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波乱で有名なスプリント重賞【第12回オーシャンステークス】

2017年3月4日(土)に中山競馬場で行われる芝1200mのGIIIレース【第12回夕刊フジ賞オーシャンステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【オーシャンステークス】歴史

inyofu 本競走は、2005年までオープン特別として行われていたが、2006年の短距離重賞路線の整備に伴い、GIII に格上げされた。中山競馬場の芝1200mを舞台に、4歳以上の別定重量で行われており、上半期のスプリント王決定戦・高松宮記念の前哨戦に位置付けられている。2014年から本競走の1着馬に高松宮記念の優先出走権が与えられている。
inyofu 競走名の『オーシャン(Ocean)』は、英語で「大洋」「大海」「海洋」という意味。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1200m(外回り)

スタート地点は2コーナー(外回りコース)の下り坂にある。3コーナーまでの距離は約300mと短いが、コーナーは比較的回りやすい。3コーナー半ばまで下りが続くため、前半のペースは速くなることが多い。4コーナーを回って直線は310m。直線の半ばには急勾配(高低差2.2m)の上り坂が待ち受ける。2014年の路盤改修後は3コーナーからスピードが乗りやすくなり、以前よりは上がりも出やすく(速く)なった。タフな馬場になりやすい春の開催では馬力と末脚、スピード勝負になりやすい秋の開催ではインで立ち回る器用さを要求されるコースだ。

2016年【第11回オーシャンステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、石橋騎手騎乗の5番人気エイシンブルズアイ(牡5=野中厩舎、父ベルグラヴィア、母ミスフィアファクター)がゴール前で差し切って初重賞制覇した。

【オーシャンステークス】レース傾向

inyofu GIで善戦した経験がある馬は堅実

過去10年の3着以内馬30頭中15頭は、「JRAのGI」において5着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率35.7%と好走率が高い。既にビッグレースで5着以内に入った経験のある馬は高く評価すべきだろう。
inyofu 「シルクロードS」組の扱いに注意

過去10年の出走馬160頭中、3分の1以上にあたる63頭は、「同年のシルクロードS」に出走していた。ただし、該当馬は優勝例がない上、3着内率は11.1%にとどまっている。
inyofu 近年は前走好走馬が優勢

過去4年の3着以内馬12頭中7頭は、前走の着順が「4着以内」だった。一方、前走で「5着以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率も12.5%にとどまっている。
inyofu 性別や馬体重にも注目

過去4年の3着以内馬12頭は、いずれも牡馬かせん馬だった。2012年以前は牝馬も健闘していたが、近年は好走例が途絶えているので注意したい。
過去のレース傾向では、【GI5着以内】【前走4着以内】【牡馬&せん馬】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第12回オーシャンステークス】登録馬

inyofu 地方馬

ブレイズアトレイル

賞金上位馬

スノードラゴン
レッドアリオン
ナックビーナス
バクシンテイオー
メラグラーナ

クリスマス
アースソニック
トウショウピスト
ウインムート
コスモドーム

ラインハート
ペイシャフェリス
ブレイブスマッシュ
フレイムヘイロー
ブラヴィッシモ

以下、除外対象馬

オメガヴェンデッタ
マイネルエテルネル
フルゲート16頭に対して18頭が登録されている今年のオーシャンステークス。現時点では2頭が除外対象となっているが、ブラヴィッシモが連闘になる為、オメガヴェンデッタの出走は叶いそうだ。

【第12回オーシャンステークス】予想オッズ

inyofu 1 メラグラーナ 2.6

2 ナックビーナス 4.6

3 ブレイブスマッシュ 5.5

4 クリスマス 7.2

5 スノードラゴン 8.0

6 レッドアリオン 11.6

7 バクシンテイオー 16.1

8 アースソニック 27.4

9 ウインムート 34.9

10 コスモドーム 38.2

11 トウショウピスト 40.4

12 オメガヴェンデッタ 58.2

13 ラインハート 130.3

14 ブレイズアトレイル 146.8

15 ブラヴィッシモ 165.0

16 ペイシャフェリス 320.8

17 マイネルエテルネル 376.6

18 フレイムヘイロー 495.0
現時点(水曜)での予想オッズでは、前走ラピスラズリSをしっかり勝ち上がってきたメラグラーナが1番人気。京都牝馬Sから巻き返したいナックビーナスが2番人気と続いている。

【第12回オーシャンステークス】有力馬は!?

【前走4着以内】
メラグラーナ
inyofu メラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)は重賞初挑戦の京阪杯では重馬場がこたえて14着に敗れたが、続くラピスラズリS(OP)でキッチリと巻き返して見せた。一息入れての重賞再挑戦となるが、前走と同条件でこのメンバーなら力上位と言っていいだろう。好走を期待。

【前走4着以内】【牡馬&せん馬】

ブレイブスマッシュ
inyofu ブレイブスマッシュ(美浦・小笠倫弘厩舎、牡4歳)は、デビュー13戦目で初のスプリント戦出走になる。昨秋からマイルのオープン特別を使われ、キャピタルSが0秒5差の3着、ニューイヤーSが0秒4差の4着。鞍上が抑えるのに苦労する行きっぷりを見せており、この距離が復活への起爆剤となるかもしれない。NHKマイルC、日本ダービーに駒を進めた実力馬の新味に期待したい。

ナックビーナス
inyofu ナックビーナス(美浦・杉浦宏昭厩舎、牝4歳)が逆転を狙う。ラピスラズリSでメラグラーナに差し切られて2着だったが、直後に同じ中山芝1200メートルのオープン特別・カーバンクルSを勝っている。前走は京都牝馬S7着で、関西遠征後の中1週となるが、全5勝中3勝をマークする芝1200メートル戦、かつ【1・1・1・0】の中山なら、巻き返しの可能性は十分ある。


1着馬に高松宮記念の優先出走権が与えられる重要な前哨戦【オーシャンステークス】
スプリントの路線の主役であるビッグアーサー、ダンスディレクターが故障で戦線を離脱。
さらに先週の阪急杯ではシュウジが8着に敗れており、ますます混沌と化すスプリント路線
その中でメラグラーナ、ナックビーナスと牝馬勢が人気の中心
個人的にブレイブスマッシュのスプリント適正に注目している。
もしここをアッサリ勝つようなことがあれば新星として高松宮記念が非常に楽しみになる。

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