調教の段階から折り合いは問題なかった。終始外々を回る形になりましたが、最後はしっかり差し切ってくれましたね」と内容を高く評価する。

【デビュー戦で6番人気だった馬or3番人気以内に支持されていた馬】【初勝利時の2着馬とのタイム差が0秒2以上」】
リンクスゼロ
inyofu リンクスゼロ(栗東・森秀行厩舎、牡)は初勝利まで3戦を要したが、続くダリア賞も制しており、登録19頭中唯一の2勝馬。距離も1200メートルから1600メートルまで柔軟に対応しているうえ、馬場状態も不問なのが強みだ。前走で、1泊2日の遠征競馬や新潟コースも経験したのは大きい。中2週のローテーションながら、1週前追い切りは栗東坂路で4ハロン53秒5と上々。ここ2戦は逃げ切りだが、抑えて末脚を生かす競馬にも対応しており、脚質に幅がある点は頼もしい。


2016年8月28日(日)に新潟競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第36回新潟2歳ステークス】
東京新馬戦を好位で器用に立ち回り、好メンバー相手に快勝したイブキ。
ダリア賞快勝の唯一の2勝馬リンクスゼロ。
昨年と違って今年は横一戦のメンバーだけに、流れひとつで波乱の結果はある。
その中で馬券に妙味がありそうなのが、サンライズソアとグリトニル
どちらも新潟1600mを勝ち上がっての参戦はデータが少ない2歳戦にとっては心強い内容だ。

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