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主役不在のダート頂上決戦!!【第34回フェブラリーステークス】

2017年2月19日(日)に東京競馬場で行われるダート1600mのGIレース【第34回フェブラリーステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【フェブラリーステークス】歴史

inyofu 1984年に創設された、GIII のハンデキャップによるダート重賞『フェブラリーハンデキャップ』が本競走の前身で、現在JRAで行われているダート重賞競走では東海Sと並んで一番古い歴史を持ち、創設時から東京競馬場・ダート1600mを舞台に行われている。その後、1994年にGII に格上げのうえ、負担重量を別定に変更し、レース名も『フェブラリーステークス』に改称された。
inyofu 1997年の中央競馬・地方競馬相互間における交流競走の拡大に伴いJRA初のダートGI に格上げされた上、負担重量が定量に変更され、本競走は国内の上半期のダート最強馬決定戦に位置付けられた。
2016年からブリーダーズカップ・チャレンジの対象競走に指定され、優勝馬には当該年のブリーダーズカップ・クラシックへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与される。

コースの特徴

inyofu 東京・ダート1600m

2コーナー奥の芝からスタートして、向正面のダートに合流するまでの距離は約150m。3コーナーに真っすぐ向かっていくレイアウトのため、スタート直後に馬群が密集しづらく、ポジション取りでごちゃつくことは少ない。向正面半ばには緩やかな上りがあり、その後3コーナーに向けて緩やかに下る。4コーナーを回って最後の直線は501.6mで、JRAのダートコースの中では最も長い。スプリンタータイプにはタフなコースで、中距離タイプには、道中の淀みなく速い流れについて行けるスピードが必要とされる。

2016年【第33回フェブラリーステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の2番人気モーニン(牡4=石坂厩舎、父ヘニーヒューズ、母ギグリー)が直線半ばで抜け出し快勝。1分34秒0をマークし、コースレコードを更新した。

【フェブラリーステークス】レース傾向

inyofu 前走好走馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、「4着以下」だった馬は3着内率5.2%と苦戦している。前走で4着以下に敗れていた馬は評価を下げたい。
inyofu 前走が1800m以上のレースだった馬に注目

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走の距離が「1800m以上」だった。一方、「1800m未満」だった馬は3着内率6.3%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走が「1800m以上」のレースだった馬を重視したい。
inyofu 前走で下位人気だった馬は過信禁物

過去10年の連対馬20頭は、いずれも前走が“国内のレース”、かつそのレースでの単勝人気が「5番人気以内」だった。一方、「6番人気以下」だった馬の3着内率は4.8%にとどまっている。前走を比較する際は、着順や条件だけでなく、単勝人気もチェックしておきたい。
inyofu 馬格のある馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、前走の馬体重が「500kg以上」だった。一方、「500kg未満」だった馬は3着内率10.6%とやや苦戦している。なお、前走の馬体重が「500kg未満」だった馬で優勝を果たしたのは2007年のサンライズバッカスが最後で、ここ9年の優勝馬はいずれも前走時の馬体重が「500kg以上」だった。臨戦過程を比較する際は、成績だけでなく“馬体重”もポイントの一つと言えるだろう。
inyofu 近年はJRAのダートのレースでの実績が重要

過去5年の3着以内馬15頭は、いずれも前年以降に“JRAのオープンクラスのダート1600~1800mのレース”で3着以内に入った経験がある馬だった。2013年15着のカレンブラックヒル(単勝1番人気)、2016年10着のホワイトフーガ(同5番人気)など、近年はこの条件をクリアしていなかった馬が上位人気に応えられなかった例も少なくない。芝のレースや地方のダートグレード競走を主戦場としてきた馬など、前年以降にJRAのオープンクラスのダートのレースにこれといった実績がない馬は過信禁物だ。
inyofu コース適性もチェックしておきたい

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも“東京・ダート1600mで行われたオープンクラスのレース”において3着以内に入った経験がある馬だった。
過去のレース傾向では、【前走3着以内】【前走1800m以上】【前走5番人気以内】【500kg以上】【東京1600mのOPクラスで3着以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第34回フェブラリーステークス】登録馬

inyofu コパノリッキー
サウンドトゥルー
ベストウォーリア
ノンコノユメ
モーニン

ホワイトフーガ
ケイティブレイブ
デニムアンドルビー
インカンテーション
ニシケンモノノフ

レッツゴードンキ
アスカノロマン
ゴールドドリーム
キングズガード
ブライトライン

ピオネロ
エイシンバッケン
サウンドスカイ
モルトベーネ
チャーリーブレイヴ

ソルティコメント
ブラゾンドゥリス
カゼノコ
メイショウウタゲ
スーサンジョイ
フルゲート16頭に対して26頭が登録されている今年のフェブラリーステークス。1週前登録で出走が叶いそうになかった馬達のほとんどが先週のアルデバランステークスやバレンタインステークスを使っているので順当に賞金額で決まりそうだが、レッツゴードンキは京都牝馬Sが濃厚か。

【第51回】予想オッズ

inyofu 1 カフジテイク 3.9

2 ゴールドドリーム 4.4

3 ベストウォーリア 5.0

4 モーニン 6.6

5 ノンコノユメ 8.5

6 サウンドトゥルー 8.8

7 コパノリッキー 9.9

8 アスカノロマン 20.2

9 エイシンバッケン 23.2

10 キングズガード 61.6

11 ホワイトフーガ 63.7

12 ケイティブレイブ 70.8

13 デニムアンドルビー 80.1

14 レッツゴードンキ 131.0

15 ニシケンモノノフ 165.2

16 インカンテーション 192.0

17 サウンドスカイ 378.0

18 モルトベーネ 441.8

19 ブラゾンドゥリス 611.1

20 ピオネロ 797.1

21 メイショウウタゲ 852.7

22 ブライトライン 894.3

23 カゼノコ 894.3

24 スーサンジョイ 1358.1

25 ソルティコメント 1594.2

26 チャーリーブレイヴ 1746.1
現時点(水曜)での予想オッズでは、根岸ステークスを制したカフジテイクが1番人気。その後にゴールドドリーム、ベストウォーリアと続いている。

【第34回フェブラリーステークス】有力馬は!?

【前走3着以内】【前走5番人気以内】【東京1600mのOPクラスで3着以内】
カフジテイク
inyofu 前走は、4コーナー後方2番手から直線一気の豪快なレース内容。上がり3ハロンは芝馬並みの切れ味で34秒5をマークした。GI初挑戦だった2走前のチャンピオンズCも、同様に直線に全てをかけ、勝ったサウンドトゥルーから0秒2差の4着。今回と同舞台の武蔵野Sでも展開不向きの中、最後方の大外から豪快に追い込んで0秒4差の3着に好走している。昨秋からの充実ぶりは目を見張るものがあり、本格化を遂げた今なら、並み居るGIホースが相手でもチャンスは十分。

【前走3着以内】【前走5番人気以内】【500kg以上】【東京1600mのOPクラスで3着以内】
ベストウォーリア
inyofu  ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)は前哨戦の根岸Sでカフジテイクの末脚に屈したが、相手とは2キロの斤量差があったことを考えると、評価を落とす必要はないだろう。昨年は休み明けで挑んで4着だったが、今年は一叩きして万全の態勢。4度目の挑戦で勝利を掴むことができるか。

【前走3着以内】【前走1800m以上】【前走5番人気以内】【東京1600mのOPクラスで3着以内】
サウンドトゥルー
inyofu チャンピオンズCを勝って2016年の最優秀ダートホースに輝いたサウンドトゥルー(美浦・高木登厩舎、セン7歳)は昨年のかしわ記念で5着、芝スタートの東京ダート1600メートル戦では一昨年のアハルテケSで7着に敗れており、距離、舞台適性に不安が残る。さらに、この馬を手の内に入れている主戦の大野拓弥騎手が騎乗停止(鞍上は13日現在未定)になったのも痛いが、底力は上位。好勝負に持ち込んでも何ら不思議はない。


いよいよ2017年初のGIレースが始動。
昨年東京大賞典1,2着馬アポロケンタッキー、アウォーディーはドバイワールドカップの為回避
昨年の覇者モーニン、一昨年に連覇を達成したコパノリッキーは成績が下降線を辿っていて、
さらに有力馬4頭が騎手乗り替わりで、主役不在の混戦ムードが漂っている。
それでもハイレベルなメンバーが集結し、東京開催を締めくくるにふさわしい熱戦が期待できそうだ。

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