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春のクラシックに向けて大事なステップレース【第26回アーリントンカップ】

2017年2月25日(土)に阪神競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第26回アーリントンカップ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【アーリントンカップ】歴史

inyofu 1987年から1991年まで阪神競馬場・芝1600mを舞台に4歳(現3歳)馬限定・別定重量による重賞競走として行われていた『ペガサスステークス』が本競走の前身である。1992年にアーリントン・インターナショナル競馬場(現アーリントンパーク競馬場)と阪神競馬場が姉妹競馬場の提携をしたのを機に、寄贈賞を受けて『アーリントンカップ』が創設された。
inyofu アーリントンパーク競馬場は、1927年に設立された歴史の古い競馬場で、アメリカ合衆国のイリノイ州・アーリントンハイツにあり、ミシガン湖のほとりに位置する。1933年に競馬史上初の電子賭け率表示装置を導入、1936年には「アイ・イン・ザ・スカイ」と呼ばれる決勝審判カメラを初めて導入したように、積極的に新しい設備を取り入れている。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝1600m(外回り)

スタート後、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上り。4コーナーから緩やかな下りで、直線に向いてからも半ば(残り190m付近)まで下っていく。直線距離は473.6m(Aコース使用時)。ゴール前に急な上り(高低差1.8m)がある。前半に負荷がかかりやすい構造で、道中は脚をため、直線でスピードを発揮する馬が好走しやすい。ただし、あまりにもスローペースになれば逃げ馬が有利となる。開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る能力や先行力が重要になりやすい。

2016年【第25回アーリントンカップ】

動画を見る
昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の4番人気レインボーライン(牡3=浅見厩舎、父ステイゴールド、母レーゲンボーゲン)がゴール前の叩き合いを制した。

【アーリントンカップ】レース傾向

inyofu 前走オープンクラス出走馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の条件別成績をまとめると、前走で「GII・GIII」に出走していた馬の成績が最も良く、それに「オープン特別」組と「500万下」組が続いている。優勝馬は前記の3グループからしか出ておらず、過去10年で前走「GI」組が未勝利となっている点は気になるところだ。
inyofu 初勝利時の2着馬とのタイム差に注目

過去10年の出走馬について、初勝利を地方競馬で挙げた馬を除き、初勝利を挙げたレースでの2着馬とのタイム差別にアーリントンCの成績を調べてみると、優勝馬10頭中8頭は初勝利を挙げたレースで2着馬に「0秒3~0秒5」・「0秒6以上」の着差をつけていた。好走率でもこの2グループが上位の数値をマークしていることから、初勝利を挙げた際に、2着馬にある程度のタイム差をつけていた馬には注目した方がいいだろう。
inyofu 過去2走が同じ距離だった馬が強い

過去10年の出走馬について、前々走と前走の距離を比較して成績を調べてみると、3着以内馬30頭のうち半数を超える18頭が、芝・ダートを問わず前々走と前走で同じ距離のレースに出走していた。なお、「前々走より前走の距離が短い」グループからも優勝馬が2頭出ているが、この2頭は共に“前々走1600m→前走1400m”と、前々走でアーリントンCと同じ1600mのレースを走っていた。連対馬で見ると、20頭中19頭は「前々走と前走の距離が同じ」と「前々走より前走の距離が短い」の2組から出ていることからも、過去2走の距離は今年もチェックしておきたいところだ。
過去のレース傾向では、【前走GI以外のOPクラス】【初勝利時2着馬に0.1秒差以上】【過去2走が同じ距離】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第26回アーリントンカップ】登録馬

inyofu キョウヘイ
ヴゼットジョリー
レヴァンテライオン
リンクスゼロ
レッドアンシェル

ジョーストリクトリ
スーパーモリオン
ディバインコード
ペルシアンナイト
ミラアイトーン

カロス
ダイメイフジ
ナンヨーマーズ
フルゲート18頭に対して13頭が登録されている今年のアーリントンカップ。頭数割れの為、全馬出走予定だ。

【第26回アーリントンカップ】予想オッズ

inyofu 1 ペルシアンナイト 2.1

2 キョウヘイ 4.4

3 ヴゼットジョリー 5.1

4 ディバインコード 7.8

5 ミラアイトーン 8.4

6 レッドアンシェル 13.1

7 ナンヨーマーズ 21.7

8 ジョーストリクトリ 27.9

9 レヴァンテライオン 52.2

10 ダイメイフジ 108.0

11 カロス 160.9

12 リンクスゼロ 199.8

13 スーパーモリオン 201.7
現時点(水曜)での予想オッズでは、前走シンザン記念3着のペルシアンナイトが1番人気。同レースを制したキョウヘイが2番人気となっている。

【第26回アーリントンカップ】有力馬は!?

【前走GI以外のOPクラス】【初勝利時2着馬に0.1秒差以上】【過去2走が同じ距離】
ペルシアンナイト
inyofu ペルシアンナイト(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は1番人気に支持されたシンザン記念で3着に終わったが、直線で外の馬に押し込められてスムーズに追えなかったのが痛かった。素質は高いものがあるだけに、ここでの巻き返しを期待したい。

【前走GI以外のOPクラス】【初勝利時2着馬に0.1秒差以上】【過去2走が同じ距離】
キョウヘイ
inyofu キョウヘイ(栗東・宮本博厩舎、牡)は前走のシンザン記念で重馬場を苦にせず、最後方から鮮やかな差し切り勝ち。道悪の強さは、不良馬場で行われた2009年のダービーで2着だった父リーチザクラウン譲りだ。他の馬を気にして力む面があり、今回も後方で脚をため、最後の直線にかけるスタイルを貫くだろうが、末脚の破壊力は短距離からマイル戦に転じた近2走で証明している。逃げ、先行有利の開幕週でも、直線の長い阪神の外回りなら期待できそうだ。

【初勝利時2着馬に0.1秒差以上】【過去2走が同じ距離】
ヴゼットジョリー
inyofu 新潟2歳Sを制したヴゼットジョリー(栗東・中内田充正厩舎、牝)も有力だ。前走の阪神ジュベナイルフィリーズは3カ月半の休み明けでマイナス10キロと馬体が寂しく映ったにもかかわらず、直線では内から伸びて5着と能力は示した。レースセンスが高く、先行、差しとどちらにも構えられる点が強みだ。馬体が回復し、1月下旬からじっくりと乗り込まれており、休み明けでも態勢は万全。重賞2勝目のチャンスだ。


今年初めて阪神での開催となる【第26回アーリントンカップ】
このレースをステップにNHKマイルを目指したり、春のクラシックを目指す重要なステップレースとなっている。
過去にはジャスタウェイやミッキーアイルといった名馬がここを勝ってからGIを制している
中心は前走シンザン記念出走組のキョウヘイやペルシアンナイト辺りか
その他にも3つの好走傾向に合致したナンヨーマーズ、ジョークリストリなど人気薄も馬券に絡めたいところ
今年も、スターホースが出現するか注目の一戦になりそうだ。

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