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【2014年日本ダービー】兄の無念と鞍上の雪辱を果たす!ベルキャニオン

トライアルのプリンシパルSを勝利してダービーに駒を進めたベルキャニオン。他にも共同通信杯2着という実績があることからもわかるように大変力を秘めている馬である。果たしてダービーではどのような走りを見せてくれるのだろうか。
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全兄が皆オープンクラスで活躍する血統馬

ベルキャニオンには同じ父を持つ全兄が3頭(ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ)いるが、いずれも早い時期からオープンクラスで活躍している。特に1個上の兄カミノタサハラは弥生賞でキズナやエピファネイアに勝ち、皐月賞も4着と好走したが、ケガのためダービーに出ることができなかった。そうした兄の無念を晴らすためにもベルキャニオンの走りには注目である。

デビュー勝ちは収められなかったものの、素質を魅せた

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ベルキャニオンの新馬戦は天皇賞・秋と同日、同距離で行われた。この新馬戦には当馬の他にも2012年のダービー馬ディープブリランテの全弟ゼウスバローズやサンデーレーシングの素質馬でキズナやアユサンと同じディープインパクト×ストームキャットの血を持つラングレーが出走したことで大変な注目を集めた。そんな新馬戦でベルキャニオンはラングレー3/4馬身及ばずの2着に敗れたが、上がり最速タイの末脚を繰り出し、素質を感じさせる走りを魅せた。

レコード勝利で改めて感じた素質

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新馬戦で2着に敗れたベルキャニオンは中2週で同じ東京2000mの未勝利戦に出走した。この時の単勝オッズは1.3倍。新馬戦で見た走りに共感したファンが多かったのだろう。そんな中でベルキャニオンはしっかりと結果を残した。しかも走破タイムは2歳のコースレコードというおまけつきであった。
未勝利戦をレコード勝ちしたベルキャニオンは次走で昨年兄カミノタサハラが出走したホープフルSに出走した。ここでも1番人気の支持を集めたベルキャニオンであったが、結果は上手く馬群を裁くことができず2着に終わる。こうしてベルキャニオンは年内のレースを終えた。

賞金加算で一気にクラシックが目の前に!

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ホープフルS2着後ベルキャニオンは当初自己条件のセントポーリア賞を目指していたが、この東京開催では雪のため開催日程が変更になった。そのため余裕を持ってローテを組めるようになったことから共同通信杯に出走することとなった。ここには東スポ杯2歳Sの覇者イスラボニータやサトノアラジンといった骨っぽいメンバーも出走しており、厳しいレースとなった。しかし、ベルキャニオンはインで脚を溜めながら上手く競馬をし、イスラボニータには及ばなかったものの、2着を確保。見事賞金加算を成功した。
共同通信杯で賞金加算に成功したベルキャニオンはそのまま皐月賞トライアル、スプリングSに向かった。しかし、このレースでは馬場の影響もあったか6着に終わる。また、皐月賞でも健闘はしたものの7着に終わった。やはりディープインパクト産駒ということで中山は合わなかったのだろうか。

得意の東京で権利獲得!本番での走りにも期待!

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皐月賞を終えた時点で賞金が足りるか微妙な所であったベルキャニオン。そのためにも何としてもトライアルを勝たなくてはならなかった。そんな状況の中で迎えたプリンシパルSは中団からレースを進めると先に抜け出して押し切りにかかるキネオペガサスに競りかけ、最後は3/4馬身差をつけて勝利、見事ダービーへの切符を手に入れた。

血統面では推せるが、データ面では不安が残る

ベルキャニオンは父がディープインパクトであり、2012年のディープブリランテ、2013年のキズナがそれぞれダービーを制しているように血統面からは問題なさそうだ。また、東京コースでは4戦して2勝2着と連対率100%を誇っており、期待が持てそうだ。しかし、ローテの面で見ると過去10年でプリンシパルSからは(0.0.1.16)とあまり良い成績を残していない。やはりレースレベルが他のレースに比べると低くなっていることがこのようなデータにつながっているのだろうか。

乗り替わりの雪辱を果たしたい戸崎圭太騎手

戸崎圭太騎手は元々は同じくダービーに出走するレッドリヴェールの主戦騎手であり、阪神ジュベナイルフィリーズでは1着、桜花賞でも2着と結果を残してきた。しかし、このダービーでは福永祐一騎手へと乗り替わりとなった。この乗り替わりについては様々な憶測がなされているが、いずれにせよ、戸崎騎手は悔しかったに違いないだろう。そういった意味でも関東リーディングに君臨する戸崎騎手の爆発力に期待してみたい。

デビュー前から血統とその馬体から注目を集めていたベルキャニオン。年明けのローテは少々厳しいものとなったがダービーへの出走権を獲得した。父、母、そして兄弟までもが金子真人オーナーの所有馬というこの血統。ダービーを2勝(キングカメハメハ、ディープインパクト)している金子オーナーがこれだけこだわり続けているのだからやはりそれだけの器なのであろう。ダービーでの走りに注目だ。

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