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【マイルチャンピオンシップの思い出】ハットトリック

2005年にマイルチャンピオンシップと香港マイルを制したハットトリック。キャロットファームに初めて重賞制覇をもたらした馬だ。現在はアメリカを中心に種牡馬として供用されている。そんなハットトリックについてまとめてみた。
馬キュレ

遅めのデビュー

ハットトリックは父サンデーサイレンス、母トリッキーコード、母父Lost Codeという血統。父はサンデーサイレンス。母トリッキーコードは競走馬時代、新馬戦で初勝利を飾ると、翌年はG2を制し、5年間で9勝をあげる活躍をしていた。

ハットトリックのデビューは、遅めの2004年5月8日東京競馬場で行われた未勝利戦(芝1600m)。1番人気に支持され、見事2馬身差で勝利した。
続く500万下でも快勝し、G3ラジオたんぱ賞へと重賞挑戦する。しかし2番人気に支持されるも、9着に敗れる。
その後は夏に休養、転厩を経て、秋は条件戦を順調に勝ち上がりオープン入りを果たす。


重賞連勝

年明けの2005年、G3京都金杯で初重賞制覇、続くG3東京新聞杯も勝利し、重賞を連勝。
inyofu 3歳秋に1000万下を勝つと、1600万下、京都金杯と3連勝。続く東京新聞杯では上がり32秒9の豪脚で一気に差しきり4連勝。この時の鞍上武豊は「強かった。今まで乗ってきたなかで、今日が一番強く感じたよ。」とコメントとしているように手放しで喜んでいた。
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2005年 G1マイルチャンピオンシップを制覇!

重賞連勝後はなかなか勝てないレースが続いたが、2005年秋のG1マイルチャンピオンシップでは3人気に支持された。鞍上は前走からコンビを組んだオリビエ・ペリエ騎手。ゴール直前で見事差し切り勝ちをきめ、キャロットファーム初のG1制覇となった。
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海外G1・香港マイルを制覇!

冬には同じくペリエ騎手を背に香港マイルへ挑戦。大外から差し切り、海外のG1も制覇した。
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ハットトリックは2005年のJRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。

引退~種牡馬へ

マイルチャンピオンシップ、香港マイル勝利後は勝ち星から遠ざかっていたハットトリック。2007年に安田記念を目標に調整を進めているときに、アメリカのウォルマックファームから種牡馬としてのオファーをもらうと、キャロットファームはこれに応じ、ハットトリックはアメリカと南半球を半年ごとに行き来するシャトル種牡馬として、種牡馬生活がスタートした。

種牡馬としての成績は素晴らしく、2011年に初年度産駒がデビュー。フランスの持ちこみ馬として生まれたDabirsimが産駒初G1を勝利。この年のG1を2勝し、出走頭数わずか1頭で2011年度のフランス2歳リーディングサイアーおよびファーストクロップリーディングサイアーとなった。ちなみにDabirsimも種牡馬になっており、ハットトリックの血は受け継がれていっている。

ハットトリックはその後もアメリカのG1に出走する産駒を出したりと、アメリカを中心に活躍している。

ハットトリックは現役時代、通算8勝をあげているが、勝ったレース以外はすべて掲示板を外すといった、来れば頭、来なければ馬券外といった極端な成績だった。しかし種牡馬としては素晴らしい成績を残していて、これからもハットトリックの血は受け継がれていくだろう。

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