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競馬の写真判定ってどうやっているの?

競馬のゴールシーンにて、肉眼で見てもどちらが優劣か見極められない際に用いられる写真判定について今回はまとめた。
ゴール前

写真判定とは?

inyofu 写真判定とは、競技において肉眼では判別しにくい僅差の着順などを写真を活用して判定する方法である。写真撮影の方法については、日本の公営競技全般ではスリットカメラ(フォトチャートカメラ)を使用するのが一般的である。
inyofu 競馬・競輪・オートレースでは決勝戦付近にミラーボックスと呼ばれる銀色の反射板が用いられる。日本の競馬での写真判定は決勝審判委員が担当している。

レコード&写真判定の超激戦!競馬史に残る名勝負

20分ぐらいの長時間に渡る写真判定。もう同着でも良いのでは?と思ってしまう程の超難航の判定だった。
しかし、本当に見るものを熱くさせるような大激戦であったため、テレビにかじりついて離れられなかった記憶がある。
inyofu 従来のコースレコードおよびレースレコードを0.8秒更新する新記録・1分57秒2でウオッカが優勝。2着ダイワスカーレットとは2cmのハナ差という、GI競走史上2番目の僅差での決着となった。
inyofu 判定に使用される写真は通常1枚のみであるが、今回は非常に微差であったため、それぞれ別角度から撮影された3枚のスリット写真で検証された。判定に時間を要したのは、第2、第3の写真の現像に時間が掛かったためであった。そしてレース終了から13分後の15時56分、場内の着順掲示板に「14」、「7」の順に馬番が表示され、ウオッカ優勝、ダイワスカーレットがハナ差の2着で結果が確定した。

http://youtu.be/fJFgBMmgCMI
ウオッカとダイワスカーレットは同歳馬のライバル関係であり、牝馬1、2着は初。
なんと3着4着も写真判定になったという歴史に残る名レースであった。

壮絶な追い比べ、写真判定の末にGI初の同着という結果になったレース

inyofu 入線後、アパパネの蛯名正義騎手、サンテミリオンの横山典弘騎手は共にウイニングランを行わず、検量室前に戻っていった。非常に微妙な決着のため、結果は完全に写真判定に委ねられた。
inyofu そして入線から約12分後に写真判定の結果、JRAのGI競走で史上初となる1着同着と発表された。

GIで同着はこれが史上初。レース内容としては、一旦アパパネが先頭に立ったが、もう一度サンテミリオンが差し返し、
2頭はほぼ並んだままゴール板を通過した。まさに上記の天皇賞を思い出させてくれた展開だった。

写真判定は競馬のみならず他のスポーツ競技にも導入されている。
精度も日々進化し、今後はもっと需要も高まるだろう。
しかし、あの「どっちなんだ!」とドキドキしながら待ちわびるあの判定時間は、
特に勝敗に関わる馬券を購入している場合、なかなかたまらないものがあるだろう。

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