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極貧夫婦の崖っぷち馬券術【9月11日版】

極貧夫婦の崖っぷち馬券術
中山の最終レースを、夫婦は、手を握りしめて見つめていた。
大金10万円を、人気薄のワンダーウノという馬に投入。
3着でも来れば、大金が転がり込むのだが・・・。

スタートまもなく、ワンダーウノは、ずるずる下がっていく。

「あ~~。あ~~。あ~~。」

洋子「頑張れ!頑張れ!」

ずるずる下がっていくその姿が、自分たちに重なり、二人は無性に悲しくなった。
そして、二人で泣き出してしまったのだった。
そんな時、電話が・・・

洋子「はい。あ、1号さん、何ですか?何か用ですか?」

1号「いや、あのさ、昨日のコラムみんなが読んで、かなり心配しててさ。これから、みんな集まって励ます会をやろうかなって思ってさ。」

洋子「は?励ます?誰を?」

1号「君たち二人に決まってるじゃん。てかさ、離婚とか言い出しちゃダメだよ、洋子ちゃん。」

洋子「だって、もう、あいつ最悪なんだもん、そして、馬券も全然当たらないし。」

1号「じゃあ、パッと美味いもんでも食いにいこうよ、ご馳走すっからさ。」

洋子「え、ほんとですか、行きますよ、もちろん。」

というわけで、1号、洋子、守、の他に、7号と8号、9号も来て、みんなで宴会と相成った。
場所は、1号と7号が愛してやまない小料理屋さん。
とにかく、魚が美味い。

7号「なあ、アニキ、今日って何の会なんだっけ?祝勝会?じゃないよな。」

1号「洋子ちゃんと守くんの再出発を願い、みんなで励ます会だよ。」

8号「あ、やっぱり。離婚はダメですよ、お二人さん。」

7号「そうだよ、馬券が当たらないくらいで落ち込むなよ。1号のアニキなんて、いくら負けてるか分からんぞ。ほら、あの2歳単勝とかさ。」

1号「そうそう、だからさ、明日、守くんがハズシテも洋子ちゃん、離婚とか言い出しちゃダメだよ。」

洋子「ちょっと待って下さい。これは、約束ですから。明日もハズしたら、離婚して慰謝料1000万円、こいつからもらいますから。」

「ひどいこと言うな、おまえ、恥ずかしくないのか?皆さんの前で。」

洋子「全然、この人たちだって、私からすれば、加害者だし、1号さんと7号さんからも慰謝料もらおうかな。」

1号「・・・・」
7号「・・・・」

こんな会話をしても、何故か不思議と明るいのが洋子の取り柄で、この後、宴会は普通に盛り上がったのだった。

が、一人追い込まれている男がいる。
他ならぬ、守だ。

1号も7号も、口々のこう言った。

「いいから、明日は、オレに乗れ!」

が、守は、毅然とこう宣言したのである。

「明日、外したら、競馬当分やめますから、明日は、おもいっきり自分の予想で買います。」

というわけで、守が、人生を賭けた馬券は、こうなったのだった。


■中山8レース!

単勝9番のタイセイスペリオルに、20万!
馬連で、8-9に10万、9-10に7万、9-13に3万。

軸一頭の三連複と三連単、9番の相手が、8、10、13、16の4頭。
三連単12点、各5000円、三連複6点、各5000円。

合計39万円の大勝負。
これをハズすと、オヤジさんから借りた金も溶けてなくなるな。

てか、極貧夫婦なんだからもう少し慎ましやかに買えばいいのにな・・。

当たってくれ!



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