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新GI大阪杯へ!!ハイレベルの前哨戦を制するのは!?【第91回中山記念】

2017年2月26日(日)に中山競馬場で行われる芝1800mのGIIレース【第91回中山記念】
優勝した馬には今年からGⅠに昇格した大阪杯への優先出走権が与えられる。
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山記念】歴史

inyofu 1936年に中山競馬場・芝3200mのハンデキャップ競走として創設された。創設当初は春・秋の年2回行われていたが、1952年から秋の開催のみとなった。その後、度重なる距離や条件、開催時期の変更を経て、現在は2月下旬~3月上旬に芝1800mで行われている。
inyofu 本競走は上半期のビッグレースを目標とする実績馬と、力を付けてきた上がり馬とが激突する伝統のレースとして定着している。近年は、本競走のあとに3月末のドバイ国際競走、4月末の香港・クイーンエリザベス2世カップ(シャティン・芝2000m)に臨む馬も見られるようになった。また、本年から大阪杯がGI に昇格したことにより、本競走はその前哨戦に位置付けられた。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1800m(内回り)

ホームストレッチの上り坂からスタート。1コーナーまでの距離は約200mと短い。加えて、決勝線から1コーナーの途中までも上り。1コーナー過ぎから向正面半ばまで緩く下り、3~4コーナーにかけてはほぼ平坦が続いて、最後の直線は310m。直線の半ばには急勾配(高低差2.2m)の上りがある。2014年の路盤改修後、従来より上がりが出やすく(速く)なった感はあるものの、前半から負荷がかかるため、JRAの芝1800mの中ではタフなコースと言える。ダート中距離のようなパワーが要求されやすく、パワー型の先行馬が走りやすいコースだ。

2016年【第90回中山記念】

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昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の1番人気、ドゥラメンテ(牡4=堀厩舎、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ)が直線で抜け出し、約9カ月ぶりの復帰戦を飾った。

【中山記念】レース傾向

inyofu 前年以降の重賞で好走している馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、「前年以降のJRA重賞」で連対経験のある馬だった。一方、連対経験がなかった馬は3着内率が8.5%にとどまっている上、2011年以降の過去6年は〔0・0・0・28〕と好走例がない。前年以降のJRA重賞で優勝争いに絡んだことがある馬を重視したいところだ。
inyofu 前走の着順とGI での実績に注目

前走の着順別成績を調べると、「1着」だった馬が3着内率39.1%と優秀な好走率をマークしている。前走を勝っていた馬は高く評価すべきだろう。
inyofu 前走で下位人気だった馬は割り引き

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走が国内のレースで、そのレースでの単勝人気が「6番人気以内」だった。一方、「7番人気以下」だった馬は3着内率5.9%と苦戦している。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく単勝人気にも注目すべきだろう。
inyofu 前走が15頭以下のレースだった馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、前走の出走頭数が「16頭以上」だった。一方、前走が「15頭以下」のレースだった馬は3着内率12.0%と苦戦している。前走が15頭以下のレースだった馬よりも、16頭以上のレースに出走していた馬の方が信頼できるようだ。
inyofu 近年は前走との間隔に余裕のある馬が中心

過去6年の3着以内馬18頭中、2015年2着のロゴタイプを除く17頭は、前走との間隔が「中6週以上」だった。一方、前走との間隔が「中5週以内」だった馬の3着内率は4.8%にとどまっている。2010年以前は前走から「中5週以内」の馬の好走も多かったが、近年の傾向を重視するならば、前走との間隔が「中6週以上」の馬を高く評価すべきだろう。
inyofu 強調材料が多い馬を重視したい

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも「前年以降のJRA重賞で優勝経験がある」馬だった。
過去のレース傾向では、【前年以降の重賞で連対】【前走1着】【前走6番人気以内】【前走16頭以上】【中6週以上】【前年以降の重賞で優勝】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第91回中山記念】登録馬

inyofu リアルスティール
ロゴタイプ
ヌーヴォレコルト
ヴィブロス
アンビシャス

ツクバアズマオー
ネオリアリズム
マイネルミラノ
クリールカイザー
サクラアンプルール

ヒラボクディープ
カオスモス
フルゲート16頭に対して12頭が登録されている今年の中山記念。有力馬が集まる為、頭数割れが多い

【第91回中山記念】予想オッズ

inyofu 1 アンビシャス 2.4

2 リアルスティール 3.0

3 ツクバアズマオー 6.1

4 ネオリアリズム 6.6

5 ロゴタイプ 10.5

6 ヴィブロス 12.0

7 ヌーヴォレコルト 13.2

8 マイネルミラノ 69.8

9 サクラアンプルール 79.5

10 クリールカイザー 264.2

11 カオスモス 545.2

12 ヒラボクディープ 569.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、昨年2着馬のアンビシャスが1番人気。続いて前走ジャパンカップ5着のリアルスティールが2番人気となっている。

【第91回中山記念】有力馬は!?

【前年以降の重賞で連対】【前走6番人気以内】【中6週以上】【前年以降の重賞で優勝】
アンビシャス
inyofu アンビシャス(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は、天皇賞・秋4着以来だが、昨年も同5着以来のレースだった。ドゥラメンテを前に見て、最後はクビ差まで詰め寄った内容は勝ち馬をしのぐほどのインパクト。その後は産経大阪杯でキタサンブラックを競り落としている。宝塚記念こそ16着に大敗したが、毎日王冠2着で天皇賞・秋4着と、一線級を相手に互角の勝負をしてきた。切れるイメージなので東京向きと思われがちだが、意外と使える脚は短いようで、むしろ中山のように直線が短く坂のあるコースの方が合っている

【前年以降の重賞で連対】【前走6番人気以内】【中6週以上】【前走16頭以上】
リアルスティール
inyofu リアルスティール(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)は昨年の中山記念をステップに、ドバイターフを制覇。同レースの連覇を目指して、今年もここから始動する。昨年はドゥラメンテとアンビシャスの後塵を拝した(3着)が、今年は勝ってドバイに臨みたいところだ。なお、当初騎乗予定だったR.ムーア騎手が豪州遠征のため、今回は戸崎圭太騎手とコンビを組む。

【前走1着】【前走6番人気以内】【中6週以上】【前年以降の重賞で優勝】
ツクバアズマオー
inyofu ディセンバーS、中山金杯と連勝中のツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は、産経賞オールカマーでゴールドアクターと0秒2差の3着という実績もある。充実著しい現状で、得意の中山。今ならGI級の強敵が相手でも互角に戦えるはずだ。


2017年最初の東京開催は一旦終了し、再び中山が舞台へ。
今年からGIに昇格した大阪杯への優先出走権が1着馬に与えられることになった伝統の中山記念
GIホース4頭が顔を揃え、ここをステップに大阪杯またはドバイへと向かう有力馬にとっては重要な一戦。
注目はアンビシャスとリアルスティールの5歳馬対決
昨年2,3着の2頭がこのレースをステップに重賞やGIを制覇するなど、しっかり力をつけての始動戦
両馬ともに目標は先だが無様なレースはできないだろう

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