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オークス3着馬の意地が見られるか!?【第1回紫苑ステークス】

2016年9月10日(土)に中山競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第1回紫苑ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【紫苑ステークス】歴史

inyofu 本競走は、3歳牝馬限定・オープン特別の秋華賞トライアルとして2000年に新設された。創設時から中山競馬場の芝1800mで行われていたが、2007年に200m延長され、本番と同じ芝2000mで争われることとなった。また、2016年から秋華賞の興趣を高めるため、GIII に格上げされるとともに、秋華賞の優先出走権が与えられる着順が2着以内から3着以内に変更された。

紫苑(しおん)は、キク科の多年草。日本・朝鮮・中国・シベリアなどに分布する。秋には茎頂が分枝し、淡紫色の頭花を多数つける。花言葉は「思い出」「追憶」。
関東圏では、秋華賞トライアル(エリザベス女王杯時代も含む)として長らくクイーンステークスが開催されていた。しかし、当競走が古馬へ開放され、また札幌競馬場へ開催が変更されたことに伴い創設された。

2015年【紫苑ステークス】

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昨年の紫苑ステークスは、8番人気クインズミラーグロが差し切りVを飾り、2着のホワイトエレガンスと共に秋華賞への優先出走権を獲得した。

【紫苑ステークス】過去レース傾向

(1800mで行われた2006年と、新潟2000mで行われた2014年を含む)
inyofu 実績と距離適性をチェック

過去10年の連対馬20頭は、いずれも「JRAの500万下から上のクラス、かつ1600m以上のレース」で優勝経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が5.1%にとどまっている。新馬や未勝利、もしくは1600m未満のレースでしか優勝経験のない馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu GIやGII で好走経験のある馬は過信禁物

過去10年の出走馬154頭中、「JRAのGI かGII」で4着以内に入った経験のある馬は15頭いたが、該当馬の成績は〔0・1・1・13〕と優勝例がなく、3着内率も13.3%にとどまっている。GI やGII で好走実績のある馬は上位人気に推されるケースも少なくないだけに、今年もそのような馬が出走してきたら扱いに注意したいところだ。
inyofu 近年は差し馬が中心

2011年以降に中山競馬場で行われた4回(2011~2013年、2015年)の優勝馬4頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が「6番手以下」だった。一方、同「5番手以内」だった馬は3着内率が12.5%と低調だ。前走で先行していた馬は評価を下げるべきかもしれない。
inyofu コース適性が高そうな馬に注目

2011年以降に中山競馬場で行われた4回(2011~2013年、2015年)の3着以内馬12頭中10頭は、「出走頭数が15頭以上だった中山競馬場の芝1600m以上のレース」で連対経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬の3着内率は5.9%にとどまっている。近年の傾向から、コース適性の高さも重要なポイントと言えそうだ。
紫苑ステークスの過去レース傾向では、【500万下から上のクラス&1600m以上のレースで優勝経験】【前走の4コーナーの通過順が6番手以下】【15頭以上だった中山競馬場の1600m以上のレースで連対経験】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第1回紫苑ステークス】登録馬

inyofu ウインファビラス
エンジェルフェイス
パールコード
ゲッカコウ
キリシマオジョウ

フロンテアクイーン
ヴィブロス
エミノマユアク
ギモーヴ
クィーンズベスト

パーシーズベスト
ビッシュ
ベアインマインド

以下、抽選対象馬(5/8)

アドヴェントス
クリノラホール
シークザフューチャ
スマートルビー
バレエダンサー

ファイアクリスタル
ファータグリーン
ルフォール
フルゲート18頭に対して21頭が登録されている今年の紫苑ステークス。現時点ではアドヴェントス、クリノラホール、シークザフューチャ、スマートルビー、バレエダンサー、ファイアクリスタル、ファータグリーン、ルフォールの8頭のうち5頭が出走できる抽選となっている。

【第1回紫苑ステークス】予想オッズ

inyofu 1 ビッシュ 2.5
2 パールコード 4.3
3 エンジェルフェイス 4.9
4 クィーンズベスト 7.3
5 ヴィブロス 10.0
6 フロンテアクイーン 13.1
7 ゲッカコウ 21.3
8 ウインファビラス 28.8
9 ギモーヴ 29.6
10 アドヴェントス 35.7
11 パーシーズベスト 44.0
12 ルフォール 99.0
13 ベアインマインド 123.1
14 スマートルビー 129.3
15 ファータグリーン 264.6
16 エミノマユアク 314.6
17 ファイアクリスタル 345.2
18 シークザフューチャ 377.5
19 キリシマオジョウ 555.1
20 クリノラホール 577.8
21 バレエダンサー 725.9
現時点(水曜)での予想オッズでは、前走オークス(優駿牝馬)で3着のビッシュが1番人気。フローラS2着のパールコードが2番人気、フラワーC優勝馬のエンジェルフェイスが3番人気となっている。

【第1回紫苑ステークス】有力馬は!?

【500万下から上のクラス&1600m以上のレースで優勝経験】【前走の4コーナーの通過順が6番手以下】
パールコード
inyofu サンスポ賞フローラSで2着に入りながらも、オークスを見送ったのがパールコード(栗東・中内田充正厩舎)。陣営は馬体減りを懸念し、苦渋の決断を強いられたが、ひと息入れたことで成長を認めている。フローラSではオークス2着のチェッキーノに食い下がり、ミモザ賞ではオークス4着のジェラシーに快勝した。机上の計算とはいえビッシュと互角の能力は秘めているはずで、始動戦が注目される。

【500万下から上のクラス&1600m以上のレースで優勝経験】【15頭以上だった中山競馬場の1600m以上のレースで連対経験】
ヴィブロス
inyofu 中京の500万下を4馬身差で圧勝したヴィブロス(栗東・友道康夫厩舎)は、ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの全妹。小柄ながら非凡な能力を秘めており、前走の馬体を維持できていれば面白い存在だ。

【500万下から上のクラス&1600m以上のレースで優勝経験】
ビッシュ
inyofu ビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)は春のオークスで一旦は先頭に立つ場面を見せて、シンハライト・チェッキーノと0.1秒差の3着と好走した。この2頭がいないここでは当然実績トップの存在。収得賞金900万円と賞金面で不安があるだけに、ここは是が非でも優先出走権を獲りに来るはず。


【第1回紫苑ステークス】
今年から重賞に昇格し、秋華賞への優先出走権も2着以内から3着以内に拡大。
メンバー構成も昨年と比較すればそれなりの実績の馬が揃ってきているようにも見える。
現時点で軸にしたいのは、ビッシュ
前走オークスはシンハライト、チェッキーノが後方から脚を伸ばす中で、
中団から抜け出しを狙う競馬で、最後に2頭に交わされたが3着と評価できるレース内容だった。
中山コースにも実績があり、ここは最低でも秋華賞の権利をというのが陣営の本音だろう。
他にはパールコード、ヴィブロス。人気はないが連勝中のベアインマインドが気になっている。
本番と同じ2000mを見据えて、第1回の覇者として名を刻むのはどの馬か、大いに注目したい。

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