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「スワーヴリチャード」ギアチェンジで見せつける!最後の直線【皐月賞】

当歳セレクトセールで1億5500万円という高額で落札されたスワーヴリチャード。新馬戦2着後、2戦目は順当に勝ち上がり、3戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスでは実力馬ブレスジャーニーからクビ差の2着。そして前走の共同通信杯では良血馬で人気のあった2頭を退けて、初重賞制覇となった。そんな順風満帆のスワーヴリチャードについてまとめてみた。
スワーヴリチャード

【2歳未勝利】断然人気に応え初勝利!

新馬戦で2着に敗れ、必勝を期して出走した10月の阪神2000m戦で、1.1倍の断然人気に推された。道中は四位騎手に懸命になだめられながら4番手の外目に位置取る。抜群の手応えで入った直線では、内にもたれつつもしっかりと脚を伸ばし、2着馬に1馬身差をつけて初勝利を収めた。
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inyofu 1着 スワーヴリチャード(四位洋文騎手) 「本当は前回の初戦で勝っておかなければいけない馬。今回も少頭数でしたが、2回目のレースで行きっぷりがよすぎるくらいでした。道中も内にもたれたりとまだまだ課題は多いですが、とにかく今日は勝てて良かったです」

【東京スポーツ杯2歳S】力でねじ伏せられ惜しい2着

初の関東遠征となった11月の東京スポーツ杯2歳S。まずまずのスタートから後方2番手で序盤は脚を溜める。淀みない流れでレースが進むなか、迎えた直線。大外に持ち出された本馬は真一文字に伸び、残り200mから先頭に立つ。しかし、さらに外から伸びたブレスジャーニーにゴール直前でクビ差捉えられ、僅差の2着に敗れた。
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inyofu 2着 スワーヴリチャード(四位洋文騎手) 「結果的にですが、もうワンテンポ追い出しを遅らせても良かったかもしれません。じっくり溜めて終いを生かしたほうが良い、という話を先生としていましたし、直線を向いてからもいい感じでしたが...。勝ちたかったです」

【共同通信杯】余裕のある勝利!

スタートから枠なりの位置取りでじっくりと脚を温存。直線コースではうまくスペースを突いて追い出されると、あっという間に先頭に立ちそのまま他馬を寄せ付ける事無く、先頭でゴールインとなった。
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inyofu 1着 スワーヴリチャード(四位洋文騎手) 「思った通りのレースが出来て良かったです。この3戦続けて出遅れていたので、この後の中山を見すえて、ある程度出して位置を取りに行くレースをしようと庄野調教師と話していました。今日も少し遅れましたが、ある程度の位置で競馬が出来ましたからね。前回のレースを活かし、早く動かないようにしました。順調に階段をのぼっています。春に大きなレースが2つあるので、無事に行ってほしいですね。今の所この馬に関してリクエストはないです。次も頑張ります」
inyofu (庄野靖志調教師) 「今までの中で1番理想としていたレースが出来ました。ゲートから少し出して行っても折り合いがついて、3~4コーナーでは十分脚がたまっているようでした。精神的に少しずつ大人になってきていて、成長がうかがえます。現状でも良く頑張っていますが、上積みはまだまだあります。この馬に求めるものは大きいので、馬体面も精神面も成長していってほしいです。このあとは皐月賞に直行の予定です。賞金を加算できたので、胸を張ってクラシックに向かいたいです」

【皐月賞】追い切り ゴール前でひと伸び!

inyofu この日はウッドでウォーターレスター(古馬500万下)と併せ馬。道中は4馬身ほど追走する形で我慢を利かせ、手応え良く直線へ。最後まで鞍上の手は動かなかったが、ゴール前はグイッとひと伸びしてクビ差先着した(6ハロン81・6―37・4―12・3秒)。
inyofu 2週連続で騎乗した四位騎手「先週一杯にやっているし、今週は輸送もあるのでなるべく負担をかけないように。予定通りのローテーションでいい感じにきている。(中山2000メートルについても)自分がうまくさばければ十分にチャンスはある」

近年は共同通信杯組とスプリングS組が強い

inyofu 過去6年の優勝馬6頭は、いずれも前走で「共同通信杯」か「スプリングS」に出走して2着以内に入っていた。ちなみに、前走が弥生賞だった馬は2010年のヴィクトワールピサを最後に、前走が若葉Sだった馬は2007年のヴィクトリーを最後に、前走の着順が3着以下だった馬は2008年のキャプテントゥーレを最後にそれぞれ優勝が途絶えている。〔表1〕や〔表3〕で挙げた傾向からもわかる通り、中距離の重賞で連対経験がある馬や前走で2着以内に入っていた馬を重視したいレースだが、近年の傾向を考慮するならば、「共同通信杯」や「スプリングS」の好走馬を特に高く評価すべきだろう。

ここ5年、共同通信杯をステップとして皐月賞に挑んだ馬が4勝しており、好相性のローテーションである。スタート難はまだまだ解消されていないが、出遅れてたとしてもそれをカバーする破壊力のある末脚を備えている。半兄のバンドワゴンも近頃復調してオープンクラス入りとなっている。皐月賞制覇で兄の活躍に華を添えたいところである。

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