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「ジュンヴァルカン」乗り込み十分!後肢球節下部出血の心配はない【菊花賞】

ジュンヴァルカンは条件戦2連勝後休養を挟みぶっつけで菊花賞に出走する。2戦目で未勝利を勝ち上がるが、その後はヴァンキッシュランや、マイネルハニーなどの有力馬に勝ち切れず、春はクラシック未出走。6戦目にしてあずさ賞(500万下)をようやく勝つと、次の三田特別(1000万下)も連勝。休養後は神戸新聞杯を予定していたが、くもずれ(後肢の球節下部に傷を負うこと)により回避した。厩舎は勢い十分の友道厩舎。そんなジュンヴァルカンについてまとめてみた。
ジュンヴァルカン

【あずさ賞】ここは2馬身半差の順当勝ち!

小頭数で行われたこのレースでは、断然の一番人気に支持された。好スタートから四番手に付けて脚を溜めながらレースを進める展開となる。2頭が逃げを争う中、4コーナーで馬なりのまま差を詰め、直線では並ぶ間もなく抜き去った。鞭は2発程度で、2馬身半差の完勝。さすがにここではポテンシャルの高さを見せつけた。
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【三田特別】後の古馬OP馬に勝利!

ジュンヴァルカンは能力の高さを評価され一番人気に支持されたが、二番人気にはこの後OP馬となるヤマカツライデンがいた。まずまずのスタートから好位につけると、ヤマカツライデンがクラス平均より速いペースで逃げるのについていく。直線に向くと、ヤマカツライデンが粘りこみを図る中、外から並びかけ、最終的には11/4馬身差をつけて抜き去った。ここでも前走同様のポテンシャルの高さが光ったレースと言えるだろう。
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inyofu 1着 ジュンヴァルカン(川田騎手) 「スムースに競馬が出来ましたし、自分の競馬に徹して、リズム良く走れたと思います」
inyofu (友道康夫調教師) 「ここを勝ったことで楽になりましたし、秋はマカヒキの代わりに菊花賞へ向かいます。この後は夏休み、距離が延びて良さそうですし、楽しみです」

【菊花賞】追い切り情報 デムーロ騎手絶賛!

一週前追い切り(栗東坂路)では、菊花賞で騎乗予定のM・デムーロ騎手を背に、持ったままで4ハロン51秒9-12秒9の自己ベストをマーク。
inyofu M・デムーロは「速いね! すごく動いた。初めて乗ったけど、すごく乗りやすい」と絶賛していた。
最終追い切りは19日栗東のポリトラックで行われた。
inyofu ポリトラックでアドマイヤスター(古馬500万下)を2馬身ほど追走。最後まで馬なりのまま脚を伸ばして併入した(6ハロン79・9―63・1―49・1―36・5―11・2秒)
inyofu 友道調教師「動きは満足いくもの。折り合いがつくし、距離は魅力だけど、神戸新聞杯(トモの外傷で回避)を使いたかったというのはある」

くもずれは成長の証明!

ジュンヴァルカンが神戸新聞杯を回避する要因となったくもずれ。くもずれとは後脚の球節の下部にできる出血を伴う円形の傷のことで、後脚の踏み込みが良い競走馬ほど起こりやすい症状だ。ジュンヴァルカンの場合、春はトモの緩さのためこの様な症状は見られなかった。それが、神戸新聞杯の調整過程においてくずもれを起こしたということは、夏を越して成長したことの証明でもあるだろう。春の時点で相手なりに走っていただけに、トモの緩さが解消したとなれば、非常に楽しみな存在になったに違いない。

担当の平間助手による経緯の説明↓
inyofu 「調教で踏み込む力が強すぎてクモズレ(後肢の球節の下部にできる出血)を起こしてしまった。春はこんなことはなかったんですが…蹴り上げる力が本当に凄いんです。回避はしたけど、8月から乗り込み続けて力は出せる状態。折り合いはつくので、距離はこなせると思います」

春のクラシック未出走から、確実に成長を遂げて本番に挑んできたジュンヴァルカン。マカヒキの凱旋門賞行きとの使い分けでこちらに回ってきただけに、友道厩舎の中でも、もともと評価はトップクラスだろう。秋華賞をヴィブロスで制した友道厩舎の二週連続のG1制覇となるか、注目だ。

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