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【スプリンターズステークスの思い出】17連勝記録を持つ香港のスーパーホース・サイレントウィットネス

2005年のスプリンターズステークスを制したサイレントウィットネス。デビューからなんと17連勝という大記録を持っている。そんなサイレントウィットネスについてまとめてみた。
馬キュレ

生い立ち

1999年10月1日にオーストラリアで生まれた。
父はエルモキシー(北米で19戦6勝)、母はジェイドティアラ(オーストラリアで12戦4勝)、母父は豪G1馬のビューロクラシー。近親にこれといった活躍馬はいなかった。

サイレントウィットネスは、競りで取引された後去勢されてセン馬となった。オーストラリアで「Eltira」という馬名で登録されたが、1度も走ることなく香港へ移籍。A.ダシルバオーナーによって「サイレントウィットネス」に改名、クルーズ調教師によって管理された。

デビューから17連勝

2002年12月26日にシャティン競馬場の芝1000mでデビュー。馬っぷりの良さと調教の良さから、1人気に支持され、見事に勝利。
その後3勝し、デビューから4連勝中の勢いでG2を制覇。
無敗のまま8戦目はG1香港スプリントに挑戦し勝利。後にサイレントウィットネスは香港スプリントを2連覇することになる。
デビューからずっと手綱をとっていたのは、フェリックス・コーツィー騎手。デビューから引退まで29戦、すべてコンビを組んでいた。

安田記念3着

サイレントウィットネスの初めての海外遠征が、日本の安田記念であった。2005年の安田記念のメンバーレベルは非常に高く、勝ったアサクサデンエンをはじめ、スイープトウショウやテレグノシス、ダイワメジャー、ユートピア(地方G1)、ダンスインザムードといったG1馬や、後にG1をとったカンパニーやオレハマッテルゼ、アドマイヤマックス、ハットトリック、さらに海外G1馬のブリッシュラックなどが出走。このハイレベルな戦いで、適性距離ではないにも関わらず、3着と力を示した。
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スプリンターズS制覇

inyofu 得意とする距離に勇躍参戦したサイレントウィットネスは、スプリンターズSに出走した外国馬としては初の1番人気に支持される。このレースには日本の短距離王デュランダル、高松宮記念勝ち馬アドマイヤマックス、前年の覇者カルストンライトオらも出ていたのだが、これらを押しのけての1番人気だ。日本のファンが、いかにサイレントウィットネスの実力を認めていたかがわかる。
 レースでは、その期待に見事なまでに応えるサイレントウィットネスの姿があった。 飛ばしていくカルストンライトオやギャラントアローらの様子をうかがいながら、好位の外につけたサイレントウィットネス。4コーナーを3番手で回ると、そこからの脚色が圧巻だった。パワフルなストライドで一気に抜け出すと、大外を追い込んだデュランダルに1馬身4分の1差をつけて、鞍上・コーツィー騎手が立ち上がってガッツポーズを決めながらのゴール。この距離での強さをあらためて見せつけたのである。
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「どうだ見たか日本!」という実況も印象的である。

引退後

2007年に引退すると、メルボルン郊外の功労馬牧場リヴィング・レジェンドにて余生を送っている。

生涯成績は29戦18勝(その18勝目がスプリンターズステークス)。

沙田(シャティン)競馬場には、サイレントウィットネスの銅像がある。

日本に力の差を見せつけたサイレントウィットネス。2016年のスプリンターズステークスには海外からの遠征馬は出走しないが、またサイレントウィットネスのような馬が日本のスプリント界に参戦してくる日が楽しみだ。

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