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「ファンディーナ」スピードとパワーが違う!しっかり能力を発揮する【皐月賞】

3戦3勝、紅一点のファンディーナが皐月賞に駒を進める。500キロを超える雄大な馬格を持つ彼女は、デビュー戦は9馬身差逃げ切り、2戦目のつばき賞は上がり3ハロン33秒0の鬼脚で差し切り勝ちを収めて大器の片鱗を見せつける。そして、初の遠征となったフラワーカップではステッキを入れることなく5馬身突き放す衝撃の走りを見せた。まだまだ底を見せておらず、本気で走らせたらどれだけやれるか非常に楽しみである。能力拮抗の牡馬たちを一蹴する走りを見せられるか。そんなファンディーナについてまとめてみた。
ファンディーナ

【新馬】性能の違いで9馬身差圧勝!

7番枠から好スタートを決めて先手を奪うと、前半1000m63秒4のマイペースに持ち込む。そして直線の入り口で、岩田騎手が少し気合を入れただけで一気に加速し、残り300mからほとんど追わない状態で2着馬に9馬身差をつける圧勝でデビュー戦を飾った。
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inyofu 1着 ファンディーナ(岩田康誠騎手) 「追い切りの感じから走るのは分かっていました。スタートが良くハナに立ちましたが、気持ちがおっとりしているので、どこからでも競馬ができそうです」
inyofu (高野友和調教師) 「スタート練習での遅さがどうかと思っていましたが大丈夫でした。伸びしろがありそうですし、大型馬なので足元も含めて無事に行ってほしいですね。無事なら性格もいいですし、いいところまで連れて行ってくれるのではないでしょうか。レース選択はオーナーとしっかり相談したいです」

【つばき賞】上がり33秒0!衝撃の末脚で2連勝!

9頭立ての7番枠からまずまずのスタートを切り、外のタガノアスワドに先手を譲る形で3番手からレースを進める。前半1000m64秒1の超スローペースでも慌てずに体力を温存。直線では上がり3ハロン33秒0の強烈な末脚を繰り出し、逃げ切りを図るタガノアスワドを一気にかわし去り2連勝を飾った。
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inyofu 1着 ファンディーナ(川田騎手) 「素晴らしいです。相当走ります。3番手から直線で伸ばして、いい経験が出来ました」
inyofu (高野友和調教師) 「2戦目なので、精神的な変調をきたしていないか見ていました。初戦よりは気合いが乗っていたので、上がり過ぎないようにしました。行ってくれる馬がいましたし、打ち合わせ通りの競馬が出来ました。この後は様子を見ながら、相談して決めたいと思います」

【フラワーC】これぞ独壇場!3連勝でいざクラシック!

初めての遠征として中山・フラワーCに出走した。12番枠からまずまずのスタートを切ると、ドロウアカードを見るような格好で2番手の好位につける。ドロウアカードが1ハロン12秒前半のペースを刻み続ける中、4コーナーでゴーサインを出すと一気に加速。最後の直線では岩田騎手が全く追うことなく後続を突き放し、2着に5馬身差をつけ無傷の3連勝を果たした。
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inyofu 1着 ファンディーナ(岩田康誠騎手) 「思った以上に走ってくれましたし、期待通りに成長してくれています。完歩の大きい馬で、無理に抑えることなく、スッと反応してくれました。距離は伸びても、短くなっても対応可能です。レースに行けば、言うことを聞いてくれる馬です。チャンスのある馬に乗せていただきましたし、この後も頑張ります」
inyofu (高野友和調教師) 「輸送、スタンド前発走、コーナー4つ、直線の坂など、全てが初めてでしたが、克服というよりもすべてを体験できて良かったです。輸送は思った以上にスムーズでした。今後については、色々案はありますが、馬の状態次第です。すべてをチェックして、馬の状態をオーナーに伝えてから決定します」

【皐月賞】直前情報! 無理なくいい調整!

inyofu (調教過程を振り返って) 「年明けから中3週、中3週で使っていて、しかも3走目は重賞で輸送を挟んでいますので、(今回は)すでに仕上がっている状況です。ですから、調教で能力アップを目指そうとか、そういうことは考えずに、本当に調整というか、馬の状態を適度に保つという感じでこの中間はやれば良いなという感じでした。1週前からそれほどやらずに、整える程度という感じでした。ただ、併せ馬を用意して気を抜かないようにはしました。良い1週前追い切りはできました。  今日も、まずやりすぎることはないだろうということで、無理しないようにという指示は出しています。馬場状態を見たら、今日の坂路のチップは正直酷いというか、時計はまず出ないという馬場でしたので、普通に乗っているだけでいいという馬場でした。とにかく無理せず安全に乗ればいいという感じでした。1週前と同じように、先行馬を用意して、乗り役には一歩ずつ確認しながらミスステップしないようにという指示をして、無理なく良い調整ができたのではないでしょうか」
inyofu (今回のレースに向けて) 「初めて牡馬の一線級と戦うので、どういうレースをするのかというのは楽しみがあります。この馬の能力を信じて乗るだけです。  この馬のスタイルを崩さずスタートして、この馬のリズムを守れば前々でのレースになるのではないかと思います。良いパフォーマンスをしてくれるのではないでしょうか。  火曜日に一回乗せていただいて、すごく落ち着きがありました。坂路、Cウッドというメニューをこなしました。  (これまで乗ってきた名牝に)似たような背中をしていますし、スピードもパワーもありますので、名牝になれるような器だと思います。  強い相手ですが、この馬の能力を信じて頑張ります」

皐月賞の傾向!嬉しいデータのオンパレード!

inyofu 過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、「JRAの1800m以上の重賞」において連対経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率6.3%と苦戦している。重賞で優勝争いに絡んだことがない馬や、1800m未満の重賞でしか連対経験のない馬は割り引きが必要だ。
inyofu 過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、前走の着順が「2着以内」だった。一方、「3着以下」だった馬は3着内率8.9%と苦戦している。前走の成績を比較する際は、着順が良かった馬を素直に重視したい。
inyofu 過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、前走の単勝人気が「1番人気」だった。該当馬は3着内率46.3%と好走率も非常に高い。直近のレースで「1番人気」に支持されていた馬は、レースの内容にかかわらずマークしておくべきだろう。
inyofu 過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、通算出走数が「5戦以内」だった。一方、「6戦以上」だった馬は3着内率9.9%と苦戦している。キャリアが豊富な馬は評価を下げたい。
inyofu 過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、「今回と同じ騎手が騎乗したJRAのレースで優勝経験がある」馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率6.8%と苦戦している。各馬の戦績をチェックする際は、今回と同じ騎手で臨んだレースでの成績も確認しておきたいところだ。

牝馬の皐月賞出走は2014年バウンスシャッセ以来3年ぶり。優勝すれば1948年ヒデヒカリ以来、69年ぶりの大偉業達成となる。レースの経験が少ないことも皐月賞では大きな魅力。馬主のターフ・スポートも長きにわたってクラブ法人を続けているが、未だGⅠ勝ちには届いていない。老舗クラブの、日本競馬の歴史を塗り替える走りが大いに期待される。

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