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ハープスターはどうなった 第75回オークス レース結果まとめ

単勝1.3倍の圧倒的人気のハープスターは既にフランス凱旋門賞へ登録済み。このオークスは負けられない1戦だ。はたして結果はどうなったのか?
競走馬

当日の入場数と売上は?

inyofu 25日の東京競馬場の入場人員は7万3452人で前年比115・8%、オークスの売り上げは163億1172万1900円で同113・0%と、ともにアップした。今年の平地GIでは桜花賞、皐月賞、天皇賞・春、NHKマイルC、ヴィクトリアマイルに次ぎ6レース連続で売り上げ増となった。
前年を大きく上回る数字。それだけ注目度の高いレースとなった。

レースはヌーヴォレコルトが優勝

http://youtu.be/DqseshkoSl0
inyofu 25日、東京競馬場で行われたGI第75回オークスは、道中中団を進んだ2番人気のヌーヴォレコルトが直線抜け出して優勝。牝馬クラシック2冠目を制した。勝ち時計は2分25秒8。
後方2番手から直線追い込んだ断然の1番人気ハープスターはクビ差届かず2着。3着は3番人気のバウンスシャッセ。
ヌーヴォレコルトはチューリップ賞、桜花賞でともにハープスターに敗れたが、3戦目の対決で雪辱し、初の重賞制覇となった。終始大外を回ったハープスターと、内で追い出しを我慢していたヌーヴォレコルト。両馬の明暗を分けたレース内容だった。

みんなで掴み取った勝利 斎藤誠調教師

inyofu 「GIの時はいつもはワクワクするんですけど、今回は平常心でいられました。順調に調整出来て、全部上手くいったので安心していられたんだと思います。

レースは特に作戦も立てず、普段からジョッキーにはあまり指示をしないので、岩田騎手には“勝てるレースをして下さい”と伝えました。癖を掴んでくれているし、折り合いの心配もない馬なので。1コーナーで前の馬が下がって来て、引いたところだけ心配しましたけど、岩田騎手が上手く押さえてくれました。直線で前と横が壁になったことも、結果的には最後の伸びに繋がったのかもしれません。

精神力の強い馬で、長距離輸送も苦にしないんですけど、3歳の女の子ですし、桜花賞の後は疲労に気を付けました。あれだけのレースをしても、カイバ食いが減らないのが、この馬の強みですね。
inyofu この中間は、他の馬ではやらないような、常識はずれと思われるような負荷をかけましたけど、上手くインターバルが取れて、反動なく仕上げられました。精神的にも肉体的にも、本当に強い馬です。
ハーツクライ産駒なので、距離が延びていいかなと思ってました。ハーツクライ産駒らしく、一戦一戦成長してくれてます。
今後のことは、まだ全く考えてないです。ハープスターはじめ強い相手と戦って来ましたから、まずはゆっくり休ませてあげたいです。まだまだ成長してくれると思うので、秋は体ももう一回り大きくなると思います。前にGIを勝った時(ゴスホークケン)は、なんだかどさくさにまぎれて勝たせてもらいましたけど(笑)、今日の勝ちは、みんなで掴み取った勝利だと思います」

岩田騎手 史上7人目のクラシック完全制覇も・・・

inyofu 「距離も大丈夫だと思ってましたし、左回りも大丈夫だと思ってました。桜花賞の時よりも成長してましたし、手応えも抜群でした。直線に入って追い出しを我慢出来たことが勝因だと思います。ハープスターも来てましたけど、後ろの馬たちを待って追い出したので、最後まで頑張ってくれましたね。向こうは後ろから行く馬ですし、あれで負けたら仕方ないと思ってました。この馬は牝馬のわりに落ち着いていて、とても賢い女の子です。僕自身は、3週間前の出来事があって、自分のしたことを本当に反省しています。後藤騎手には、早く復帰して欲しいです」
地方競馬出身としては史上初となる5大クラシック完全制覇を達成し、岩田騎手は歴史に名を刻んだ。
しかし、後藤騎手の2度に渡る落馬負傷の件もあり、批判も大きい岩田騎手のコメントは控えめだった。

アンカツ 賞賛と落胆

馬主の原オーナーは18年かけて初GI勝利
inyofu 馬主歴18年目にして初めてのGI勝ちの美酒に原禮子オーナー=株式会社オメガコンサルタンツ代表取締役社長(人材総合プロデュース会社)=は、心の底から酔いしれていた。「馬主をやめないでよかった」。第一声を放ったオーナーだが、ゴール前の死闘にはまともに視線を向けられなかった。「もしかして、もしかして…って気持ちで、あとは足の震えが止まりませんでした」。

惜しくも2着に破れたハープスター 川田騎手、松田博調教師コメント

inyofu 単勝1・3倍の圧倒的1番人気に支持されながら、まさかの敗戦。検量室から出てきた川田の周りには、勝ち馬より多い報道陣の輪が何重にもできた。「2コーナーで前の馬に接触しかけて、多少力みかけたけど、リズム良く行けた。ただ、直線で外に出してからは終始内にささって進み切れなかった。(上がりの)数字は十分だけど、乗っている感覚からは、弾けきれなかった」。悔しさを出すより、現実を冷静に受け止めようとした川田は、最後に「多くの期待を背負っていたので非常に申し訳ない」と頭を下げた。
inyofu 松田博調教師は、「いろいろ言っても、あれで負けたら仕方がない。よく走っている。距離は関係ない。(負けても)強いのは一番強い、と思っている」と語気を強めた。

直線弾けなかったのは蹄鉄が原因?

確かによく見ると蹄鉄が外れかけてたようにも見える。もしこれが原因であれば悲観する内容ではない。

皐月賞からの巻き返し 3着のバウンスシャッセ

inyofu 中団を追走した3番人気バウンスシャッセは、馬群の隙間をついて伸びたが、勝ち馬からクビ+クビ差の3着に惜敗した。直線ではゴチャつくシーンがあり、北村宏騎手は「内へ2回切り返すことになったのが響いた。乗り方次第で何とかなる着差だったし、もうワンテンポ早く追い出せていれば…」とスムーズに競馬できなかったことを悔やんだ。

秋が楽しみ 4着ニシノアカツキ

inyofu 《レース》デビューから減り続けた馬体が2キロアップ。4角で外に持ち出しマイネオーラムと並ぶように伸び、マイネが脱落するとハープスターを追うようにもうひと伸びした。上がり3F34秒0はメンバー中2位。 《次走ポイント》「前走より仕上がっていた。少し位置が後ろすぎたかな。いや~、悔しい。チョー夢を見た」と勝浦騎手。タメが利かなかったフラワーCを除けば牝馬重賞で(2)(3)(5)(4)着。オペラハウス×アグネスタキオンと成長力ある血統で秋が楽しみだ。

5着以降の着順と騎手コメント

inyofu ▼5着ブランネージュ(秋山)プラン通りにいったが、最後の最後で止まってしまった。
▼6着マーブルカテドラル(田辺)1~2角で後ろの馬にぶつけられて力んでしまった。
▼7着サングレアル(戸崎)体が減っていた影響は感じなかった。最後は止まったが素質は感じた。
▼8着マイネオーラム(松岡)歓声でエキサイトして引っ掛かってしまった。
▼9着マイネグレヴィル(柴田大)もう少し重い馬場の方がいい。
▼10着ベッラレジーナ(藤岡康)テンションが高めでスタートでワンテンポ遅れた。
▼11着フォーエバーモア(蛯名)いい形で運べたが、残り400メートルでパタッと止まった。
inyofu ▼12着クリスマス(三浦)折り合いは付いたが残り300メートルで止まった。
▼13着マジックタイム(横山典)思い通りの競馬はできたが、距離が長いのかな…。
▼14着シャイニーガール(田中勝)少し力んでしまい、思った通りに乗れなかった。
▼15着ディルガ(浜中)4角~直線でペースアップしたときに置かれてしまった。
▼16着パシフィックギャル(ウィリアムズ)ゲートの中でガチャガチャしてスタートが良くなかった。
▼17着ペイシャフェリス(内田)リズム良く行けたが外から来られるのが早くて。距離も長い。
▼18着エリーザベスト(川島)自分の競馬はできたが…。

勝ったヌーヴォレコルトは秋華賞を目標に。秋は凱旋門賞挑戦に向け調整を進めていくハープスター。敗れはしたが末脚が鈍ったわけではない。次走は札幌記念、再び強いハープスターが戻ってくることを、ファンは信じている。

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