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「スワーヴリチャード」骨格しっかり!どんなコースでも力が出せる【有馬記念】

アルゼンチン共和国杯覇者のスワーヴリチャードが有馬記念に出走する。デビュー後の東スポ杯2歳ステークス2着、共同通信杯1着で挑んだ皐月賞では、勝負所で外から脚を伸ばしたものの6着に敗れた。日本ダービーでは外から良い脚を使い2着と実力を示した。初の古馬との対決となった前走では2馬身半差の圧勝と勢いづいているそんなスワーヴリチャードについてまとめてみた。
スワーヴリチャード

【皐月賞】右回りに苦しみ6着・・・

2番枠から好スタートを切り、外の先行馬を見ながら中団に控える。3~4コーナーでうまく外に出して差し切りを図ったが、手前をスムーズに変えられず末脚は不発に終わり6着に敗れた。
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inyofu 6着スワーヴリチャード(四位)スタートは上手に出た。打ち合わせ通り中団で脚をタメたが、右回りだとずっと右手前で走ってしまう。次の東京でリベンジしたい。

【日本ダービー】鞍上の理想のレースも...2着

4番枠のスタートから中団馬群の前目、インを追走していく。第3コーナーあたりで外に持ち出すと、前を射程圏内に入れて直線に向かう。馬場の真ん中を突き進み、レイデオロとの争いになったが、最後まで差は詰まらず2着に敗れた。
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inyofu 2着 スワーヴリチャード(四位騎手) 「残念です。理想はあの位置でしたが、流れが欲しかったです。勝負どころで馬が6枠の2頭を捕まえに行きませんでした。直線、いい脚でしたが、レイデオロに並ぶまでには行きませんでした。左回りは良かったです」

【アルゼンチン共和国杯】古馬相手に圧勝!

1番人気で迎えたアルゼンチン共和国杯。前半は好位のインで脚をじっくりと溜めていく戦法で、終始前が壁の状態。最終コーナーも進路が無いまま直線にでると、最内から追いすがって残り300mで先頭に立ち、最後は持ったままでゴールインと圧巻であった。
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inyofu 1着 スワーヴリチャード(M.デムーロ騎手) 「強かったですね。馬の気持ちを大事にしましたが、落ち着いていました。スタートも良く、いい位置にいられましたし、直線も凄い手応えでよく伸びてくれました。調教の時から素晴らしい馬だと思っていましたし、自信を持って乗りました。3歳で古馬相手にこの勝ち方ですから、能力は高いです。(これが今年150勝目で)これからももっとたくさん勝ちたいですね。今日はずっとツキがなかったので、重賞で勝てて嬉しいです」
inyofu (庄野靖志調教師) 「ゲートをうまく出てロスなく脚を溜められましたし、間を割って来られて完勝でしたね。ほっとしました。次はまだ決めずに、様子を見て考えようと思いますが、どこかでGIを獲らせたいですね。おとといは大井で(JBCスプリントを)勝てましたし、いい形で今週末を締めくくれて良かったです」

【有馬記念】追い切り 成長期の真っただ中!

inyofu 1週前に7ハロン95秒8の猛時計。直前は控えめでもおかしくないが、この日も6ハロン80秒を切る時計を出してきた。ともに体重の軽いジョッキー騎乗とはいえ、体調や体質がしっかりしていないと不可能な調整過程。前走後に十分な間隔を空けたことがプラスに出ている。
inyofu 会見に臨んだ庄野調教師の表情は、最初から最後まで明るかった。「春に比べて筋肉量が増え、骨格がしっかりできてきた。精神的にオンとオフがつくようになり、大人の雰囲気になってきた」。
inyofu 庄野師は「肩回りや腰回りが随分たくましくなった。今ならどのコースでも十分な力を出せる」と自信を隠さない。

直近のGⅡで好走していた馬が優勢

inyofu 過去10年の出走馬について、直近で出走していたGⅡでの着順に着目すると、連対馬20頭中18頭が直近のGⅡで3着以内に入っていた。「1着」「2着」「3着」組はそれぞれ25%を超える3着内率をマークして、好走率でも上位を占めている。一年の競馬を締めくくる大一番でもあり、直近のGⅡで上位を争っていた実績が欲しいところだろう。

アルゼンチン共和国杯を制しこの充実度。今では3歳世代ナンバーワンの実力を持っているのかと思いたくなるほどである。唯一の不安としては右回りである。皐月賞の時にはずっと右手前で走ってしまうというコメントがあったが、果たしてひと夏を超えて精神的な成長も果たすことが出来たのか、その辺も注目したいところである。

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