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史上7頭目の無敗馬誕生なるか!?【第77回桜花賞】

2017年4月9日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600mのGIレース【第77回桜花賞】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【桜花賞】歴史

inyofu 5大クラシック競走の第一弾として行われる本競走は、イギリスの1000ギニー(距離は1マイル:約1609m)に範をとり、最もスピードのある優秀な牝馬の選定および、優秀な繁殖牝馬を発掘するためのレースとして、1939年に4歳(現3歳)牝馬限定の条件で、中山競馬場・芝1800mを舞台に『中山四歳牝馬特別』として創設された。
inyofu その後、1947年に舞台を京都競馬場に移し、距離を芝1600mに変更したのを機に、レース名が『桜花賞』に改称された。1950年に阪神競馬場へ舞台が移されてからは、満開の桜が咲き誇る仁川のターフで数多くの名牝が名勝負を繰り広げてきた。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝1600m(外回り)

スタート後、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上り。4コーナーから緩やかな下りで、直線に向いてからも半ば(残り190m付近)まで下っていく。直線距離は476.3m(Bコース使用時)。ゴール前に急な上り(高低差1.8m)がある。前半に負荷がかかりやすい構造で、道中は脚をため、直線でスピードを発揮する馬が基本的に有利。ただし、極端にスローなペースになれば逃げ馬が有利となる。開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る能力や先行力が重要になりやすい。

2016年【第76回桜花賞】

動画を見る
昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の3番人気のジュエラー(牝3=藤岡厩舎、父ヴィクトワールピサ、母バルドウィナ)がゴール前でシンハライトとクビの上げ下げに勝ち、重賞初制覇をGI勝利で飾った。

【桜花賞】レース傾向

inyofu 単勝オッズ別の成績をチェック

過去10年の桜花賞で単勝オッズ「1.4倍以下」の断然人気に支持された馬は3頭いたが、その3頭とも2着以内を確保している。しかし、「1.5~1.9倍」の馬は2頭とも4着以下に敗れている(2015年9着ルージュバック、2016年4着メジャーエンブレム)。それに対し、「2.0~4.9倍」と「5.0~6.9倍」の範囲は上々の成績となっており、それに続く「7.0~9.9倍」も優勝馬こそ出ていないものの3着内率は40.0%をマークしている。また、10倍以上の馬が3勝、2着4回、3着8回と計15頭が3着以内に入っており、伏兵馬の台頭にも注意しておきたいところだ。
inyofu 前走の単勝人気別の成績もチェック

過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「1番人気」または「2番人気」だった馬が好成績。しかし、前走で「3番人気」だった馬は21頭が出走したものの未勝利で、2着と3着も各1回といまひとつの結果になっている。
inyofu 前走のレース別の成績に特徴あり

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、桜花賞で好結果を残した馬の大半は「チューリップ賞」からの臨戦馬だった。桜花賞と同じ舞台、距離で争われる「チューリップ賞」をステップレースに選んだ馬には今年も注目が必要だ。一方、「フィリーズレビュー」から臨んで勝利を挙げた馬は2008年のレジネッタのみ。関東圏の競馬場で行われる「クイーンC」、「フラワーC」組からは、2着馬が計4頭出ているものの、優勝馬は1頭も出ていない。
inyofu キャリア別の成績にも特徴あり

過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、桜花賞で3着以内に入った馬の大半はキャリア3戦から6戦の馬。しかしながら、キャリア「3、4戦」組は3着内率が35%を超えているのに対し、「5、6戦」組は3着以内に計12頭入っているものの、好走率がいまひとつという点は注意すべきだろう。また、キャリア「7戦以上」の馬は苦戦傾向がハッキリ。2008年2着のエフティマイア(キャリア8戦)以外は全て4着以下に敗れている。
inyofu 単勝1番人気で敗れた経験が重要?

過去10年の桜花賞では、「単勝1番人気で2着以下に敗れた」という経験を持っている馬が2着以内に入るケースが多い。ちなみに例外となっている2011年は、3着馬トレンドハンターが4走前の新馬戦で1番人気に支持され2着に敗れていた。2013年以降は、新馬・未勝利戦以外でこの条件に該当していた馬が連対している。そのあたりを考えつつ、出走馬の過去の成績をチェックする手はあるかもしれない。
inyofu 牡馬混合重賞で3着以内に入っていた馬に要注目

ここ3年の桜花賞では、過去に牡馬混合の重賞で3着以内に入っていた馬が優勝している。今年もハイレベルな戦いが予想されるだけに、牡馬相手に好走した経験に注目する手はありそうだ。ちなみに、昨年は該当馬が3頭いて、その中で最も人気を集めていた3番人気のジュエラーが優勝した(他の2頭は9番人気と10番人気)。
過去のレース傾向では、【単勝1.4倍以下】【前走1,2番人気】【前走チューリップ賞】【キャリア3,4戦】【単勝1番人気で2着以下の経験】【牡馬混合重賞で3着以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第77回桜花賞】登録馬

inyofu 以下、8頭は優先出走馬
カラクレナイ
ゴールドケープ
ソウルスターリング
ディアドラ
ミスパンテール

ライジングリーズン
リスグラシュー
レーヌミノル

以下、賞金上位順
ジューヌエコール
アドマイヤミヤビ
ヴゼットジョリー
ミスエルテ
アエロリット

アロンザモナ
サロニカ
ショーウェイ
カリビアンゴールド
カワキタエンカ

スズカゼ
ハローユニコーン
ベルカプリ
フェルトベルク
フルゲート18頭に対して22頭が登録されている今年の桜花賞。現時点で抽選対象馬は5頭中2頭が出走できる見込みだ。

【第77回桜花賞】予想オッズ

inyofu 1 ソウルスターリング 1.7
2 アドマイヤミヤビ 3.7
3 リスグラシュー 8.4
4 ミスエルテ 9.6
5 ミスパンテール 16.2
6 カラクレナイ 19.4
7 アエロリット 23.7
8 レーヌミノル 38.8
9 ライジングリーズン 47.3
10 サロニカ 65.8
11 ヴゼットジョリー 76.7
12 ジューヌエコール 128.4
13 ゴールドケープ 190.4
14 カワキタエンカ 227.5
15 ディアドラ 265.8
16 アロンザモナ 501.8
17 カリビアンゴールド 1013.0
18 ハローユニコーン 1052.7
19 スズカゼ 1220.2
20 ショーウェイ 1342.3
21 ベルカプリ 1677.8
22 フェルトベルク 2065.0
現時点(水曜)での予想オッズでは、ソウルスターリングが1.7倍で圧倒的人気だが、当日は更にオッズが下がることが予想される。

【第77回桜花賞】有力馬は!?

【前走1,2番人気】【前走チューリップ賞】【キャリア3,4戦】
ソウルスターリング
inyofu ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は2歳時に無傷の3連勝で阪神JFを制覇。今年初戦のチューリップ賞でも、直線で楽々と抜け出し力の違いを見せつけた。能力の高さもさることながら、レースセンスも抜群で隙がない。2004年ダンスインザムード以来、史上7頭目の無敗制覇の可能性は高そうだ。

【前走1,2番人気】【キャリア3,4戦】
アドマイヤミヤビ
inyofu 未勝利→500万下・百日草特別→クイーンCと3連勝中。特に、2走前の百日草特別は、皐月賞の有力候補と目されるカデナ(のちに京都2歳S、弥生賞をV)、アウトライアーズ(のちにフジテレビ賞スプリングS2着)を退けての勝利だった。年明け初戦のクイーンCも、メンバー最速となる上がり3ハロン33秒6の末脚で危なげない勝利。父は大舞台での強さに定評のあるハーツクライ、母系も近親にディープインパクト、ブラックタイドがいるように、文句のつけようがない。阪神のマイル戦も未勝利戦で勝っており、不安は皆無。

【前走1,2番人気】【前走チューリップ賞】【単勝1番人気で2着以下の経験】【牡馬混合重賞で3着以内】
リスグラシュー
inyofu アドマイアヤミヤビと同じハーツクライ産駒のリスグラシュー(栗東・矢作芳人厩舎)は、阪神JFで0秒2歳の2着。大外18番枠からのスタートで後手に回り、後方からの競馬を余儀なくされたが、直線での伸び脚は目を見張るものだった。始動戦のチューリップ賞は3着に敗れたが、勝ち馬から0秒4差なら年明け初戦としては上々。休み明けをひと叩きされて型通り良化しており、本番での巻き返しは必至とみる。


いよいよ春のクラシックシーズン到来その第1弾が桜花賞
来週の皐月賞よりハイレベルなメンバーが揃った印象。
その中でどうしても注目してしまうのはソウルスターリング
メンバー唯一4戦4勝の無敗馬で桜花賞でも当然のごとく、双璧をなすファンディーナは皐月賞を選んだ影響で
圧倒的1番人気は決定的だろう。
ここまで全く危なげなく勝ち進んでおり、桜花賞は果たしてどんな勝ち方をするかでホースマンは興味津々だ
その打倒ソウルスターリングの筆頭候補であるアドマイヤミヤビや、ここ2戦の雪辱を晴らしたいリスグラシュー。
また上記では取り上げていないが、
前哨戦のフィリーズレビューでは後方からまとめて差し切ったカラクレナイ
朝日杯フューチュリティステークスで折り合いがつかなかったフランケル産駒でもう1頭の怪物ミスエルテ
チューリップ賞をキャリア2戦目でソウルスターリングとリスグラシューの間に割って入ったミスパンテールなど
魅力あふれる素質馬達がどこまで迫れるかが、レースの見どころとなりそうだ。

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