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「アウォーディー」走るたび力強さが増している【チャンピオンズC】

3歳時の青葉賞では5着、4歳の目黒記念では4着と芝である程度の結果を残していたが、5歳秋にダートに転向するとそこから前走のJpnI・JBCクラシックを含めて6連勝。新ダート王に君臨したアウォーディー。今回はJRAダートGIの総決算であるチャンピオンズカップに駒を進めてきた。一気の7連勝で頂点に立つか?そんなアウォーディーについてまとめてみた。
アウォーディー
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【アンタレスS】骨っぽいメンバー相手でも勝利!

前走大差勝ちを収めた名古屋大賞典の効果もあってか単勝オッズ1.8倍の圧倒的1番人気に支持される。レースでは先行集団を前に見る形でじっと構える。4コーナーから進出して直線へ。アスカノロマンとの一騎打ちになるかと思いきやあっさりと交わして1着でゴールインした。
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inyofu 1着 アウォーディー(武豊騎手) 「強いですね。今までと比べても強いメンバーだったので、クリアして欲しいと思っていました。いいレースが出来ました。スタートでは躓いたのですが、すぐにリカバリー出来ました。いい感じで直線に向きました。相手も強かったですが、勝ったことに一番意味があるので、今後はさらに楽しみです。ダートに限ってはまだ負けていないので、楽しみです」

【日本テレビ盃】GI馬との叩き合いを制す!

5カ月半の休養を挟んで挑んだ日本テレビ盃。スタートから押していって2番手につける。ペースが上がって3,4コーナー。逃げるモーニンを捕まえにいくが、モーニンも抵抗する。並んだまま直線へ。叩き合いになったが、最後はアタマ差捕えた。
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inyofu 1着 アウォーディー(武豊騎手) 「ホッとしました。5ヵ月半ぶりでしたが、コンディションは悪くなかったです。外めの枠からいい形でレースに向かえました。取りたいポジションを取れましたし、あとは追い出しを間違えないように乗りました。4コーナーで手応えも良かったですし、ほぼ勝てるのではと思いましたが、相手もGIホース、そして戸崎圭太騎手。しぶとかったですね。ダート転向後、まだ負けていませんし、適性の高さを感じます。JBCの権利を取れてホッとしましたし、左回りもスムーズ。次も楽しみだと思います」
inyofu 1着 アウォーディー(松永幹夫調教師) 「人気していましたし、勝ててホッとしました。状態はすごく良かったです。ただ、相手が強いので、不安もありましたから、勝ててホッとしました。この馬は、どうしても気の悪い面があるので、最後は心配しましたけれども、とにかく勝ててよかったです。今日のように走るのをやめなければ、かなりやってくれると思います。ここで権利を取れましたし、JBCクラシックに向かいたいと思います」

【JBCクラシック】6連勝でJpnI初制覇!

初めてのJpnIへの挑戦もあり2番人気で迎えたJBCクラシック。レースでは前半では控えて6番手と中団を進み、向上面で進出、4コーナーを2番手で通過し、直線コースで先頭に立つとそのまま押し切り先頭でゴールした。
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inyofu 1着 アウォーディー(武豊騎手) 「非常にうれしいです。レースに行って乗りにくい馬ではないですし、いい枠が当たったので、ある程度離されずに運びたかったです。ペースはスローでしたが、早めにつけていきました。手応えはありましたが、先頭に立ちたがらない馬ですので、タイミングを間違えないように、と思いました。直線では強い2頭がいましたから、早めに動いていきました。この馬は1戦ずつ強くなっていて、今日も改めて強い馬だと思いました。今日はこの馬をGIホースにしたいと思っていました。この流れで行くと、次は"中京でアウォーディー"ですかね(笑)」
inyofu (松永幹夫調教師) 「本当にうれしいです。今日は日本ダート界の強い馬がそろっていましたし、勝ててよかったです。さすがに強いメンバーを相手にしていたので、どこまでやれるか、と思っていましたが、馬はいい状態でした。スタートは良くなかったですが、いい位置を取ることができて、いつものこの馬らしい形で安心して見られました。抜け出してから、走るのをやめる部分があるので、心配していましたが、騎手がうまく乗ってくれました。扱いやすく課題が見つからない馬ですし、よく頑張ってくれました。この週末にはラニも続いてもらいたいです。なかなか6連勝できる馬には巡り合えません。次はチャンピオンズカップを目標にしたいと思います」

【チャンピオンズC】追い切り情報 集中力のある走り!

inyofu アウォーディーの1週前追い切りはウッドで6ハロン83・5―39・0―12・2秒。大差先行する僚馬2頭をまとめて内から差し切った。最後まで気を抜くことなく集中力を感じる走り。
最終追い切り
inyofu アウォーディーは栗東・CWコースでフェルメッツァ(5歳1600万)を8馬身前に置いてスタート。道中はリズムよく駆け、直線入り口で反応よく内から僚馬に並びかけた。大きく追いかけたぶん、最後は頭差遅れたが、6ハロン82秒1―12秒3と上々の時計で走破した。

近年は前走の4コーナーの通過順がポイント

inyofu ダート1800mで行われた過去8年の出走馬について、前走が“国内のレース”だった馬に限定して前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、通過順が「9番手以下」だった馬は3着内率が4.2%にとどまっている。前走で後方からレースを進めていた馬は評価を下げた方が良さそうだ。
inyofu また、「先頭」で通過していた馬も3着内率は18.8%と、「2~8番手」で通過していた馬の数値(25.0%)を下回っている。ちなみに、過去5年でこれに該当する11頭中4頭は単勝2番人気以内の支持を集めていたが、この4頭はそれぞれ10着、3着、12着、7着に敗れていた。たとえ前評判が高くても、前走の4コーナーを先頭で通過した馬は評価を下げるべきかもしれない。

松永幹夫調教師が現役騎手時代に騎乗して天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンスの仔という事もあり芝での走りが期待されてしたが、ダートに転向して大成功。妹アムールブリエ、弟ラニなどの活躍を見れば当然といったところである。6歳とやや高齢ではあるが、母ヘヴンリーロマンスが天皇賞(秋)を制したのは5歳であるのでまだまだ成長の見込みもある。7連勝で新ダート王の名に相応しい走りをして欲しい。

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