TOP > レース > 上位3頭へ!!オークス切符を賭けた熾烈な戦い【第52回フローラステークス】
レース

上位3頭へ!!オークス切符を賭けた熾烈な戦い【第52回フローラステークス】

2017年4月23日(日)に東京競馬場で行われる芝2000mのGIIレース【第52回サンケイスポーツ賞フローラステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
umakyure

【フローラステークス】歴史

inyofu 1966年、オークストライアルとして4歳(現3歳)牝馬限定・定量による重賞競走『サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(オークストライアル)』の名称で創設されたが、2001年に馬齢表記の国際基準への変更に伴い、現在のレース名『サンケイスポーツ賞フローラステークス(オークストライアル)』に改称された。なお、オークストライアルとして、本競走の1~3着馬にオークスへの優先出走権が与えられている。
inyofu 創設以降しばらくは東京競馬場・芝1800mで行われていたが、芝2400mで行われるオークスに対し、そのトライアルレースとしての位置付けをより明確にするため、1987年から芝2000mに延長され、現在に至っている。これによって、より中・長距離レースへの適性が問われることとなり、いっそうオークスとの関連性が深まった。
inyofu 競走名の『フローラ(Flora)』は、ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神の名。また、ある特定の地域もしくは時代に生育する各種植物の全種類の意。

コースの特徴

inyofu 東京・芝2000m

1コーナー奥にあるスタート地点から2コーナーに向かっていくレイアウト。2コーナーまでの距離が短いため、外めを通らされると距離のロスが大きい。向正面半ばに上り坂があり、そこから3コーナーにかけて下り。直線は525.9m。直線に向いてすぐ約160mの急な上りがあり、その後約300mはほぼ平坦。坂を上った後に、ゴール前でもう一度末脚を伸ばすことが求められるタフなコース。レース前半を器用に立ち回ることができて、直線でより速い末脚を発揮する能力、タフなコースを押し切るだけの体力を持つ馬が好走しやすい。

2016年【第51回フローラステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、ルメール騎手騎乗の3番人気チェッキーノ(藤沢和厩舎、父キングカメハメハ)が直線で突き抜けて3連勝で重賞初制覇。

【フローラステークス】レース傾向

inyofu 芝1600~2000mでの実績が重要

過去10年の3着以内馬30頭は、いずれも“JRAの芝1600~2000mのレース”において優勝経験がある馬だった。1600m未満や2000mを超える距離のレース、ダートのレースでしか優勝経験がない馬は評価を下げたいところだ。
inyofu 大敗から巻き返した馬は多くない

過去10年の前走の着順別成績を調べると、前走で「10着以下」だった馬は3着以内に入った例がない。また、前走で「3着以内」だった馬の3着内率が22.8%なのに対し、「4着以下」だった馬の3着内率は11.0%にとどまっている。波乱の決着も珍しくないレースだが、前走で大敗していた馬はやや評価を下げたい。
inyofu 前走の単勝人気も重要なポイント

過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、前走の単勝人気が「3番人気以内」だった。一方、「4番人気以下」だった馬は3着内率が12.2%にとどまっている上、優勝を果たしたのは2008年のレッドアゲートが最後、2着となったのは2012年のアイスフォーリスが最後である。臨戦過程を比較する際は、前走の着順だけでなく、そこでの単勝人気もチェックしておくべきだろう。
inyofu 不安要素が少ない馬に注目

過去8年の優勝馬は、いずれも“JRAの芝1600~2000m、かつ単勝1番人気だったレース”において優勝経験がある馬だった。また、この8頭は「前走の着順が4着以内」だった点、「前走の単勝人気が3番人気以内」だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【芝1600~2000mで1着】【前走3着以内】【前走3番人気以内】【芝1600~2000m&単勝1番人気で1着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第52回フローラステークス】登録馬

inyofu アロンザモナ
ディーパワンサ
フローレスマジック
ホウオウパフューム
モズカッチャン

以下、抽選対象馬(13/17)

アドマイヤローザ
アンネリース
キャナルストリート
ザクイーン
タガノアスワド

ドリームマジック
ニシノアモーレ
ピスカデーラ
ビルズトレジャー
ブラックスビーチ

ムーンザムーン
メイショウササユリ
ヤマカツグレース
ラユロット
レッドコルディス

レッドミラベル
ワラッチャウヨネ
フルゲート18頭に対して22頭が登録されている今年のフローラステークス。現時点ではアルテミスSで2着があるフローレスマジック以外の1勝馬17頭中13頭が抽選となっている。

【第52回フローラステークス】予想オッズ

inyofu 1 フローレスマジック 2.3
2 ホウオウパフューム 3.0
3 アドマイヤローザ 6.7
4 ディーパワンサ 7.4
5 タガノアスワド 16.2
6 ヤマカツグレース 17.2
7 レッドミラベル 23.1
8 ムーンザムーン 40.3
9 レッドコルディス 56.6
10 ザクイーン 56.7
11 ビルズトレジャー 72.2
12 ブラックスビーチ 82.0
13 アロンザモナ 84.6
14 ニシノアモーレ 94.4
15 モズカッチャン 111.2
16 キャナルストリート 143.9
17 アンネリース 148.1
18 ドリームマジック 254.9
19 ピスカデーラ 324.4
20 ワラッチャウヨネ 375.6
21 ラユロット 532.6
22 メイショウササユリ 585.0
現時点(水曜)での予想オッズでは、前走クイーンカップ3着のフローレスマジックが1番人気となっている。

【第52回フローラステークス】有力馬は!?

【芝1600~2000mで1着】【前走3着以内】【前走3番人気以内】【芝1600~2000m&単勝1番人気で1着】
フローレスマジック
inyofu フローレスマジック(牝3、美浦・木村哲也厩舎)はアルテミスSで2着、クイーンCで3着とここで上位の実績を挙げている。ここまでマイル戦の経験しかないが、全姉ラキシスはエリザベス女王杯を優勝、全兄サトノアラジンも3歳時に古馬相手の2000m戦で連勝しており、対応に問題はなさそう。休み明けでもキッチリと結果を出して本番に臨みたいところだ。

【芝1600~2000mで1着】【前走3着以内】【前走3番人気以内】【芝1600~2000m&単勝1番人気で1着】
ホウオウパフューム
inyofu 新馬戦こそ3着に敗れたものの、1800メートルから2000メートルに距離を延ばしたここ2戦は牡馬を相手に強い内容を披露。特に前走の寒竹賞では、4コーナー最後方から桁違いの末脚で2馬身突き抜けた。その後は桜花賞に目もくれず、距離適性が重視されてオークスを照準に調整。1週前も上々の動きを見せた。「目標は先だけど、きっちり仕上げていく。勝ってオークスへ向かいたい」と奥村武調教師は仕上がりに太鼓判。2走前に今回と同じ東京2000メートルを勝っており、不安らしい不安はない。

【芝1600~2000mで1着】【前走3着以内】【前走3番人気以内】【芝1600~2000m&単勝1番人気で1着】
タガノアスワド
inyofu タガノアスワド(栗東・五十嵐忠男厩舎)は、前走のつばき賞で0秒3差2着。皐月賞で1番人気(7着)に支持された素質馬ファンディーナが相手だけに、評価できる。3馬身半差Vの新馬戦で2000メートルの適性は証明済み。2戦続けて逃げており、先行力は開幕週の馬場で有利に働きそうだ。


今週から関東圏のレースは東京競馬場へ。開幕週の日曜メインは、オークストライアルのフローラステークス。
過去5年は勝ち馬こそ出ていないものの、このうちの4頭がオークスでも馬券圏内に好走しており、目が離せないレースだ。
上記の有力馬3頭で最も注目しているのは、タガノアスワド
新馬戦の中京を逃げ切って、前走つばき賞でファンディーナには離されてしまったものの3着馬には7馬身差と強い内容
休み明けや騎手で嫌われるなら積極的に狙いたくなる。
3頭以外ならディーパワンサに注目。阪神JFで4着。
上位3頭が桜花賞でも3着まで独占し4着だった本馬にも期待がかかる。左回りで連勝しており、課題は距離1つだろう
メンバーを見る限りレベルは決して高くはないので、オークスへの優先出走権をかけた激しい戦いが繰り広げられそうだ。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line