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史上3頭目の連覇へ!!障害レースの最高峰【第19回中山グランドジャンプ】

2017年4月15日(土)に中山競馬場で行われる芝4250mの障害GIレース【第19回中山グランドジャンプ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山グランドジャンプ】歴史

inyofu 本競走は、1934年に当時の中山競馬倶楽部理事長であった肥田金一郎氏が、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)に匹敵する中山競馬場の名物レースを開催する目的で創設した『大障害特別』が前身で、第1回は同年12月に中山競馬場・芝4100mで行われ、翌1935年から春と秋の2回開催となった。1948年秋より『中山大障害』の名称となり長年親しまれてきたが、1999年の障害競走の改革に伴うグレード制導入により、最高峰であるJ・GI に格付けのうえ、負担重量も別定重量から定量に変更され、春の競走が『中山グランドジャンプ』としてリニューアルされた。
inyofu 『中山グランドジャンプ』の第1回と第2回は芝・4100mで行われたが、2001年の第3回から国内最長距離となる芝・外回りの4250mに延長され、現在に至っている。9つの障害を合計12回飛越し、バンケットを5回下って上るこのコースは、飛越テクニックとスタミナ、そして精神力が試される“国内最高峰の障害レース“と言える。

コースの特徴

inyofu 中山・障害4250m(芝・外回り)

暮れの中山大障害と共に障害界の最高峰と位置づけられている大一番は、年に2回しか使用されない襷(たすき)コース(通称・大障害コース)を舞台に争われる。この大障害コースに待ち受ける2つの名物が高さ1.6m、幅2.05mの「大竹柵」と、高さ1.6m、幅2.4mの「大いけ垣」だ。他の竹柵、いけ垣障害などより、20~40cmも高く設定されている難関に人馬が挑む瞬間は、レースの最大の見せ場でもある。また、レース終盤は、向正面から“芝の外回りコース”を使用することも見逃せないポイント。ゴールまでには3つの置障害が設置されているものの、例年のレースの上がりタイムは、中山大障害(最後の直線に置障害がない)と比べて大きな差はなく、スタミナ、飛越力と共に”平地力”も要求されることを物語っている。

2016年【第18回中山グランドジャンプ】

動画を見る
昨年の同レースでは、石神騎手騎乗の2番人気オジュウチョウサン(牡5=石神厩舎、父ステイゴールド)がゴール前で1番人気のサナシオンを抜き去りGIを初制覇。

【中山グランドジャンプ】レース傾向

inyofu 単勝人気とオッズ別の成績をチェック

対象とした過去10回の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」と「2番人気」は連対率60.0%をマーク。特に「2番人気」は、3着内率が80.0%と高い数値になっている。その他で注目できるのは、8番人気馬が3着内率50.0%と活躍していること。また、単勝オッズ別の成績を見てみると、「4.9倍以下」は3着内率72.2%と良好な成績になっている。今年もそれらの点を頭に入れておくといいかもしれない。
inyofu 馬番別の成績も特徴的

中山グランドジャンプは大障害コースを通過するため、8の字を描くように周回し、距離も4250mと長いレースではあるが、馬番別の成績には特徴的な傾向がある。対象とした10回の馬番別成績を調べると、優勝馬10頭のうち7頭は9番より外の馬番で、逆に3着馬は対象とした過去10回全てで8番より内の馬番となっていた。
inyofu 前走のレース別の成績もチェック

対象とした過去10回の出走馬の前走のレース別成績を調べてみると、3着以内馬の大半は「阪神スプリングジャンプ」または「ペガサスジャンプS」から臨んだ馬だった。さらに、最も多い6頭の優勝馬を送り出している「ペガサスジャンプS」組の成績を、そこでの着順別にチェックしてみると、3着以内に入っていた馬の成績が上々となっている一方で、6~9着に敗れていた馬も健闘を見せている。しかし、その間の「4、5着」組の連対がゼロとなっている点は興味深い。
inyofu 大型馬が優勢

対象とした過去10回のうち8回の優勝馬は、当日の馬体重が「480kg以上」だった。「438kg以下」組の2勝は、いずれもカラジによるものだ。また、2着馬10頭のうち8頭は、「460~498kg」の範囲に集中している。
inyofu 近走の成績にも要注目

対象とした過去10回の中山グランドジャンプでは、「3走前までに日本の障害競走で2着または3着があった」という経験を持つ馬が毎回連対している。その該当レースは、全てオープンクラスのレースだった。今年も出走各馬の戦歴をチェックしておくことをお勧めしたい。
過去のレース傾向では、【1.2番人気】【9番より外の馬番】【前走阪神スプリングorペガサスジャンプ】【当日の馬体重480kg以上】【3走前までに2.3着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第19回中山グランドジャンプ】登録馬

inyofu オジュウチョウサン
アップトゥデイト
タイセイドリーム
サンレイデューク
メイショウヒデタダ

ウインヤード
アイティテイオー
ラステラ
ルペールノエル
クリノダイコクテン

ティリアンパープル
ワンダフルワールド
トーセンハナミズキ
フルゲート16頭に対して13頭が登録されている今年の中山グランドジャンプ。なお、このレースに除外対象馬はいない。

【第19回中山グランドジャンプ】有力馬は!?

【前走阪神スプリングorペガサスジャンプ】【当日の馬体重480kg以上】
オジュウチョウサン
inyofu 昨年のこのレースを勝ってから完全に本格化。
そこから負けなしの5連勝と文句なしの強さを発揮し続けている。
特筆すべきは、コースの特異性がある中山だけでなく、東京や阪神でも負けていないこと。
そして、5戦すべて62キロ以上を背負って勝ち続けていることだろう。
石神深一騎手とのコンタクトも何ひとつ不安はなく、定量戦ならばまず負けるシーンは思い浮かばない。
これまで落馬の経験はなく、ここも無事に飛越を終えれば、おのずと結果はついてくるはずだ。

【前走阪神スプリングorペガサスジャンプ】【当日の馬体重480kg以上】【3走前までに2.3着】
アップトゥデイト
inyofu この昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサンに2戦続けて2着に敗れているのが、
一昨年の最優秀障害馬アップトゥデイト(栗東・佐々木晶三厩舎、牡7歳)。
現状は相手の実力を認めざるを得ない状況にあるが、陣営はこの中間もスタミナ強化に努め、
暮れの大障害とはコースが異なる点に期待を持っている。
前走では、暮れの大障害でつけられた9馬身の差を2馬身半まで詰めており、3度目の正直でリベンジを果たす構えだ。

【前走阪神スプリングorペガサスジャンプ】【当日の馬体重480kg以上】
メイショウヒデタダ
inyofu 実績では見劣るものの、もっかの勢いが目を引く存在といえばメイショウヒデタダ(栗東・南井克巳厩舎、牡8歳)だろう。
春麗ジャンプSを逃げ切り、前走のペガサスジャンプSでも積極的な競馬で後続を突き放し、
最後は8馬身差の圧勝。キャリアを積んで地力をつけてきた。
今回は初の大障害コースで斤量も増えるだけに楽観視はできないが、すっかり手の内に入れたベテラン熊沢重文騎手とのコンビで一発を狙う。


中山大障害と共に国内の障害界最高峰と言える大一番は、
年に2回しか使用されない襷コースを使用しての競走で、このコースは大障害コースと呼ばれている。
そんな中山グランドジャンプに集まったのは13頭。メンバーの中で実績的に抜けているのはオジュウチョウサン。
過去の勝ち馬には国内外の障害馬が名を連ねており、
連覇したのはゴーカイ(2連覇)、カラジ(3連覇)の2頭。
人気が予想されるオジュウチョウサンには3頭目の連覇の期待がかかっている。

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