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開催時期が変更で大阪杯を目指した前哨戦【第53回金鯱賞】

2017年3月11日(土)に中京競馬場で行われる芝2000mのGIIレース【第53回金鯱賞】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【金鯱賞】歴史

inyofu 本競走は1965年に創設された重賞競走で、第1回は4歳(現3歳)以上・別定重量の条件で中京競馬場の砂馬場1800mを舞台に11月に行われた。翌1966年からハンデキャップ競走に変更のうえ夏の開催に移行されたが、1969年に開催時期を3月に繰り上げられた。1971年から新設された中京競馬場の芝コース・1800mに舞台が変更されるとともに、開催時期を夏季に移設。
inyofu その後、1984年のグレード制の導入によりGIII に格付けされたが、1996年にGII に格上げされるとともに、負担重量が別定に、距離が2000mに変更された。また、開催時期は2012年に暮れの開催に変更となったが、2017年に大阪杯がGI に格上げされたことに伴い、本競走はその前哨戦として3月の開催に移設された。
競走名は名古屋城のシンボル「金の鯱」に由来する。鯱は水を呼び火を防ぐといわれているそうだ。

コースの特徴

inyofu 中京・芝2000m

ホームストレッチ半ばの上り坂からスタートして、コースを1周するレイアウト。決勝線を過ぎると1コーナーから2コーナー、向正面の半ばにかけて緩やかな上り勾配となるため、前半1000mはほぼ上り坂を走る構造。その後は3コーナーから4コーナー、直線の入り口まで緩やかに下っていくが、残り340m付近から再び急な坂を上るタフなコース。レース前半を上手く乗り切って、最後の直線でも末脚を伸ばせるだけの体力が要求される。

2016年【第52回金鯱賞】

動画を見る
昨年の同レースでは、池添騎手騎乗の4番人気ヤマカツエース(牡4=池添兼厩舎、父キングカメハメハ、母ヤマカツマリリン)がゴール前で差し切って優勝。

【金鯱賞】レース傾向(2012~2016年の中日新聞杯参考)

inyofu 年齢別の成績をチェック

2006~2010年の中京記念(小倉競馬場で行われた2011年は除く)、および2012~2016年の中日新聞杯を対象に年齢別の成績を調べてみると、全体的にあまり差のない成績となっており、7歳以上の馬も上々の成績を残している。
inyofu 前走の条件別成績も確認

2006~2010年の中京記念(小倉競馬場で行われた2011年は除く)、および2012~2016年の中日新聞杯を対象に、前走の条件別成績を調べてみると、該当馬が6頭と少ない前走「GI」組を除くと、前走がGII だった馬の成績が上位となっている。金鯱賞が大阪杯の前哨戦という位置付けで行われるだけに、出走馬の臨戦過程が対象としたレースと変わってくる可能性はあるが、参考にしてみたいデータだ。
inyofu 中京・芝2000mの馬番別成績は?

2012年にリニューアルされた中京競馬場。その2012年から2017年1月までに中京・芝2000mで行われた新馬・未勝利を除く全レースの馬番別成績を調べてみると、全体的に内寄りの馬番の方が良好な成績になっている。ただし、その中でも「1~2番」はやや劣勢となっている点は、覚えておいた方がいいかもしれない。
inyofu 好走馬の近走成績に特徴が

中京競馬場がリニューアルオープンした2012年以降の中日新聞杯を対象に、連対馬の共通点を探してみると、「3走前までに重賞で4着または5着に入っていた」という馬が毎年「1頭だけ」連対していることがわかった。このようなデータがあることを頭に入れておく手はあるだろう。
過去のレース傾向では、【前走GII】【3走前までに重賞で4,5着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第53回金鯱賞】登録馬

inyofu ヌーヴォレコルト
サトノノブレス
ルージュバック
ステファノス
ヒットザターゲット

ヤマカツエース
フルーキー
ヒストリカル
ナスノセイカン
パドルウィール

ロードヴァンドール
スズカデヴィアス
プロディガルサン
ルミナスウォリアー
アングライフェン

リアファル
タッチングスピーチ
トウシンモンステラ
フルゲート18頭に対して18頭が登録されている今年の金鯱賞。もちろん全馬出走可能だ。

【第53回金鯱賞】予想オッズ

inyofu 1 ヤマカツエース 3.2

2 ステファノス 3.9

3 プロディガルサン 4.6

4 ルージュバック 4.9

5 サトノノブレス 9.7

6 リアファル 14.0

7 ヌーヴォレコルト 28.7

8 タッチングスピーチ 30.0

9 パドルウィール 35.0

10 ヒストリカル 41.6

11 ルミナスウォリアー 73.9

12 ロードヴァンドール 74.1

13 スズカデヴィアス 78.1

14 フルーキー 89.8

15 ナスノセイカン 122.3

16 アングライフェン 130.5

17 ヒットザターゲット 139.9

18 トウシンモンステラ 532.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、前年の覇者ヤマカツエースが1番人気となっている。

【第53回】有力馬は!?

【3走前までに重賞で4,5着】
ヤマカツエース
inyofu 前走の有馬記念は、サトノダイヤモンド、キタサンブラック、ゴールドアクターの3強に続く4着。後方からの末脚勝負にかけ、1着のサトノに0秒3差まで迫った。それまでの3度のGIでは、いずれも2桁着順だったが、初めて好走。適距離とはいえない芝2500メートルで存在感を示した。今回は重賞3勝を誇る得意距離。ここを勝って、大阪杯へ弾みをつける。

【3走前までに重賞で4,5着】
ステファノス
inyofu ステファノス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は昨秋の天皇賞で3着に入り、続く香港Cでも3着と好走。中距離ではトップクラスの1頭と言っていいだろう。海外帰りの一戦となるが、悲願のGI制覇に向けて、まずはここで結果を出しておきたいところだ。

【前走GII】【3走前までに重賞で4,5着】
リアファル
inyofu リアファル(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は昨年の金鯱賞で、1着のヤマカツエースから0秒2差の5着。脚部不安による約1年の休養明けだったことを考えれば上々の結果だった。中京芝2000メートルでは3歳時にマレーシアCを快勝した実績があり、舞台適性は高い。前走のアメリカジョッキークラブCは、3コーナー過ぎで手応えが怪しくなり13着。2走ボケだったのか敗因ははっきりしないが、一昨年は神戸新聞杯を勝ち、菊花賞(3着)ではキタサンブラックとリアルスティールなどを抑えて1番人気に支持されたほどの素質馬。見直しが必要だ。


あれ?この前(2016年12月3日)やったばかりじゃん!と思われる方もいるかもしれないが、
大阪杯のGI昇格に伴い、そのステップレースとして今年から開催時期を3月に移設、 1着馬には大阪杯の優先出走権が与えられる
その中でも中心馬はやはり前年連覇のヤマカツエースとGIで好走が目立つステファノスか。
その2頭以上に注目しているのがリアファル。有力馬が後ろからなのに対して先行できるのが強み
前走は輸送しても太め残りだった印象で今回はしっかり乗り込んでいるので巻き返し可能だろう。
鞍上は中京2000mではトップ成績の武豊騎手を迎えて本馬にとってここが大事なレースとなりそうだ。

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