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パワーとスタミナが要求される3歳中距離戦【第57回京成杯】

2017年1月15日(日)に中山競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第57回京成杯】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
Trotting horses

【京成杯】歴史

inyofu 本競走は、1961年に創設された4歳(現3歳)限定・別定の重賞競走で、創設当初は中山競馬場・芝1600m(外回り)で行われていた。幾度かの開催場の変更を経たのち、1999年に4歳(現3歳)重賞競走の距離体系が改善され、皐月賞と同じ舞台である中山競馬場・芝2000m(内回り)に変更された。これにより、クラシックレースに向けて各馬の将来性や距離適性を占う上で重要な競走となった。
寄贈賞を受けている京成電鉄は、千葉県市川市に本社を置く鉄道会社である。

2016年【第56回京成杯】

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昨年の京成杯は、フォーリー騎乗の5番人気のプロフェット(父ハービンジャー、母ジュモー)が重賞初勝利を挙げた。

【京成杯】レース傾向

inyofu 前走の内容に注目

過去10年の3着以内馬30頭は、いずれも前走の着順が「7着以内」だった。前走で「8着以下」に敗れていた馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu 重賞6着以内がある馬は堅実

過去10年の連対馬20頭中11頭は、JRAの重賞で6着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率34.3%と好走率も高い。前記したように、グレード制導入以降はJRA重賞で優勝経験のある馬が一度も勝っていないレースではあるものの、やはり重賞で上位を争った経験がある馬はそれなりに高く評価すべきだろう。
inyofu 連対馬の大半はキャリア3~4戦

過去10年の連対馬20頭中17頭は、通算出走数が「3~4戦」だった。一方、「2戦以下」だった馬は連対率2.5%、「5戦以上」だった馬は連対率4.3%と、それぞれ苦戦している。キャリアが浅い馬、キャリアが豊富な馬はそれぞれ評価を下げた方がよさそうだ。
inyofu 近年はマイル以下のレースに実績のある馬が不振

過去7年の3着以内馬21頭中、2012年2着のマイネルロブスト、2016年3着のメートルダールを除く19頭は、JRAの1600m以下のレースで4着以内に入った経験がない馬だった。一方、その経験があった馬は3着内率5.3%と苦戦している。近年の傾向を重視するならば、マイル以下のレースで好走したことがある馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 前走の4コーナーの通過順もポイント

過去7年の優勝馬は、いずれも前走の4コーナーの通過順が8番手以内だった。後方の位置取りから直線勝負にかけるタイプの馬は評価を下げたいところだ。また、この7頭は前走の着順が7着以内だった点、通算出走数が3~4戦だった点、JRAの1600m以下のレースで4着以内に入った経験がなかった点も共通している。
過去のレース傾向では、【前走7着以内】【重賞6着以内】【通算3~4戦】【マイル以下のレースで4着以下】【前走4コーナー通過8番手以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第57回京成杯】登録馬

inyofu マイネルスフェーン
アダムバローズ
アサギリジョー
アダマンティン
イブキ

ウインガナドル
オールザゴー
ガンサリュート
コマノインパルス
サンティール

サーベラージュ
ジュニエーブル
ニシノアモーレ
バリングラ
ベストリゾート

ポポカテペトル
メリオラ
フルゲート17頭に対して17頭が登録されている今年の京成杯。現時点では全馬出走予定だ。

【第54回京成杯】予想オッズ

inyofu 1 マイネルスフェーン 3.9

2 サーベラージュ 3.9

3 ポポカテペトル 5.6

4 コマノインパルス 5.9

5 ベストリゾート 6.5

6 イブキ 7.6

7 アダムバローズ 14.4

8 ガンサリュート 27.8

9 アサギリジョー 33.7

10 メリオラ 62.1

11 バリングラ 72.2

12 サンティール 75.4

13 ニシノアモーレ 109.3

14 ウインガナドル 139.1

15 オールザゴー 163.1

16 アダマンティン 173.6

17 ジュニエーブル 563.6
現時点(水曜)での予想オッズでは、マイネルスフェーンとサーベラージュが1番人気で並んでいる。

【第54回京成杯】有力馬は!?

【前走7着以内】【重賞6着以内】【前走4コーナー通過8番手以内】
マイネルスフェーン
inyofu 実績で最上位なのは暮れのホープフルSで2着に好走したマイネルスフェーン(美浦・手塚貴久厩舎、牡)だ。未勝利を勝つまでに6戦を要したが、新馬戦の5着以外はすべて馬券圏内に踏みとどまり、昇級していきなりの重賞でもしぶといところを見せた。小柄でも使い減りせずタフな面があるのは父ステイゴールド譲り。豊富なキャリア(7戦)を武器に、ここも安定した走りを見せそうだ。

【前走7着以内】【重賞6着以内】【通算3~4戦】
ベストリゾート
inyofu ホープフルSで4着だったベストリゾート(美浦・木村哲也厩舎、牡)は、スタートが課題。スムーズに出た新馬戦は好位からの競馬で2着だったが、続く未勝利戦は出遅れを克服してのVで、前走もスタートで後手に回ったことが響いての0秒5差4着だった。父はハービンジャーで、初年度産駒ベルーフ、2年目の産駒プロフェットがこのレースを連覇。発馬さえ五分に決めれば、3世代目のこの馬がさらに父の連勝記録を伸ばすかもしれない。
【前走7着以内】
コマノインパルス
inyofu 新馬戦を制したあと、葉牡丹賞ではのちにホープフルSを勝つレイデオロの2着に食い下がったコマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎、牡)も素質を感じさせる。初戦は好位からしぶとく伸びる競馬だったが、前走は控えて末脚を生かす形での好走。自在性のある脚質は頼もしい。3代母はエリザベス女王杯を勝ったリンデンリリーで、成長力も見込める。

【前走7着以内】
サーベラージュ
inyofu サーベラージュ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は東京での新馬戦を3馬身半差で快勝。2番手追走から早めに先頭に立って後続を突き放すという強い内容だった。デビュー2戦目での重賞挑戦となるが、目立った強敵のいないここは連勝のチャンス十分と言っていいだろう。


【第57回京成杯】

皐月賞と同じ中山2000mで行われるにも関わらず、クラシックに直結しないことで有名なこのレース

先週のフェアリーS、シンザン記念に続いて、今週も注目の明け3歳馬による中距離重賞

本コースは重い芝で直線で急坂があり、愛知杯同様パワー、スタミナが必要となってくる。

それを踏まえた上で個人的に軸にしたいのはベストリゾート

出遅れ癖が目立つも前々走、前走とある程度流れたレースで好走しており、

まだこれといった強さは見られないものの、中山実績から馬券内には残る可能性が高い。

ハービンジャー産駒が本レース2年連続勝利しているのも強調材料だ

これを軸に少し穴目のイブキ、ガンサリュート、アダムバローズや大穴のサンティール辺りを

3連複で押さえて高配当狙ってみても良いだろう。

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